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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
Youtubeの話になりますが、Youtubeは2005年にアメリカでペイパルの社員だった若者たちが動画共有システムとして立ち上げ、後にGoogleの目に止まって買収された経緯があります。
昨日まで
資産形成 = エクイティを高めていく行為
とのくだりで、現在の資本主義では
1.ビジネスを立ち上げる
2.企業価値を高める
3.売却してキャピタルゲインを得る
この流れが資産形成には最速との趣旨に触れましたがYoutubeもこの典型例です。
つい先日もアップル社でAI事業に携わっていた近所の20代の子が友人と一緒にビジネスを立ち上げ、
「会社がいいところまできている」
「最低、10ミリオン(約15億円)で売却できそうだ」
との趣旨で話していましたが、このように米国の若者の間では
「会社は価値を高めて売却するものだ」
という感覚がスタンダードです。
悲しいかな(?)、
「社歴を綴る」
「仕事を通じて心を高める」
「社訓を後世に伝える」
という感覚はアメリカではほとんどお目にかかりませんし、それよりも
「経済発展には新陳代謝、栄枯盛衰は必須」
という感覚が先走って新しいものを次々と生み出す感覚が完全に根付いているように思います。
それが良い悪いの評価は横に、少なくともアメリカの経済の底力はこのような積極的新陳代謝の基本概念にあるように思うのです。
富裕層の生活が疑似体験できる時代
話しを戻し、YoutubeがGoogleに買収されたことは
Youtube創業者たちにとっても
Google社にとっても
共有動画を楽しめるユーザーにとっても
良かったと言えるのではないでしょうか。
当初完全無料だったYoutubeは当然の如くある程度の認知度が確立された段階で広告がつくようになり、2021年にはYoutubeはGoogle社全体の収益の約11.2%を占め、金額にして28.84ビリオン(約4,32兆円)もの売り上げをたたき出しました。
そしてGoogle社の利益も去ることながら、少なくとも世界中のユーザーがYoutubeという動画サービスを通じて情報社会ならではの新しい体験ができるようになったことは間違いないと思います。
その楽しみ方は
- 音楽(MV、PV含む)
- お笑い・バラエティー
- ゲーム紹介
- 料理・グルメ
- アイドル・芸能人
- スポーツ
- ペット・動物
等様々ですが、私(佐藤)自身が
「これはYoutubeのない時代には世に広く知られることはなかったな」
「情報化社会ならではだなー」
と思うのが、
「富裕層の生活」
です。
いっても、俗に富裕層と呼ばれる人々の多くは自分の生活は極力控えめにして目立たないようにするものであり、Youtubeで一部なりとも自分の生活を見せる富裕層はどちらかといえば少数派です。
それでも面白いのは
休日はヘリコプターで移動
海外へもファーストクラスで移動
レストランは個室
等、何気ない日常を紹介しているものもあります。
中には無理をしたYoutubeの再生数稼ぎのものもあるものの、実際に以前からの生活スタイルを素で見せている方も少なくないようです。
このような
「お金があるとこんなことが出来る」
という有名人ではない資産家の行動を知ることが出来るのは、まさに情報化社会の産物ではないでしょうか。
日常に幸せはあった
そんな富裕層の日常を誰でも見る中で改めて気づかされると思いますが、確かに
- 食事をする場所
- 移動手段(座席のクラス)
- ホテルのクラス
等はお金がないと出来ない差はあるものの、当たり前ながらお金があるからといって
一度に着る服の量が増えるわけでもなく
食べる量が増えるわけでもなく
眠るベットが必要以上に広い必要もありません。
結局のところ、富裕層にあるのは
「生活の心配をする必要がない」
という点のみです。
ついでにいえば、
「南の島で暮らす」
などといえば聞こえが良いものですが、現実にはそんな暮らしを1ヶ月を続けると飽きがきます。
南の島などバケーションにたまに訪れるから楽しいもので、実際に暮らし始めると早晩
「結局はいつもの日常だよね」
に落ち着くものです。
とどのつまり人の欲望には際限がありませんし、物欲的なことは必ず「飽き」がきます。
刺激を求める人は一つのことが手に入るとさらに強い刺激を求めるようになり、ここにも際限がないものです。
そして一通りのことをやってみて
「もう物欲はないです」
という人々の多くが共通にたどり着く答え。
それは
「本当の幸せは家族との時間でした」
「価値観が同じ仲間たちとの時間を共有することでした」
そんな、お金がなくとも出来るシンプルな答えです。
ここに
「足るを知る」
ならぬ
「足るをつくる」
というポイントがあり、
「それでも一度は贅沢をしてみたい」
という想いは誰にでもあるものだと思いますが、結局はほとんどの人々が
「幸せは日常にある」
という身近な事実に気づくことになりますし、その視点でいえば資産形成の目的はおそらく誰にとっても
「幸せな日常を維持すること」
あたりに落とし込まれるはずで、その目的を達成するための目標はどう考えても
100億円
1,000億円
という額の資産は必要ないはずなのです。
そこで
「どれだけあれば足りるのだろう?」
と自分に必要なお金を冷静に計算してみると、実際には資産レベルでもそれほど高額である必要はないことに気づきます。
昨今の情報化社会は資産形成の目標を定める上で
「なんだ、富裕層といって生活はそんなにシンプルなのか」
「幸せは身近にあるものだな」
と改めて学べる教材を提供しているように思いますし、案外、これらの情報ツールは古き良き時代の復古につながるような可能性をもたらしてくれるのではないでしょうか。
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