FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による売却)コンサルティング案件が増加中です。
・バイヤーエージェントの報酬はバイヤーからお支払い頂きたい
・自宅も自分で売却することでリスティングエージェントへの報酬をゼロにしたい
という方はこちらからご連絡ください。
コンサルティング料金は発生しますが、リスティングエージェント雇用よりは大幅に節約が可能です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
本シリーズではアメリカ不動産市場で物件を探す時のコツについて触り部分をお伝えしてきました。
情報化社会の現代は一昔前と比べると不動産事業の進め方は随分と変化したように思います。
全てはインターネット革命によりもたらされたものですが、それこそ90年代までは物件情報を取得するには
- 専門雑誌
- 新聞広告
等が主な情報源でした。
必然的に自分の活動範囲はほぼ地域市場に限られるものでしたし、他の地域市場でも有利に取引を進めようと思うのであれば当地にいるパートナーに頼るしかなかったのです。
けれども今の時代は
- 物件を探す時
- 物件を契約する時
- 物件を管理する時
これらすべてにインターネット技術が深く入り込んでおり、他の業界と同様に不動産事業もまた完全に仕事の在り方そのものが変わりました。
結果として、今の時代にアメリカ不動産市場でディール物件を取るには
「時間と空間を超えた瞬発力」
が勝負の時代です。
分野を変えて、
⇒ メジャーリーグの大谷翔平選手
⇒ ボクシングの井上尚弥選手
今をときめくこの二人に対する評価を聞く中で私(佐藤)が
「共通しているな」
と思うことがあります。それは二人それぞれの評価に
「基本に忠実だ」
という言葉があることです。
野球もボクシングも深い部分までは知らないのですが、私(佐藤)のような素人が見ても彼らの凄さには目を見開いてしまいます。
⇒ 連日ホームランを打ちまくる
⇒ 全て違うタイプのボディーブローで3度のダウンを奪う
そんな漫画を地でいく超人的な彼らの強さの根底には考えられないレベルで幾度となく繰り返されてきた基本練習の成果があるのでしょうし、その飽くなき反復練習の結果として前人未到の圧巻レベルの実績を叩き出しているのだろうと思います。
そしてスポーツとビジネスは根本的に違うとはいえ、
「基礎の上に成果が積み上げられる」
この真理は全く同じのはずです。
不動産事業にしても飽くなき反復練習を繰り返し続ける先に多少の光明が見えてくるものでしょうし、私(佐藤)自身も
「毎日経済と不動産市場を観察しています」
「ブログを毎日更新し続けています」
「年中無休です」
そんなことは何の自慢にもならない朝のラジオ体操の話でしょうし、それらの準備体操があってようやく舞台に片足を上げさせてもらえるものだと考えています。
基本に徹した行動を
そこで本シリーズでは特に初心者の方々が陥りがちな
- 物件状態(間取り)
- 物件価格
から先に見始めることは控え、3回唱えるロケーションを
ロケーション(州)
ロケーション(市)
ロケーション(スイートスポット)
と定義する中でロケーション(スイートスポット)に注目するとよい旨をお伝えしました。
このロケーション(スイートスポット)は自分自身の目標と目的に応じて大きく変わってきますので絶対解はなく、あくまでも自分基準で定めていく性質のものです。
そしてより厳密には全米の不動産市場を
キャッシュフロー市場
キャピタルゲイン市場
ハイブリッド市場
の3つに分け、その時の経済状況に応じて注目するロケーション(スイートスポット)を変えていくことが推奨されます。
言い換えると、米国内の物件を選ぶのに州境のボーダーは存在しないわけです。
今のような時間と空間を超えて活動が出来る時代には、自分の意識は常にボーダレスに飛ばしておく必要があると思います。
最後はやはりヒト
かくしてアメリカ不動産を全米規模で俯瞰していくことを基本として、けれども最終的に最も大事な要素は何かと問われればそれはやはり「ヒト」です。
- バイヤーエージェント
- リスティングエージェント
といった自分の物件を仲介してくれる人々の存在は不可欠ですし、常々全米をモニタリングしているとはいえ、いざという時に瞬発力をもって動けるのはやはり現地で活動してくれる彼らの存在があるからです。
また昨日もお伝えした知りようのない情報を教えてくれるのは単発チーム内の連携があってのことですし、彼らの協力があってこそ結構な確率でディール物件を取得することが出来るようになります。
ちなみに
「不動産ブローカーはAIの台頭により消失する職種の一つ」
と言われることは否定できない一面があると思います。
今では取引に動く場合はzoomを使っての内覧がほとんどですが、このzoom内覧が実現するのは現地で動いてくれるパートナーがいるからです。
けれども近い将来は今の3Dがより進化して内覧ロボットなるものが登場するかもしれませんし、ちょっとした質問にはリアルタイムに答えてくれるシステムも登場するかもしれません。
そうすると不動産権譲渡の仕組みにブロックチェーン技術が組み込まれた暁には、いよいよ人(ブローカー)の活躍どころがなくなるのかもしれません。
けれども、そうはいってもやはりAIには不可能だろうなと思えるのは
「その時の心理や状況を慮ってのアドバイス」
です。
本シリーズでお伝えした(合法な)インサイダー取引の奥深い部分などAIにはそもそも期待できないでしょうし、zoom内覧の最中にも突発的にAIが答えられないだろう質問が頭に浮かぶ場面の方が多いものです。
不動産取引において人が完全に排除されることは少なくとも私たちが生きている時代には起こり得ないでしょうし、現代の不動産事業のキモは
自分定義のロケーション(スイートスポット)を全米に散りばめること
各ロケーション(スイートスポット)に信頼できるエージェントを持つこと
この2点に尽きるのではないでしょうか。
投資案件をメールマガジンで無料購読。
下記よりメールアドレスをご登録ください。