FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による売却)コンサルティング案件が増加中です。
・バイヤーエージェントの報酬はバイヤーからお支払い頂きたい
・自宅も自分で売却することでリスティングエージェントへの報酬をゼロにしたい
という方はこちらからご連絡ください。
コンサルティング料金は発生しますが、リスティングエージェント雇用よりは大幅に節約が可能です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
先日、とある日系のお店で久しぶりにラーメンを食べました。
昨年のコロナ以降にあらゆるモノやサービスの価格が上昇していることが原因ですが、日本円にして約400円程値上がりしていました。
日本円換算で2,000円を優に超える価格です。
味はといえば日本で食するそれに叶うはずがなく、けれども他に選択肢がない上では本場の味を知る者としては割高に払ったような気分。
かくして食材にしても概ねほとんどの品物が値上がりしています。
そして
「米国の今のインフレは一過性のもの」
「インフレはこのまま長期に続く」
「一時的に大幅なデフレに振れる」
これらはいずれも現実となる可能性が否定出来ないところですが、その中でも一つ、ほぼ明確に分かっていることがあります。
それは
「米国ではインフレ上昇基調は変わらない」
ということです。
FRB(米連邦準備制度理事会)そのものが適度(目安は2%を少し超えるくらい)なインフレを必要とする以上、それに伴う政策が自分たちが生きている間に大きく変わるとは考えにくいのではないでしょうか。
給与格差に驚く
翻って日本。
少し前のことですが、驚く記事を目にしました。
最近は似たような論調の記事をよく目にしますが、この記事によると
MF(国際通貨基金)の予測(21年4月)では、20~26年の実質GDPは日本が8.9%上昇、韓国が17.0%上昇する見通しだ。日韓の格差は広がる。
とのこと。
格差うんぬんで言えば賛否両論が出てくるかもしれませんが、消費者目線で考えてみると少なくとも80年代までの日本を知る者としては
「日本は全く違う国になった」
これは否定出来ないように思います。
実際に日本を訪れる度に感じるのが物価の安さです。
冒頭のラーメンの値段とも似たような話になりますが、日本の吉野家の牛丼など並盛で400円とは衝撃の安さ。
また日本で暮らす友人知人の話を聞くと、今の日本の大卒の初任給が22万円程度とのこと。
この数字は、恐らく私(佐藤)が日本で暮らしていた学生時代に聞いた初任給とほぼ変わっていないと思います。
対する米国の場合は大卒の初任給は$5,000を超えており、日本円に換算すると初任給でも軽く倍以上の差が出ていることになります。
またとある日本で暮らす知人は特殊技能系の職についていますが、米国では同じ職業で年収$400,000以上もらっている人々がいる中、この知人の給与は月収20万台前半です。
最近よく耳にする
「日本では稼ぐことは難しい」
これは否定できないでしょうし、恐らくここから先もこの流れは大きくは変わらないのではないでしょうか。
経済的にも個の時代へ
このような日本と海外を比較した時に、度々賛否両論を巻き起こす歴史家・投資家のジム・ロジャーズ氏の持論に
「私が日本の若者であれば、今すぐに日本を出る」
というものがあります。
ロジャース氏は日本メディアでこう語るのみならず、母国語(英語)でのインタビューでも
「Japan's economy is disastrous.(日本の経済状況はひどい)」
と結構な頻度で日本を引き合いに出しているのを聞きますから心底そのように思っている様子。
けれどもロジャース氏の論点も理解はしますが、長年日米の双方を見てきた立場から言わせてもらえれば
「それでも日本の品質は世界最高レベル」
です。
お菓子の包一つにしても上品で上質。
清潔で上品、かつあらゆる質が最高に高い日本は世界中の人々から暮らしてみたい国に挙げられています。
⇛ 世界に誇る清潔度と品質
⇛ けれども所得はそうそうに上がらない
これらを踏まえてロジャーズ氏の言葉に乗っかるならば、答えは
「日本を出る」
ことではなく
「米国を中心とする海外で稼いだお金で日本で暮らす」
方がより上策なように思います。
実際、私(佐藤)の方に日本からお問い合わせくださる方々は
「米国で不動産事業を軸に、その利益を日本で暮らしながら享受したい」
という方々が多いものです。
これらのお問い合わせくださる方々の視点は正しく、もしも私(佐藤)自身が日本で暮らしていたとすれば、全く同じことを考えただろうと思います。
良し悪しを語るでもなく、少なくとも経済的な成長がこれからの日本には期待出来ないとすれば経済的にも個の時代を定義づけて
「日本国には頼り切らず、日本に居ながらにして海外で稼ぐ」
「外貨をもって日本で暮らす」
この式は恐らく、世界で最も豊かさを味わえる暮らし方になるように思います。
投資案件をメールマガジンで無料購読。
下記よりメールアドレスをご登録ください。