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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
日本に暮らしていたころ、私(佐藤)の周りにはせっせと貯金に励む人々が結構な割合でいました。
純粋に、勤勉でまじめな方々こそ毎月の収入の一定割合を堅実に貯金していたのです。
この傾向は男性よりも女性の方に強く、将来を真剣に考えればこそ
「何かあった時の為に」
「将来の為に」
とせっせと貯金を進めていたのです。
かくいう私(佐藤)自身も20代の最初の頃はそうでした。
厳密には私(佐藤)の場合は何かあった時の為に、というよりも「使い道がないから」という動機の方が強く、面倒なので毎月一定額を
チェッキングアカウント(当座預金)
から
セービングアカウント(普通預金)
に自動的に振り替えていたものです。
自動振り替えにしていたおかげで常にお金を意識して暮らす必要はなく、そんなにお金を使うタイプでもありませんでしたので、気が付くとそれなりの金額が貯まっていきました。
⇒ 働く
⇒ 貯金する
⇒ 働く
⇒ 貯金する
という、せっせと働いたお給料の一定額をきちっと貯蓄する姿勢は至って健全だと思います。
けれども当時の私(佐藤)はお金の性質についてよく理解しておらず、大した金融知識のないままに使い道もないので盲目的に貯金を繰り返していたに過ぎませんでした。
それから間もなくして
「貯金をするのは良くないな」
という結論に至り、貯金を止めることにしました。
もちろん世の人々の貯蓄に励む姿勢は何ら否定されるものではなく、むしろ将来に備えて行動を起こすという視点では貯蓄という行為は極めて健全なものだと思います。
けれどもお金の本質を考えた時に、必ずしも普通預金にお金を貯め続けることが正しいとは限らない現実に気づいたのです。
貯金は自動的に失われていく
米ドルで貯蓄を続けていた私(佐藤)が最初に気づいたのは、
「貯蓄すればするほど、お金を損してしまう」
という事実でした。
なぜお金を損してしまうのかといえば、米国のようなインフレ基調の世界では紙幣の価値が相対的に減少してしまうからです。
例えばカリフォルニアで人気のハンバーガーに「In-n-out(インアンドアウトバーガー)」がありますが、このインアンドアウトバーガーのフライドポテトの金額は1948年の設立当初は25セントでした。
その同じフライドポテトは私(佐藤)が渡米した90年代の価格は99セント。
そしてその同じフライドポテトは2023年7月現在の価格が $1.85です。
ということは設立当初から私(佐藤)が渡米した時期までに約4倍に、また現在の価格に至っては7.4倍になっています。
けれどもフライドポテトの形と量は変わらないわけですから、言い方を変えるとフライドポテトが高くなったわけではなく
「米ドルの価値がフライドポテトに対して90年代は約1/4に、2023年には1/7以下になった」
ということが言えるわけです。
すなわち物価上昇が続くインフレ基調の米国では明らかに「米ドル紙幣の価値が低くなる」という現象が起こってきます。
そうするとかつて毎月自動的に一定額を貯金していた私(佐藤)のお金は、そのまま放っておくことで「貯蓄総額の価値が相対的に下がり続ける」という結果になっていたわけです。
資産は自動的に増えていく
改めて強調しておくと、将来を鑑みて一定額をせっせと貯金し続ける姿勢そのものはむしろ賞賛されるべきものだと思います。
準備金を増やし続けようという姿勢は何ら否定されるものではなく、至って健全なものです。
けれどもインフレ基調の国にあっては貯蓄は必ずしも正確ではなく、ややキツメに言えば、米ドルを貯金して寝かせておくことはむしろ
「世に果たせる責任を放棄している」
とすら言えるものです。
なぜかと言えば、普通口座に寝かせているお金は文字通り寝ているだけで、何ら世に対して貢献していないからです。
厳密にはお金を預かる銀行はそのお金を(帳簿上の話ながら)貸し付けて回していますのでそのまま寝ているとは言えませんが、自分自身が見つめる銀行口座残高の数字としてはそのままです。
そうすると何が正解かといえば、インフレ基調の国にあっては
「お金を生み出す資産に預金を転換すること」
が正しいと言えます。
単純に、
お金を生み出す資産 = 世に価値を提供している資産
だからです。
不動産など分かりやすい例ですが、自分の預金を不動産資産に転換して貸しに出すことは
「世の中の誰かに住環境を提供する」
という社会貢献に自分のお金を活かしていることに他なりません。
その社会に対する価値を提供する対価として家賃を頂戴するわけであり、お金を生み出す資産とはかくして価値提供のできる資産です。
こう考えると非常に分かりやすく、インフレ基調の国にあっての正解はお金を普通預金に寝かせたままにすることではなく
「世に価値提供できる資産に転換すること」
であることが分かります。
行動としては
「せっせと真面目にお金を貯金する」
ではなく
「せっせと真面目に資産に転換する」
ことが秘訣と言えるわけです。
ちなみに日本においては失われた20年、或いは30年と呼ばれる時代においては基本的にデフレ基調でしたから、その意味では日本円紙幣の価値は失われていないことになります。
そうすると案外、これまでに日本においては貯金しておくことは間違いではなかったことになります。
けれどもおそらく、ここからは日本でも物価上昇が続くインフレ基調が出てくるのではないでしょうか。
そうだとすれば、おそらくこれからの日本もまた
「貯金するが如く、働いたお金をせっせとお金を生み出す資産に転換する」
これが正解になるのかもしれません。
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