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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
先日まで17日間開催された北京オリンピックの話題が続いていました。
今回は日本の女子カーリングが決勝の舞台で戦うという快挙が最も日本を盛り上げたのではないでしょうか。
東京オリンピック
北京オリンピック
と続き、それぞれがパンデミック下の影響で運営そのものに難はあったものの、率直にスポーツはやはりいいなと思います。
人種は違えどもそれぞれの選手が長年厳しい練習に打ち込んできた成果を発揮するわけですから、勝ち負けはもとより、それまでの努力の総決算として全力を尽くす姿に人は感動を覚えるものです。
そしてテレビで選手の姿を見ていると、いつもながら全ての競技に共通して気づくことがあります。
それは競技における技というよりも、選手そのもののメンタルの部分です。
まずは選手の頭にあるのは
「全力を尽くして勝ちたい」
という想い。
オリンピックを目標に長年練習を繰り返してきたわけですから、勝ちを取りにいくのは当然のことです。
けれどもその想いに相応して、いずれの選手も
「プレッシャーへの自制」
に対しては相当な圧がかかるだろうと思います。
⇒ 厳しい練習の成果を上げたい気持ち
⇒ 大舞台に出る緊張感
⇒ 出身国からの期待
⇒ 場合によっては予期せぬ批判
等、およそ練習時にはない環境が大舞台の場では一気に襲ってくるわけですから、精神的なプレッシャーは相当なものだろうと思うのです。
最終的に勝利を収めるのは技術面のみならず、そんなプレッシャーを乗り越えてメンタル的にも自分をコントロールし、かつ練習で培った基本に忠実にあり続けた選手ではないでしょうか。
気持ちを出し過ぎない
「気持ちが前に出過ぎてしまうとミスが出やすくなる」
とは、スポーツに限らずおそらく誰にでも経験があることです。
私(佐藤)も学生の頃にバスケをしていましたが、練習でも試合でもいつも念頭にあったのは
「ゴールを決めること」
というよりも、
「フォームに忠実であり続けること」
でした。
2ポイントシュートでも3ポイントシュートでも
「ボールをゴールに入れる!」
という気持ちが前に出過ぎてしまうと、つい手首のスナップに力が入り過ぎてしまいます。
あるいは気持ちが前に出るあまりにフォームがくずれ、結果としてボールは思い通りの軌道に乗らなくなったり。
目的がゴールにボールを入れることですから自分も観戦者もその意識は「ゴールに入れること」に行きがちなのですが、ゴールを決めたいのであればその意識はゴールそのものよりも、自分のフォームに意識を置く方が大切なものです。
この点はゴルフも同じでしょうし、
「ボールを遠くに飛ばす!」
という意識が過ぎると力んでフォームが崩れ、思わぬ方向に飛んで行ってしまうもの。
飛んでいく結果よりも目の前のボールを正しいフォームで振りぬく意識と集中力の方がよほど大切でしょうし、ボールが遠くに飛んでいくのはあくまでも「正しいフォームの結果」のはずです。
成約を意識しない
スポーツを例えに出しましたが、このことは商売の世界でも全く同じことが言えると思います。
いっても、商売は経済活動である以上は
会社勤め
であれ
自営業
であれ、そこでは「利益」を出さなくてはなりません。
先のスポーツになぞらえればセールス(営業)は分かり易い、ゴール(利益)を取りに行く仕事です。
営業があるからこそビジネスは継続していきますし、反対に営業がなければ事業の存続はあり得ないもの。
だからこそ商売人を志すのであれば
「最初にセールスを覚えろ」
とはその通りでしょうし、反対にセールスの何たるかを体で覚えた者は
時代が代わろうとも
商売の内容が代ろうとも
何度でも成果を上げていけるものだと思います。
けれども商売において私(佐藤)自身は一番注意しているのは、やはりゴール(利益)を取ることよりも、フォーム(商売の在り方)の方です。
自分の意識が
「ゴール(利益)を取る」
ことにあるのか、
「フォーム(商売の在り方)にこだわる」
ことにあるのか、どちらを取るかで同じ商売でも結果は大きく違ってきます。
究極はゴールに入れることが大切なのは事実ですが、
「何が何でもゴールを取る!」
と気持ちが前に出過ぎてしまうと、現実の商売ではお客様はドン引きしてしまうものです。
商品を買う買わないはお客が決めることですし、商売人として商品に対する想い入れが大切なのはそうですが、必要以上の熱量は「フォーム(商売の在り方)」を崩してしまいます。
結局のところ、商品が売れる売れないはあくまでもフォーム(商売の在り方)の結果でしかありません。
気持ちが前に出過ぎると売れるものも売れなくなりますし、フォーム(商売の在り方)が崩れてくると結果はついてこないものです。
1.適切な姿勢でジャンプして
2.飛んだ力をそのままボールに集め
3.適度にボールに指をかけながら
4.手首のスナップを利かせて放つ
これらが綺麗揃うと、3ポイントシュートも
「さくっ」
とゴールのど真ん中に落ちていきます。
ここに、
「絶対に決めてやるぜ!」
など、雑念とも言える前のめりな想いは邪魔なのです(少なくとも佐藤にとっては)。
ボールはあくまでもシュートを放つ本人のフォームの結果で飛んでいきますし、
「気負いでゴールを決める」
のではなく
「正しいフォームを保ち続ける精神力」
がゴールを決め続けるものだと思います。
商売の在り方としても恐らく同様で
「何が何でも売る!」
という気負いも大切かもしれませんが、その意識は売ることよりも
⇒ 適切な接客姿勢で
⇒ 気持ちよく買い物して頂く
ことの方がよほど大切ではないでしょうか。
売り上げなど結果に過ぎませんし、正しいフォームがなければ正しい結果は決して起きてきません。
だからこそあえて
「売り上げを立てる!」
ではなく
「正しい接客で真心込めてやり抜く!」
ことに意識を置き続けた方が、長期的に大きく成果が出てくるものだと思うのです。
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