昨年以来、米ドルで資産運用を志す方々からのコンサルティング依頼が急増しています。
弊社ではアメリカ不動産コンサルティングに加え、州規制当局に登録されるRegistered Investment Advisor (RIA)としてアメリカ国内での資産運用全般のコンサルティングも提供しており、内容は不動産投資以外となりますが、初心者の方々からのご質問を総括する意図で株や債券に関するまとめ記事を1月7日から期間限定であげさせて頂きます。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
近年日本に一時帰国した際、改めて驚かされたのは衣食住の安さでした。
よく言われるのが
「日本の食事は安くて美味しい」
「海外の食事は高くてマズイ」
という評価ですが、遠慮なしにこれは本当だと思います。
日本を訪れた際に最初に向かいたいのはコンビニで、ジャムとマーガリンの素朴なコッペパンに涙してしまいます。
おにぎりも弁当も、なぜコンビニ食はあんなに美味しいのでしょうか。
カフェに入ると洗練された味と中身の詰まった大きいサンドイッチが250円など、数字を間違っているんじゃないかと思うような安さと美味しさです。
また着るものも非常に安く、それでいて品質は最高です。
宿はたった今の時期は政府支援に乗じて高めに出しているホテルも多いようですが、その上乗せされた宿泊代ですら感激のレベル。
。。。
そんな風に日本滞在時は衣食住のコストパフォーマンスに感激しきりですが、出張の際には意識していることがあります。
それは、
「極力過去と同じ飲食店には入らないこと」
「可能な限り宿泊するホテルを変えること」
です。
人は誰しもその本性は怠け者であり(佐藤はその最たる例)、その怠け者の本性から誰にでも保守的な姿勢が標準化されています。
それこそ衣食住でいえば
「洋服を買うのはあのお店で」
「カフェに行くときはあのお店で」
「出張時にはあのホテルで」
と、無意識レベルで場所を固定化しがちなものです。
最初に
「良い場所を見つけたなー。」
と感じたら、
「こんな場所はそうは見つからない。」
「新しく発掘するのには時間と労力がいるよね(だからもう、ここでいい)。」
そんな風に心地よい場所とサービスに定着してしまうものではないでしょうか。
定着することには良いも悪いもなく、「だって人間だもの」の式で誰でも保守的に定着を求めるものです。
とはいえ、私(佐藤)自身はそんな定着の傾向にこそ最大の脅威となり得るリスクがあると考えています。
動かないことのリスク
近年の世の中、変化のスピードが早いと誰もが感じているものではないでしょうか。
先だってたまたまラファエルさんというトップユーチューバーの方の発言を耳にしましたが、いわく
「大体テレビなんかが週に1回放送だったら、YouTubeは毎日・週7であれば、テレビの7倍スピードが速いって言われてるんですよ」
「人気も7倍早く終わる。流行りもロジックと言われるものも、そういうのも全て7倍」
とのこと。
このスピード感は情報化社会の特徴を如実に現わしており、好む好まないに関わらず私たち全員が指数関数的に変化のスピードが上がり続ける社会に生きています。
そうすると、現代社会の最大のリスクは間違いなく
「決断しないこと・動かないこと」
であり、情報で差がつかない今の時代に他者(あるいは自分自身)に差をつける最大要因は行動力であることは間違いありません。
「ここは心地いいな」
「いつものこのパターンでいいや」
そんな風に定着する心を許してしまうと、その習い性で気が付くと(或いは気が付く前に)周りはあっという間に変化してしまいます。
恐らくここに
- 経営者
- 会社員
- 主婦
の誰であっても差はなく、
自分で商売をしようが
誰かの為に働こうが
家事のプロとして暮らそうが
自分の身の回りは容赦なく変化し続け、しかもその変化のスピードは加速し続けていくのです。
そして
⇒ 容赦なく変化し続ける社会
⇒ 心地よさに安住したい人間の本性
ここは完全な対局にありますから、定住する自分の感覚と社会変化の格差はいよいよ大きくなってきます。
だからこそ、常日頃から自分を安住させない
「挑戦脳」
或いは
「前のめり脳」
なるものは常日頃から養い、保ち続ける必要があると思うのです。
そんな理由で出張の際には可能な限り
「新しいお店で食事をして美食を発掘し続ける」
「新しいホテルに泊まって良質なサービスの休息場所を発掘し続ける」
ことを繰り返しています。
「あ、この店のこれは美味しい!」
「こんなに便利なホテルがあったのか!」
「次はどんな新しい発見があるだろう?」
そんな風に新天地を求め続けることで自分の脳も
「変化は当たり前だよ」
「変化し続けると新しい発見が楽しいよ」
そんな風に学習してくれ、今度は変化変容し続けることが習い性となるように思います。
容赦なく変化し続ける現代社会。
最大の脅威とするべきリスクは
「決断しないこと・動かないこと」
だろうと思うからこそ、いつものお店をあえて変え続けてみることで自分なりに挑戦脳・前のめり脳を養い続けています。
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