アメリカ不動産への直接投資、プロ案件への出資で将来の自分基金を着実に育て上げていきましょう。
→ 最新の案件詳細はこちらから
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
アメリカ不動産投資でより良い物件管理を実現するべく、物件構造についてお伝えしています。
Structure(ストラクチャー:構造)
Function(ファンクション:機能)
Finish(フィニッシュ:仕上げ)
の中で、昨日まではStructure(ストラクチャー:構造)についてお伝えしました。
今日からはFunction(ファンクション:機能)について、ポイントを押さえていきましょう。
Function(ファンクション:機能)
昨日までにお伝えしたStructure(ストラクチャー:構造)は投資家や専門家でない限り日常の生活で意識することはまずないと思います。
雨風から守られるのも強度の高いStructure(構造)のおかげですが、その恩恵はどこからくるかについては意識しないものです。
これに対し、物件のFunction(機能)ということになると
⇒ 目に見える
⇒ 実生活で頻繁に使う
という点からそれなりに意識することになります。
厳密にはFunction(機能)には
- 目に見えるFunction(機能)
- 目に見えないFunction(機能)
の2つがありますが、その中でも
Window /Door(ウィンドウ、ドア)
については極めて分かりやすい機能の一つではないでしょか。
それぞれについて、物件管理において知っておくべきポイントを押さえていきましょう。
Window(窓)
住居物件であれ商業物件であれ、人が活動する建物である以上は間違いなくそこにはWindow(窓)があります。
ここは説明するまでもありませんが、住居用の場合は
開くことはない嵌め込み式のWindow(窓)
開閉できるWindow(窓)
に別れ、前者の場合は光を入れる目的であり、後者は光を入れると同時に空調目的のWindow(窓)です。
そして後者の空調目的のWindow(窓)であれば、最も一般的なのは
Sash(サッシュ)
と呼ばれる1枚のガラスが2つ、もしくは複数入っているWindow(窓)です。
この2つのうち1つ、或いはそれぞれを開くことで太陽の光のみならず屋内の空調が可能になるわけです。
そしてこの窓については
開くことはない嵌め込み式のWindow(窓)
開閉できるWindow(窓)
のいずれに関わらず、物件管理の意味で注意を払っておきたいのは「窓枠」です。
Window(窓)そのものは物件のFunction(機能)の一つであり、Structure(ストラクチャー:構造)の一部ではありません。
ここはStructure(ストラクチャー:構造)の項でお伝えしたRoof(屋根)とFixtures(フィクスチャーズ)の関係に似ており、
Window(窓)を入れる為のFrame(枠)
Frame(枠) 周りのSturucture(構造)部分
ここに隙間が出来て水漏れが起こる場合もあるのです。
またこの箇所に発生し得るダメージとしては雨漏りが原因とは限りません。
特に外と屋内の気温差が激しい時に、Window(窓)に水滴がついているのを見たことはありませんでしょうか。
水滴とまではいかずとも気温差のせいでいつの間にかWindow(窓)に水分が付着しているせいで外が見えにくくなることもあります。
この場合、築年が経過した物件の場合は水分の為に
「Frame(枠) 周りのSturucture(構造)部分が腐食してくる」
或いは
「Window(窓)付近にカビが生える」
ということがあるのです。
放置したままだと今度はその周辺にダメージを与えますので、早めにメンテナンスが必要となります。
またWindow(窓)枠の素材は
1.木製枠
2.スチール製枠
3.ビニール製枠
と、時代と共にそのスタンダードが変化してきています。
特に2000年以降の物件についてはビニール製枠が主流になっており、ビニール製の場合は
⇒ 耐久性が強い
⇒ Window(窓)を開ける時にスムーズに開く(閉じる)
という特徴があります。
Door(ドア)
Door(ドア)についてはほとんど語るまでもないと思いますが、物件管理の意味で特に注意しておきたいDoor(ドア)の種類は
- 玄関・勝手口のDoor(ドア)
- バスルームのDoor(ドア)
です。
玄関・勝手口のDoor(ドア)については前述のWindow(窓)と同じで、そのFrame(枠)は構造とほぼ一体になっています。
すなわちここは雨風に晒される部分であり、ここに雨よけがない場合は結構な確率で
Door(ドア)
Frame(枠)
のいずれか、もしくはその双方が水分を吸収して膨張してしまうのです。
そこで
「雨の日にはドアが開きにくくなる」
という現象が起きてきますから、玄関・勝手口のDoor(ドア)は雨に晒される構造になっていないことが望ましいことになります。
またバスルームのDoor(ドア)の場合、シャワー使用時に換気がきちんと出来ているかは大切なポイントです。
特に地下室に後付したようなシャワーにはありがちですが、後付けの為にシャワー使用後の換気が十分に出来ないことがよくあります。
この場合はシャワーを使う頻度が高いと湯気がバスルームに滞留して逃げ場がなく、その水分をドア周辺のFrame(枠)が吸収し始めてFrame(枠)が膨張し、Door(ドア)の開閉がしにくくなることがあります。
結果として時間と共にFrame(枠)とDoor(ドア)が破損して交換する必要も出てくる為、バスルームの換気がしっかり出来ているかの確認も物件管理の上では大切になります。
明日に続けます。
投資案件をメールマガジンで無料購読。
下記よりメールアドレスをご登録ください。