昨年以来、米ドルで資産運用を志す方々からのコンサルティング依頼が急増しています。
弊社ではアメリカ不動産コンサルティングに加え、州規制当局に登録されるRegistered Investment Advisor (RIA)としてアメリカ国内での資産運用全般のコンサルティングも提供しており、内容は不動産投資以外となりますが、初心者の方々からのご質問を総括する意図で株や債券に関するまとめ記事を1月7日から期間限定であげさせて頂きます。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
かなり月並みな話ですが、
「毎日を全力で生きる」
「目の前のことに全力で取り組む」
というのはかなり大切なように思います。
「かなり大切」という言葉で強調したいと思いますが、
⇛ ダラダラと毎日をなんとなく惰性で生きる自分
⇛ 目的意識をもって日々全力を尽くす自分
この両者の違いは
「もちろん目的意識を持った方がいいよね」
などというレベルではなく、それこそ目も当てられないレベルで将来の自分に差をつけていくように思うのです。
このことは個人ではなく、恐らく国の単位でも同じです。
分かりやすいのは第2次世界大戦で敗戦した後の日本ですが、時の大戦で日本全土がボロボロに打ち負かされたもののその後の経済成長は凄まじいものがありました。
敗戦から立ち上がった時代を語れる世代が年々少なくなりつつあることは寂しい限りですが、聞くにせよ読むにせよこの時代は
食べ物る者に困り
着るものに困った
時代であり、毎日を全力で生きるもなにも
「一生懸命生きるしか選択肢がない」
という時代でした。
そこから日本は世界第2位の経済大国へと変化変容していくわけですが、その原動力は日本人の勤勉さは元より
「毎日を全力で生きた」
「目の前のことに全力で取り組んだ」
ことの結果だったように思うのです。
余談を含みますが、
「日本が世界第2位の経済大国にまで成り上がったのは、第2次世界大戦で敗北したから」
「あの時に敗北していなければ軍国主義は是正されていなかったし、今とは全く違う日本になっていたはず」
という論説があります。
恐らくこれはその通りでしょうし、同時の軍国主義の善悪は横に
「(少なくとも当時の日本が)正しいと信じることに全力で取り組んだ」
結果として完全に敗北し、新しい日本が誕生したことは間違いないように思うのです。
受動的に生きられる時代に
ここに戦争賛美の意図など全くなく、純粋に国の単位で見たときに
明治時代
大正時代
昭和時代
とそれぞれの時代で1つの国家が
⇛ 全力で生きて
⇛ 全力で目の前のことに取り組んで
⇛ 完全敗北した
という流れから、全く新しい資本主義の国家が誕生したことは紛れもない事実です。
それから時代は流れ、戦後に次々と海外に打って出た当時の日本人の勢いは完全に失われ、今では国単位の海外留学の割合でも中国や韓国の後塵を拝していると言います。
それを
「当時の日本人のように海外に打って出た勢いはない」
「間違いなく日本は経済的に長期低迷をいく」
と評する声もあれば
「それは日本が立派な国になった証拠」
「わざわざ国外に出る必要がないほど豊かになった」
と評する声もありどちらも正しいように思いますが、あえて現代社会のマイナス面だけを取り上げるならば
「モノが豊かになり全力で生きる必要のない時代になった」
「受動的に生きられるようになり思考力が落ちた」
「低欲望社会でモノやサービスを改善する力が落ちた」
そんな一面もまた事実でしょうし、過去の歴史に学ぶならばここからの日本が
成長を続けていくのか
低迷していくのか
は自ずと答えが見えているのかもしれません。
先が読めない自分になる
このことを個人に置き換えた時、その命運は全く同じことが言えるように思います。
「毎日を全力で生きる自分」
「目の前のことに全力で取り組む自分」
この姿勢で
⇛ 誰との比較でもなく
⇛ 能力の高い低いでもなく
ひとりの個人として前のめりに全力に生きていく人々のほぼ共通することがあります。
それは、
「全力で生きる人の人生は間違いなく将来は変化変容していく」
ということです。
面白いもので、
「自分は若いときから目標をもって目の前のことに全力で取り組んできました」
「若い時に立てた目標、将来には◯◯になると目指してきました」
「今では一定の成功といえるレベルに到達することができました」
という人々にほぼ確実に共通するのは
「今の自分の立ち位置は、若い時に目標としたそれとは全く違うものです」
という共通するコメントです。
成功の定義そのものが人それぞれですが、少なくとも一定のレベルを目指す上で日々全力に生きる人々はその道中で
⇛ 思考レベルが高まり
⇛ 行動が変わり
⇛ 出会う人々が変わり
⇛ 環境が変わり
の連続で、ほぼ100%自分が思い描いていたものとは全く違う将来を見ることになります。
その過程では
⇛ 敗北するときもあり
⇛ ボコボコに叩かれる時もあり
と紆余曲折もあるかもしれませんが、結果としては日々全力で生きる中で良い方向に人生が変化変容していくのです。
日本は敗戦という苦い経験を経て、後に全く違う繁栄を手にしました。
個人もまた時に挫折を味わいながらも、最後には全く違う繁栄を手にすることはほぼ確実です。
その必須条件は国家であれ個人であれ
「毎日を全力で生きる」
「目の前のことに全力で取り組む」
ことでしょうし、
身の震えるような興奮を味わい
立ち直れないような挫折感を味わい
気づいた時には
「自分の人生、こんな予定ではなかったけれども」
「相当幸せな人生になったな」
そんな風に言える未来は誰にでも来るものだと思います。
私(佐藤)自身もまた10代の頃に思い描いていた自分とは
仲間
仕事
環境
の全てが予想通りにはなりませんでした。
それこそ目線の高い人々を見るとまだまだ
「自分は全力でやれている」
と胸を張って言えるレベルではありませんし、個人としての実力もまだまだこれから。
けれどもたとえ自分のレベルまだまだだったとしても
「自分なりの精一杯で、全力で毎日を生きています」
と言えるのであれば、自分なりの成功定義の中で人生は変化変容し続けていくものだと思うのです。
そんな全力の毎日を繰り返していたとしたら
「自分なりに精一杯やれた」
と人生に納得出来るはずですし、何よりもいつかこの世を去る瞬間に人生に後悔は残らないものだと思います。
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