昨年以来、米ドルで資産運用を志す方々からのコンサルティング依頼が急増しています。
弊社ではアメリカ不動産コンサルティングに加え、州規制当局に登録されるRegistered Investment Advisor (RIA)としてアメリカ国内での資産運用全般のコンサルティングも提供しており、内容は不動産投資以外となりますが、初心者の方々からのご質問を総括する意図で株や債券に関するまとめ記事を1月7日から期間限定であげさせて頂きます。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
2020年初頭、パンデミックが始まって間もない時に
「投資を教えて欲しい」
と友人から連絡がありました。
パンデミック直後から仕事が激減したようで、収入を確保するべく投資を実践したいとのこと。
当時は実質ゼロ金利政策によりモーゲージ金利が下がり始めた時期で、参入するタイミングとしてはかなりの好条件でした。
そこで初心者レベルでも無難にいける手法を伝えたのですが、結果、この友人は行動を起こすことはありませんでした。
その時に動いていれば現在までに確実に成功レベルの資産を積み上げることが出来ていたものが、残念ながら行動を起こすまでには至らなかったのです。
本人の名誉のためにも付け加えるとこの友人は決して臆したわけではなく
「今の自分にはまだ理解が至らない」
「スタート出来るレベルにもない」
と不動産投資に対する自分の立ち位置を冷静に見て、勢いで飛び込むのではなく学びから開始することに決めたのでした。
この判断に間違いはなく、むしろ正しい行動だったと思います。
私(佐藤)自身、初めてお越しになられる方々と面談を行う際は
「この物件はどうですか?」
「こっちもよいですよ。」
と闇雲に物件を薦めるというよりも、その方の
「不動産投資に対する理解度と目標」
の聞き取りにより多くの時間を使えるように心がけており、より正確に言えば
⇒ 初心者の方々
⇒ 自分ですでに数件を所有している方々
⇒ ベテランの方々
それぞれのレベルに応じて全く違ったご案内をしています。
そこで冒頭の友人については初心者向きのお伝えに留めたところ本人は踏み留まりましたが、このような答えではなく学びを求める姿勢には頭が下がるものです。
時折、不動産投資に対して
「どの物件が買いでしょうか?」
「この物件は価値が爆上がりするでしょうか?」
と最初から「答え」を求める質問を頂戴することがあります。
もちろん投資に対してリターンを求める行為に何ら非はありません。
けれども
「将来は国には頼らない」
「老後の自分自身と大切な人々を経済的に守っていく」
と真剣に考えるのであれば、本当に必要なのは答えではなく「学び続ける姿勢」のはずです。
そして個人的な経験論の話になりますが、現実世界の投資行為において自分にリターンをもたらす真の要因は
知識でもなく
行動でもなく
その奥の
Self Confidence(セルフコンフィデンス:自信)
ですらあるように思います。
成果を上げる人々に共通する姿勢
Self Confidence(セルフコンフィデンス)は英語では
(意訳)
「An attitude about your skills and abilities(自分の技術と能力に向き合う姿勢)」
「To accept and trust yourself and have a sense of control in your life(自分を受け入れて信頼し、人生を能動的に生きること)」
とされています。
そしてここは佐藤の観察になりますが、投資に限らず物事に成功していく人々に共通するのは
「卓説したSelf Confidence(セルフコンフィデンス)」
です。
「この人はビジネスで成功している」
「失敗もしているけれど、積み上げる成功が半端なく凄い」
そんな時、間違いなくその人物は類まれなSelf Confidence(セルフコンフィデンス)を備えています。
分かりやすい例を挙げれば、テスラのイロン・マスク氏、或いは日本人であれば孫正義氏あたりでしょうか。
かくも突き抜けていく人々は敵も多いものですが、それでもこの二人に共通するのもやはりSelf Confidence(セルフコンフィデンス)です。
とはいえ、それじゃあマスク氏や孫氏が最初からSelf Confidence(セルフコンフィデンス)を備えていたかといえばそんなはずはなく、二人とも裸で生を受け、子供時代を過ごした同じ人間です。
けれども資産の高ではなく、失敗を経ながらも成果を上げる人々は
「Self Confidence(セルフコンフィデンス)が充実している」
ことは間違いなく、
「 Self Confidence(セルフコンフィデンス) の力強さと軌跡の後に成功が積み上がる」
ものだとすれば、誰もが「自分を受け入れて信頼し、人生を能動的に生きる」ことを目指すべきかもしれません。
今日一日をやりきったのか
それでは
「Self Confidence(セルフコンフィデンス)はどうやったら生まれるのか?」
と言えば
「今日という日を全力で生きる姿勢を積み重ねる」
これ以外に Self Confidence(セルフコンフィデンス) を高められる方法はないように思います。
そこに
- 性別
- 年齢
- 職業
の差は全くなく、他の誰でもない自分自身との勝負であり、
「今日成すべきことを全力でやれた」
「これ以上は無理だ」
そんな怒涛の疲れの中にも軽い高揚感を覚えられるような毎日が積み重ねられたとしたら
「今日という日をやり遂げた」
そんな自分でも気づかないSelf Confidence(セルフコンフィデンス)は心の中に日々積み重ねられてくるものだと思うのです。
そして不動産投資で例えばある日に
⇒ 「減価償却」という概念を理解しようとその日に必死に取り組んだ高校生
⇒ 次の投資対象物件の精査を明日に回してダラダラと娯楽番組を見る佐藤
の2者がいたとしたら、その日の成功者は間違いなく前者の高校生です。
この
「今日もやるべきことに全力を尽くした(今日の積み上げに成功した)」
という毎日の成功体験が心の奥底に染み込み、毎日の積み重ねが成功体験の濃度を濃くし、結果として
「自分を受け入れて信頼し、人生を能動的に生きる力が増す」
という結果になるように思います。
そして冒頭にご紹介した友人もまた目の前のやるべきことに日々全力を尽くせたとしたら、遠くない将来に驚く変化を遂げているだろうと確信するのです。
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