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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
心理学的には
「経済的に成功していく人々の大半は臆病者である」
とも言われているそうです。
これを聞いた時、
「さもありなん」
どころか
「かなり当たっている」
と率直に思いました。
私(佐藤)自身が身を置くのはアメリカ不動産業界ですが、こと不動産投資を通しても
⇒ 経済的自由を達成した人々
⇒ 年々ポートフォリオを拡大していく人々
⇒ 失敗も経験するけれども成功していく人々
の中には、根っこが臆病な人が少なくありません。
少ないというか、少なくともゼロ発信でたたき上げてきた人々はほぼすべからく臆病かも。
以前も触れたことがありますが、かのビル・ゲイツ氏も極度の心配性であることは有名な話です。
駆け出しのころから
「今この瞬間にも10代、20代の若者たちがガレージでマイクロソフトを超える開発を続けているに違いない」
そんな風に見えない(けれども現実に起こっているだろう)懸念を常に意識しながらマイクロソフト社を伸ばし続けてきたゲイツ氏。
ある時の株主にあてた手紙など、競争相手に対する
「もし~だったら~」
といった推測系のネガティブな内容で満たされており、
「この会社は(こんなネガティブな人に率いられて)本当に大丈夫だろうか」
と訝しがる株主が多くいたのだとか。
もっぱらそこは
「約束は少なく、実行は多めに」
というゲイツ氏なりのコミュニケーション術の一つだったとも言えますが、それでも常日頃の思考が文章に如実に表れていたことは間違いないかもしれません。
臆病だから行動する
「臆病」
「心配性」
これらの言葉は一見弱弱しく、ネガティブに聞こえてしまいます。
けれども冒頭のように、私(佐藤)自身の周りを見てもかなりの確率で不動産投資で成功している人々は
「臆病」
であり
「心配症」
だからこそ
「行動を起こしている」
のです。
この臆病と心配性がプラスに働くパターンは人それぞれですが、
「いやー、このままだと老後まずいよね」
「年金で十分に暮らしていけるとは、とても思えない」
「今の環境のままだと体が壊れそうだ」
そんな風に、老後の心配のみならず今の環境に我慢ならない人々が
「先が心配だ。。」
「現状が続くと思うと今のままでは。。」
と憂い、その心配と臆病さが混じる想いが彼らを
「動かなずにはいられない(さもなくば危うい)」
という行動へと突き動かしているのです。
その意味では臆病と心配性は行動力と紙一重でしょうし、
「怖い!」 ⇒ 一定の方向へ行動
「本当に大丈夫なのか。。」 ⇒ 一定の方向へ行動
この式は確かにあると思います。
現在世界で最も裕福とされているテスラのイーロン・マスク氏の場合は自ら
「私はアスペルガー症候群だ」
「躁うつ的な気質を持っている」
と告白しており、常日頃からかなりネガティブに落ち込む時とかなりハイになる時を繰り返していると伝えています。
少し前にテスラが倒産の危機に陥った時は自らも工場に泊まり込んで工場の床にそのまま眠り込んでしまっていたとのことですが、
「お金のことよりも、自分が好きなことに打ち込んでいるね」
という見方もあるかもしれませんが、実際にはネガティブな「行動を起こし続ける」というポジティブな結果につながる典型例と言えるかもしれません。
不動産投資にも臆病さが活きる
かくして、
「経済的に成功していく人々の大半は臆病者である」
このことは不動産投資家を見ても決して間違っていないように思います。
弱虫のようなネガティブな意味ではなく、
⇒ 臆病だからこそ将来を真剣に憂い
⇒ 心配だからこそ緻密に計算し
⇒ 我慢ならないからこそ行動を起こす
そんな風に、臆病と心配が混じる性格が相当にプラスに働いていくのです。
現実には不動産投資の場合、この気質が最もプラスに働くのは
1.プロジェクションを見立てる時
2.売買を取引する時
3.リノベーションの見積もりを取る時
の3つの場面だと思います。
とどのつまり、
「不動産投資はナンバーゲーム(数字ゲーム)」
とはその通りです。
商売の意味では
「他人様に安心して暮らせる住環境を提供させて頂く」
という目的が達成されてこそ、着々と毎月の家賃が入ってくることになります。
けれども不動産投資もまた一つの事業ですから、そこには事業を数字で成り立たせるセンスが必要になるのです。
- 収入
- 支出
これらに関わる
⇒ 全ての要素を漏れなく集め
⇒ 全ての数字を漏れなく集め
⇒ 全てのルールを漏れなく把握する
このような緻密な作業の上に
「このディールはいける」
「この物件は保有し続けるべき」
という適切な判断を下すことが出来るようになります。
これが仮に
「金は天下の回りもの」
「どんぶり勘定でオッケー」
「とりあえず買えば、後は大丈夫っしょ」
という悪い意味でポジティブな姿勢でいると、その後の結果は推して知るべしです。
そうすると
「自分はさほど心配性ではないかも」
と思う方は意識的にでも心配性になるべきでしょうし、少なくとも不動産投資をして成功していく人々の多くを見ていると
「臆病だからこそ、行動する」
「臆病だからこそ、緻密に動ける」
「臆病だからこそ、経済的に成功していく」
この傾向は間違いないと思います。
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