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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
小学4年生の時の先生がクラス全員に呪文のように頻繁に唱えさせていた言葉があります。
先生「楽あれば?」
生徒「苦あり!」
先生「苦あれば?」
生徒「楽あり!!」
事あるごとに上のことわざを繰り返し叩き込まれたおかげで今でもふとした瞬間にこのことわざが頭をよぎるのですが、当時幼心にも
「楽してると苦労が待ってるんだな」
「苦労すると楽できるんだな〜」
と、それが何なのかは完全にイメージは出来ないにせよ、おぼろげながらにも感じたものでした。
⇛ 楽をし続けるとやがて苦労する。
⇛ 苦労していると楽になってくる。
方向性が間違っていると徒労に終わってしまうものの、方向性さえ間違っていなければ苦労が報われるとはそのとおりだなと今では染み染み思います。
それでなくとも人は本能的に苦痛から逃れようと動くものですし、
- 精神的な苦痛
- 肉体的な苦痛
のいずれでも苦しみを伴う事象から逃れたいと考えるのは当然で、誰だって喜んで苦痛と付き合い続けようとは思いません。
だからこそ
⇛ 楽をし続けて後年苦労するのか
⇛ 苦労し続けて後年楽になりたいのか
のどちらかで言えば、誰だって
「後々楽になりたい」
と思うものでしょうし、とりわけ先の長い人生を考えるのであれば
「老後は楽になりたい」
と誰でも感じるものです。
本当のリスクを知る
そうした時に、社会人になってから
「苦あれば楽あり」
この言葉をより具体的に実現するには
「徹底してリスクを避け続ける必要がある」
という気づきを持ったことがありました。
単純に一日の始まりでも朝ベットから出るのを嫌がってダラダラしていると(楽をしていると)出勤時間直前に準備に追われて苦労するものです。
けれども眠気に打ち勝つというちょっとした苦を味わったとしても、シャッキっとベットから飛び起きてさっさと準備を整えるのであれば、気持ちよく一日をスタートさせることが出来ます。
一日の始まりだけを切り取ってもそこに
「楽あれば苦あり、苦あれば楽あり」
があるわけですが、簡単に言い換えると
「後から準備に追われてしまう」
というリスクを避けたいのなら、
「リスク回避の為に、さっとベットから起きて準備を開始する」
これしかありません。
これと同様の考え方で一日ではなく長い人生で考えた時に
「老後を楽にするには、徹底してリスクを避け続ける必要がある」
と思うのです。
今のうちにベットから飛び起きてどんどん動き、後年楽に楽になるように将来のリスクを避ける行動を取り続ける方が得策にきまっています。
その意味で私(佐藤)にとっては不動産事業を継続することは
「苦あれば楽あり」
の式で将来のリスクを回避する行為と言えそうです。
「投資には(事業には)リスクがある」
「お金を失うから怖い」
そんな認識が一般的かもしれませんが、現実には本当のリスクは全くの正反対で
「投資しないことのほうがリスクが高い」
「現状維持で生きようとすると先に相当な苦労が待っている」
これが事実だろうと思います。
とりわけパンデミック下において資本主義社会は相当に不安定な方向に加速し始めています。
「老後は政府が保証してくれる」
などとは夢物語もいいところでしょうし、企業年金が次々と崩れている今となっては
「老後は努めた会社が保証してくれる」
なんて上手い話は過去の話にしなくてはなりません(その方が気持ちも楽)。
間違いなく自分や家族の面倒は自分で見ていかねばならない時代に加速して突き進んでいますし、
「投資しないことのリスクは日々、加速度的に高まっている」
これが真実であり、本当のリスクは動かないことだと思います。
小さく始める
そこで
「将来のリスク回避の為に不動産投資に動く場合、どんな風に行動するべきでしょうか?」
と問われると、間違いないのは
「小さい規模で始めること」
です。
ここもまた
⇛ 最初は三輪車
⇛ 2番目に補助輪付き自転車
⇛ 3番目に次に補助輪なし自転車
の順番で良いでしょうし、自分が望むのなら果ては
⇛ モトクロスでアクロバット
のレベルまで進めばよいと思います。
実際には老後の自分を楽にするには補助輪なし自転車レベルでも十分なはずですし、
「苦あれば楽あり」
とは正にこのこと。
最初こそペダルをこぐのにも苦労しますが、段々と無意識にこげるようになり、最後は楽に自転車をこげるようになるものです。
そこで小さい規模で始めるとすれば
- 2ベッドルームのコンドミニアム(三輪車レベル)
- 2ベッドルームが100戸規模のアパート(モトクロスレベル)
の2つがあった時、仮に資金的に可能だったとしてもいきなり後者は避けた方が無難です。
100戸規模になると2ベッドルームコンドミニアムを所有する場合と単純に比較しても修繕発生率は100倍になっても不思議ではありませんし、三輪車しかこげないうちにモトクロスに飛び乗るのは危険極まりないものです。
やはり最初は小さい物件から始めることで
「物件を所有するとはこんなプロセスが必要なのか」
「テナントはこういう要求をしてくるものなのか」
「プロパティマネージャーとはこんな風にコミュニケーションするものなのか」
そんな一つひとつのプロセスを小さい規模で体感しながら進んだ方が良いと思います。
「苦あれば楽あり」
の苦にしても
「ちょっとずつ苦労する」
式の方が無理がないでしょうし、もうひとつの利点は小さい規模なら非常事態が発生してもすぐに脱出(売却)出来ます。
これがいきなり100戸規模のモトクロスレベルに飛び乗ってしまうと非常事態にすぐに降りることはまず不可能ですから、やがては100戸規模でもあらゆる事態に対応出来る実力は身につくとしても、最初はやはり小規模から開始するのが良策だろうと思います。
いずれにせよ今のような時代には投資に動かないことほどリスクの大きいことはないと思いますが、不動産投資を「安全に苦あれば楽あり」の式でいくのであれば
「小さい物件で開始してちょっとずつ苦労する」
これが最も無難なような気がします。
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