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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
初めて自転車に乗れるようになったのは、5歳の頃でした。
きっかけは知り合いのお兄ちゃんが、自分には小さくなって乗れなくなった自転車をおさがりで譲り受けたことです。
そのお兄ちゃんには小さくなった自転車でも5歳の佐藤には十分小さいとはいえず、自分の背丈よりも少し大きな自転車でした。
それでも未知のものは自分にとってワクワクするもので、早速、次の日から練習。
補助輪なしの自転車は全くの初めてで、ペダルを半回転もさせないうちに横に倒れそうになります。
1.右足でペダルを半回転
2.倒れる自転車を左足で支える
この初歩中の初歩をしばらく繰り返す日々となりました。
この時佐藤の両親は共働きで、二人ともそれなりに遅くまで働いていたと思います。
物心ついた時には両親が仕事で遅くなる毎日は当たり前だった為、自転車の練習にしても両親のどちらかに教えてもらったことは一度もなかったと思います。
一人で練習することが当たり前だと思っていましたのでそこに不満はありませんでしたし、おさがりの自転車をもらってから、毎日一人で
1.右足でペダルを半回転
2.倒れる自転車を左足で支える
を繰り返していたのです。
そして数日後、フラフラしながらもなんとか自転車をこげるようになり、それから間もなくして自転車をこぐのに苦労することは全くなくなりました。
ある意味、こんな風に
「物事は自分で試して、自分で出来るようになるもの」
という考え方が染みついたのは、良くも悪くも自分で物事を身につけなければならない環境のおかげもあったのかもしれません。
自転車を自由自在にこぐことでスピードを知り、自分の世界が広がるような感覚。
最初は意識的にペダルやハンドルを操作する必要があったとしても、慣れてくるとペダルやハンドルには全く意識せずに前のみを見ながら走る感覚。
出来なかったはずのことが当たり前に出来る感覚を知ったのは、恐らく5歳の時が初めてだったと思います。
ビジネスが当たり前になる
それから時は過ぎて20代の頃、それまで会社勤めだった佐藤の中に変化が起きます。
会社に対して何の不満があったわけでもなく、それどころかプログラミングの世界でそれなりに技術力を高め
「どう考えてもエスカレーター式の業界だろう」
としか思えないIT分野で毎日を楽しんでいた日々でした。
けれども
趣味の読書で引き出しが増え続けていたこと
たまたま引き受けた不動産管理業にハマりだしたこと
の掛け算で、気が付けば不動産業界にも身を置く立場になっていたのです。
そして実をいえば、この時はその前後でも私(佐藤)は小規模な事業を次々と展開していた時期でもあります。
事業で一番最初に必要だったものは当然、事業への初期投資です。
限られた知識の中で右も左もほとんど分からぬまま、半ばエイヤアで立ち上げた事業はまさに
右足でペダルを半回転
させた、あの5歳の時と同じです。
そして最初に事業投資から瞬く間に、倒れる自転車を左足で支える羽目に(笑)
この繰り返してやはり事業を立ち上げた時も
右足でペダルを半回転
倒れる自転車を左足で支える
の式で、未知の世界に飛び込んで半歩引く、そんな挑戦の日々が始まったのでした。
時には左足で支えるどころか、しくじっておおこけしてしまうこともありましたが、それでも無意識に自転車をこぐかの如くいつも間にか
「事業継続は当たり前」
の感覚になっていったのです。
不動産投資が当たり前になる
そして事業で生み出してある程度貯まった種銭を元に実行したのは、当然ながら不動産投資です。
最初の物件は2ベッドルームのコンドミニアムでしたが、それでもレバレッジをかけて融資を受けるにあたり、
頭金
クロージングコスト
は当時の私(佐藤)にとっては大きな金額でした。
そして正真正銘、この時が不動産投資家として初めて右足でペダルを半回転させた時だったのです。
物件選定
売主のと駆け引き
金融機関とのやり取り
等は頭では十分に理解していたつもりですが、実際に自分で実践してみるとやはり違うものです。
「このペダルを踏みこんで前に進めばいいんだ」
と頭では理解しても一発で自転車の乗れるはずがないのと同じで、実際に自分で関係者とやり取りしてみると
「なるほど、こういうことなのか」
と初めての体験に違和感を感じながら、手探りで進めるしかありませんでした。
時にはにわか知識があるせいで融資審査チームのマネージャーに食ってかかったものの、自分の思い違いに恥をかいたことも。
けれどもそれらの体験一つひとつが血となり肉となり、やがて数をこなすなかで無意識に(苦労を覚えることなく)不動産売買をこなせるようになっていったのです。
今では不動産取引は呼吸をするかの如く当たり前の素振りになり、周りの人々のおかげで常にスムーズに取引が出来ます。
そして何よりも大切なのは、不動産取引の回数をこなすというよりも
「不動産投資は当たり前」
そんな、過去には出来なかったはずのことが当たり前に出来る感覚に落とし込めたことです。
自転車に乗れるようになった時の初めての感覚
無意識に自転車をこげる感覚
新しい世界を見てそれを当たり前にすることは、きっとこれらの感覚の繰り返しなんだと思います。
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