FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による売却)コンサルティング案件が増加中です。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
先日、久しぶりに馴染みのレストランに食事に行きました。
2名で食べに行っていつもの昼食を注文しようと思ったのですが、まず最初に気づいたのが
「ランチメニューがなくなっている」
ことです。
そのお店は開店当時から知っていましたが長年の間ランチメニューは定番だったはず。
間違いなく今回のパンデミックの最中に起こっただろう客足の激減と本年初頭からの急激な物価高が影響したことは間違いありません。
パンデミック直後には
「ちゃんと潰れずに持つかな。。」
と心配していたものが何とか持ちこたえてくれたことは嬉しかったのですが、その代償は小さくなかったようでランチメニューは姿を消し、かつ人気のメニューも軒並み値上がったのでした。
数字を簡単にして書くとそれぞれが注文したメニュー(過去のランチメニュー)は1人あたり$20ほどです。
チップは20%にしていますので
$48($20 + $20 + $8)
となり、今の為替レートで
$1 = 140円
とすると
6,720円(140円 X 48)
と、ごく普通の大衆食堂レベルのお昼を2人で食べ7,000円近くとはなかなかのものです。
これが家族連れの場合はまず1万円をくだることはないでしょうし、恐らく2万円近い金額になるのではないでしょうか。
支払いは最初からドル清算ですが、それにしても最近の価格の変化は日常生活の変化に鈍感な私(佐藤)でも
「高くなったな~」
と感じるものです。
食材に関して少し触れると、カリフォルニアで食べるお米と言えばもっぱらカリフォルニア米です。
日本のお米には叶わないもののタイ米等と比べると遥かにおいしく、お米なしには生きていけない方にも十分なおいしさがあると思います。
そしてカリフォルニア米のいいところは
「日本で買う米よりも遥かに安い」
こと、のはずでした。
アメリカで買えるおいしい日本米をご紹介!!実は日本より安いって知ってましたか?!
こちらのブログで書かれていることは過去は事実であり、記事の書かれている2017年当初は確かにそうだったのです。
それがここ最近のお米は急激に高くなり、当時の3倍近い値段。
お米に限らずお肉類も軒並み上昇していますが、その原因は
「生産に必要な商品・原料・飼料等が一様に値上がりしている」
からです。
ちなみに米国では政府が意図的に「食材価格の上限設定」を実施したことがありました。
1970年代始めは正に今のようにモノとサービスの値上げが進んだ為、当時のニクソン大統領が価格統制を行ったのです。
その結果アメリカ国民の食生活は落ち着くかと思いきや、思いもよらない事態に。
生産者としては値上げしないことには商売が続けられませんから、政府が価格上限を設定した結果
「生産したくとも、これまでのような量は生産出来ない」
として、世に出回る食材の絶対数が減少したのでした。
この為に
「買いたくとも買えない」
という現象が起き、より大きな混乱を生じることになったという記録が残っています。
貨幣価値の減少は続く
食材の話に焦点を置きましたが現在の物価上昇は起こるべくして起こっていることは周知のとおりで、FRB(連邦準備制度理事会)は年内にさらなる政策金利の上昇に踏み切ることは確実です。
「米ドルの価値はインフレと同時に減少し続ける」
これは金本位制度が終わって米ドルと金(ゴールド)の紐づけがなくなった時に始まりこれまでも、そしてこれから先の未来でもその価値は減少し続けていく宿命にあります。
「ランチメニューがなくなって昼食代が高くなった」
「お米すら今までの値段では買えない」
とは言い換えると
「$1の価値が下がってより多くの$1札が必要になった」
と同義であり、インフレ基調で進む以上は私たちが死ぬまで米ドルの価値はどんどん減少していくことになります。
翻って、日本では長年モノとサービスの価格がほとんど変わらない時代が続いてきました。
けれどもここにきて海外のインフレに大きく引っ張られる形で日本国内のモノとサービスも高くなり始め、給料が上がらない場合は徐々に生活が苦しくなることになります。
それもあってか私(佐藤)のところにも日本で暮らす友人・知人から
「何に投資を教えて欲しい」
という声が確実に高まっており、ひと昔前の日本では考えられなかったことですが
「投資は博打」
ではなく
「投資は生活に必須」
の認識に変化しつつあることは間違いないのではないでしょうか。
そして投資の方法を教えて欲しいと依頼してくる友人・知人を目の前にする時、彼らには共通して伝えていることがあります。
それは、
「自分である程度勉強しない限り、投資を開始してはいけないよ」
という戒めに近い言葉。
言われる本人にしてみれば突き放されたように感じるかもしれませんが、ここに意地悪な想いは一ミリもなく、心底
「投資は自分で学んでいかないと失敗する可能性が高い」
こと知っているからです。
待ったなしに
「万人が金融リテラシーを高める時代」
と言えるでしょうし、それに先駆けるか否かは自分次第ですが少なくとも金融資本主義の世界で暮らし続けていくのであれば
「自分で投資を勉強し続ける」
しか答えはありません。
そこで今回はインフレが続く今の時期に少しだけアメリカ不動産の話しから離れ、アメリカ不動産以前の全体像を改めて見つめておきたいと思います。
内容はウォーレン・バフェット氏の言を引用先とする
「インフレの時代に強い投資先」
です。
先に答えをいえば、インフレの時代に最も強い投資先のナンバーワンはアメリカ不動産ではないとのこと。
アメリカ不動産もかなりいい位置にありますが、それ以前に投資設計を考えるうえで知るべきピラミッド型の
「インフレに超絶強い投資先ランク」
があるらしいのです。
明日から一つひとつを眺め、同時に投資カテゴリーとしてのアメリカ不動産の位置づけを再確認してみましょう。
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