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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
フィットネスのパーソナルトレーナーと話していた時に興味深い話を聞いたことがあります。
トレーナーとして人様のトレーニングに携わる上で、特に初心者の人々には必ず伝えることがあるのだとか。
個人でトレーニングを希望する人々はそれぞれ、
⇒ 胸の筋肉を厚くしたい
⇒ 腕を太くしたい
⇒ お腹周りの脂肪を取りたい
等のそれぞれの目的があります。
余談ながら、フィットネスクラブの入会者数が最も多いのが毎年1月なのだそうです。
「今年は〇〇キロ痩せる!」
「今年はお腹をバキバキに!」
そんな風に新年に自分がワクワクするような目標を立てて行動を起こす結果、入会者数は毎年1月が最も多くなる傾向にあるとのこと。
そして肉体改造計画に本気度の高い人はパーソナルトレーナーを雇い、自身の目標を達成するべくトレーナーの指導を仰ぐことになります。
かくして数多くの入会者が新年から意気揚々とトレーニングに申し込んでくるわけですが、肝心のトレーナーは一番最初に何を教えるのかといえば
胸筋を厚くするトレーニングでもなく、
腕を太くするトレーニングでもなく、
お腹周りの脂肪を取るトレーニングでもなく、
一番最初に教えるのは「姿勢」なのだそうです。
いわく、筋トレや痩せるためのトレーニングなどは二の次で、正しい姿勢を無意識に保ち続けることがトレーニング効果を大きく高めるとのこと。
その真偽は知りませんが、確かに
「猫背は内臓を痛めやすい」
等の姿勢と体調の関係はよく聞きますし、常日頃からの姿勢が自分の体に大きく影響することはあながち間違っていないように思います。
私は投資家だ
体をつくるよりも前にまずは「正しい姿勢を保つことから」とは目から鱗のような話ですが、実はこの
「体づくりの正しい姿勢を保つ」
という話は
「投資家としての意識を保つ」
にそのまんま置き換えることが出来ます。
フィットネストレーナーの場合は意識せずとも常日頃から「姿勢」が整っていると思いますが、そのレベルに至るまでには苦労しただろうことは想像に容易いものです。
これと同じように、投資家にしても
「投資家としての意識を保つ」
ことが最初のステップとは言いすぎではなく、具体的には
「私は消費者だ」
ではなく
「私は投資家だ」
この意識は四六時中持ちつづけた方がよいと思います。
例えば先月末、米国では毎年恒例の「ブラックフライデーセール」で消費が多いに盛り上がりました。
一部では本年は商品が届かない深刻な事情が報道されていましたが、ことブラックフライデーセールについてはさほど心配はなかった様子。
情報化社会の現代では店舗に足を運ばず、オンラインでブラックフライデーセールのディール商品を探す人々も多いものですが、店舗に出向こうがオンラインで済ませようがこのようなバーゲンの時には
⇒ 消費者意識の人々
⇒ 投資家意識の人々
この両者の差がはっきりと出ます。
消費者の場合は
「あ、これいいな」
「そうそう、これ欲しかったんだよね」
「あれ、これもいいよね」
と、完全な「消費者意識」でアマゾンサーフィンに時間をかけてオンラインシッピングにいそしみます(*それが悪いという意味ではありません)。
これに対し、投資家意識の人々は常日頃から無意識にも
「私は投資家だ」
という意識が完全に出来ていますから、バーゲンセールに対しても
「これは投資なのか(単なる消費なのか)?」
という視点の判断基準がはっきりしており、いつまでもアマゾンサーフィンすることなく、事前に決めていた
「これは投資の類だ」
と自分が判断するものをカートにいれたらさっさと清算していくのです。
常日頃の姿勢が強靭な体をつくりあげるように常日頃からのお金の使い方に対する意識が一挙手一投足に現れてきますから、無意識レベルで投資家意識が整っている人々は年々資産形成が進んでいくのはある意味当然かもしれません。
アメリカで宝くじを当てる人々の中にもよく聞くその後は
⇒ 数年で散財し、かつ不幸に次々と見舞われる人々
⇒ 資産形成の資金とし、実際に資産を大きく育てていく人々
のグループではどちらの方が多いかは誰もが知るところです。
恐らくこの差は常日頃からの投資家意識に大きく関係しているでしょうし、姿勢を正すことで体づくりが進むことと同じように
「私は投資家だ」
と常日頃から無意識にも考えている行動の結果が、後年大きく差をつけてくると思うのです。
不動産投資もまた同じことで、物件購入に動く以前に常日頃から
「私は投資家だ」
という意識を身につけておくことは大いに意義があると思います。
とどのつまり人の行動はその人の思考の現れですから、一度その思考を完全に無意識レベルに落とし込むことが出来ると仮に大損をしたことがあったとしても、高い可能性でその投資家は復活してくると思います。
願わくば私たちも四六時中
「私は投資家だ」
この投資家意識を基本姿勢として身につけるように努めたいもの。
そこでこの想いの持ち方を身につけている前提として、明日からは
「資産形成の中でもなぜ不動産は最もインパクトがあるのか」
について見ていきましょう。
明日に続けます。
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