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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
かなり以前の話ですが、アウトソーシングしていた経理会社に大きな問題が発生したことがありました。
情報化社会のインフラがどんどん整い、破竹の勢いで世の中が変化し始めていた時期です。
恐らく、私たちが生きる今の時代は後の歴史の教科書では
- 2000年前後から世の中は情報化社会に変化
- 通信も大幅に改善
- AIの台頭へと発展した時代
といった趣旨で記載されているのではないでしょうか。
実際に2000年代初頭から開け始めた情報化社会ではあらゆるものが変化し、その流れに追随して私(佐藤)自身も自分のビジネスを意識的に変化させるべく、経理業務についてもかなり便利性の高いシステムをアウトソーシングしていたのです。
当時の先端技術だったろうその経理システムはセキュリティ度も高く、かつサービスオプションがかなり広範囲に整えられており、経理システムの専門家でなくとも自分のビジネスに適用できるものでした。
ところがその便利性にあやかって、自分自身は次々と新しいサービスを展開させていた最中、この経理システムから弊社に入金がなされない月が発生したのです。
「おかしいな?」
とふと思いましたが、数日遅れるのだろうと思い放置。
けれども1週間ほど待ってもまだ入金がなされません。
当時、弊社の入金は9割がこの経理システムに依存していましたから、ここから入金がなされないとシャレにならない事態です。
そこでついに電話をとって担当者と話したところ、
「お待たせしており申し訳ございません」
「〇日には入金がなされますのでお待ちください」
とのこと。
その後に確かに約束の日に入金がなされたのですが、なんと従来振り込まれるはずの金額の4割程度しか入金されないではありませんか。
慌てて再び電話で問い合わせたところ、
「不足分は〇日までにお振り込みが完了いたします」
との返答。
この時点で
「この経理システム会社は潰れる」
と確信したのでした。
平等にモノを言えば、この経理システム会社は何ら顧客を騙すような意図はありませんでした。
当時は間違いなく革新的な技術で利便性は抜群でしたし、それまで支払いも順調だったのです。
ただし革新的な技術で業界に切り込んだ中にもこの会社は黒字転換までは達成しておらず、そうこうしているうちに大手が同種の技術を開発し始めていたのでした。
一年ひと昔となり得るIT業界では、大手に追い付かれたらまず勝ち目はありません。
結果としてこの経理システム会社の経営陣は資金繰りに瀕し、事業から撤退する羽目になったのです。
そしてその時の売り上げの大半が手に入らなくなった私(佐藤)はその後数カ月に渡り、恐らく自分のビジネス史でこれ以上ないだろう逼迫した窮地に追い込まれることになります。
その時期のホラー話はまた別の機会に。。
失敗は必須
事程左様に、商売を続けていく上では仮にビジネスが順調に進んでいたとしても外部要因で窮地に立たされたり、或いは共倒れしてしまう例も枚挙にいとまがありません。
まさか自分が外部要因で窮地に立たされるとは思いませんでしたが、けれどもこの時期の学びから得たことはおそらくその時に失ったお金以上の価値があったと思います。
むしろこの時期の苦い経験があったからこそビジネスに対する自分の視野は無理やりにでも広がっていきましたし、今では
⇒ 崩れようのない経理システム
⇒ 何重にも張られた予防線
⇒ 弁護士を始めとするディフェンスのプロたちとのコラボ
といったリスク極小化の経営システムをもって、枕を高くして眠れる体制に仕上がったと思います。
先の外部要因がもしも数億単位の取引であれば再起は絶対に不可能だったでしょうし、むしろその規模に届く前に体験しておいて良かったと心から思うのです。
結局のところ、人としても事業としても安心と言えるレベルに到達したいのであれば
「失敗を経験することは必須」
であるように思います。
むしろ規模が小さいうちに失敗した方が傷は浅いでしょうし、
「私はスキーの技術が今のプロレベルに至るまで、転んだことは一度もありません」
などという人は絶対に存在しないはず。
そしてとどのつまり、人生では悪いように見えて結局は良いことしか起こらないもの。
事実、このことは不動産投資でも全く同じことが言えます。
不動産の何たるかは自分で実践しなければどのようなものかは分かりようがありませんし、小さく始めていれば多少失敗しても傷は浅いものです。
将来の老後の生活を不動産投資をして手堅くしていきたいのであれば
「不動産投資でも失敗は必須」
と心得るべきでしょうし、
「あの失敗のおかげで成功できた」
とは、一定のレベルに到達した不動産投資家全員が異口同音に語ってくれます。
そして熟練のスキーヤーが上級コースを上手に滑りぬけていくように、熟練の不動産投資家は次々とチャンスをモノにしてポートフォリオを拡大していくのです。
そう考えると、間違いなく「失敗は人生の友」であり、本当は悪い事象など一つもなく、結局のところ人生では良いことしか起こらないように思います。
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