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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
前回の「流儀」カテゴリーの項で上げた
の中で、リアルター視点から見た商業用物件の世界の熾烈な競争について触れました。
もちろん住居用物件を専門とするリアルター間でも競争はありますが、商業の場合は競争の性質そのものが違います。
商業物件となると取引額はミリオン単位が当たり前となりますし、それだけに仲介に携わるリアルター達の報酬は相当な額になります。
⇛ 取引絶対量は住居用物件取引には及ばない
⇛ けれども1回の取引からの仲介料はとてつもなく大きい
という事実を考えると、魑魅魍魎が跋扈するとはさほど大げさでないことがお分かり頂けるのではないでしょうか。
ましてや私(佐藤)自身は日本生まれの日本人です。
アメリカは移民で構成される国とはいえ主流となるのはやはり白人社会。
こう語るのに差別意識は全くありませんが、事実をそのままいえばアメリカは白人社会であることは誰にも否定出来ません。
そのアメリカでは日本人などマイノリティもよいところですし、佐藤もまたアメリカ不動産業界の中では
「マイノリティアジア人のひとり」
に過ぎないものです。
どんな仕事をしたいのか
アメリカ不動産業界の一員として生々しい体験から赤裸々に語れば、
「倫理観なく案件を横取りしようとするリアルター」
残念ながらこの類のリアルター達は存在します。
何もアメリカ不動産業界のみならずどこの業界でも自己利益の為に倫理観のカケラも望めない輩はいると思いますが、商業物件取引の世界では特にこのようなパターンは多いように思われ、激しくしのぎを削り合う姿を見ます。
けれども冷静に考えるまでもなく、不動産仲介業で最も大切な至上命令は
「クライアント利益の最大化」
です。
もちろんリアルターにも生活がありますし、仲介料が入らなければ資格の維持すら難しくなります。
けれども仲介料たる報酬はあくまでも
「クライアントの120%の満足」
の後の話です。
自分の仕事がまずければ負の評判が広まり、クライアント利益を追求できないリアルターは例えその時は儲かったように見えても遠からず市場から退場することになります。
熾烈な競争の世界にあったとしても、何よりも意識するべきは確実に「クライアント利益の最大化」なのです。
この軸があってこそリアルターとしての事業は継続できますし、いわんや、この目的を達成するのにリアルター間の競争など微塵も関係ありません。
まずは
「クライアントに仕える想いの持ち方」
を軸にするべきでしょうし、パートナーを探すにしても
「この人は本当にクライアントの利益を最大化したいと考えているのか」
という視点で見るのがキモです。
どんな人達と仕事をしたいのか
考えてみると、不動産業もまた
「同志を集めながら歩む人生の旅路」
のようなものかもしれません。
先に述べたようにアメリカは間違いなく白人社会であり、情報の主流は白人社会を中心に流れる傾向があります。
だからこそ私(佐藤)自身はアメリカ不動産業界に足を踏み入れた当初から白人社会にクリンチし続けてきましたし、振り返ると幸運なことにこれまでに出会った
- 業界関係者
- 今でも付き合いのある業者
- パートナーたち
は全員が間違いなく
「クライアント利益の最大化とは何かを深く理解している人々」
です。
自分が取り組む仕事はそうであり続けたいからこそ、出会う人たちも
「人から奪っていく輩」
よりも
「人に奪われたとしても軸がブレない輩」
の方が多かったと思いますし、実際に今でも付き合い続ける業者やパートナーはすべからく
「他人(クライアント)利益に全力を注げる人たち」
です。
そしてこの類の人々が共通してその体験上理解していることがあります。
それは、
「仮に利益を他人に奪われたとしても、それが本当に自分に帰属するべき利益であったのなら将来何かの形で確実に自分に戻ってくる」
という法則性のようなものです。
このあたりは哲学というよりも恐らくは自然の摂理のようなもの。
同極の磁石が引き合うように、誰かに奪われたとしても自分と同極の利はいつか必ず自分の手元に返ってくるものです。
それを知っている輩たちは例え商業物件の世界で同業他者から倫理観のカケラもないことをされようが
「ちっとも気にしない」
ものですし、何なら
「(人から奪おうとする姿勢の)あなたに時間を使うヒマはありません」
とばかりに、奪っていた者を追いかけもしないものです。
そして興味深いのは、本来自分に属さないはずの利を他人から奪った人はいつか必ず惨めな結果を見ることになります(まさに負の倍返し)。
商業物件の世界で大きい取引に成功したとしてもその時は大きい利益を手にしたかもしれませんが、不思議なくらいに将来、彼らの手にそのお金は残らないものです。
負の連鎖が始まるのは明日や明後日ではないものの、
数年単位
10年単位
20年単位
で見ていくと「類は友を呼ぶ」式でその手の輩は同じように奪おうとする心根のパートナーと付き合い続けていく傾向にありますし、ハッキリ言えば
「自分はそういう人たちと仕事をしたいのか?」
という話で、そこに全ての答えがあると思います。
。。。
かくいう佐藤も仏様ではあるまいし、とても人間が出来ているとは言えない半人前のマイノリティの一人。
けれどもそんな佐藤でも
「仕事の在り方はどうあるべきか」
と
「自分が付き合い続けるパートナーはどんな人たちであるべきか」
は理解しているつもりですし、少なくとも自分の軌跡を振り返る時にその流儀は間違っていなかったように思います。
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