FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による売却)コンサルティング案件が増加中です。
・バイヤーエージェントの報酬はバイヤーからお支払い頂きたい
・自宅も自分で売却することでリスティングエージェントへの報酬をゼロにしたい
という方はこちらからご連絡ください。
コンサルティング料金は発生しますが、リスティングエージェント雇用よりは大幅に節約が可能です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
以前も触れたことになりますが、パンデミック以降、
「米国で適切な資産運用方法を探したいです」
というお問い合わせが急に増えてきました。
私(佐藤)が子供の頃にはとても信じられないことですが、ここ最近は
「日本を出て海外に出稼ぎに出る」
というパターンが増えているのだとか。
中国に抜かれるまでの日本は世界第二位の経済大国として特にアジア諸国から憧れの国として見られていたはずですし、日本に出稼ぎにくる人々も多かったものです。
それが今や日本に出稼ぎに来るではなく、日本から海外に出稼ぎに出るという、まるで戦後の日本の様相が再来しているというのです。
たった今の正確な統計は目にしていませんが
「日本で商売するよりも他国で同じ商売をした方が遥かに稼ぎは良い」
と考える人は特に独身を始めとする身軽な方々には多いでしょうし、ちょっとチャレンジ精神のある人々であれば
「それなら自分も」
と後に続く傾向はこれからより強くなるのではないでしょうか。
同時に自分の体一つで海外に出て大きく稼ぐチャンスを狙いに行くのも大切なことですが、とりわけ所帯持ちやそれなりに年齢を重ねた層では簡単に海外に出稼ぎに出るということは出来ません。
けれども
⇒ 海外に出て体を使って働く
⇒ 資産を海外に出して稼いでもらう
このことは本質的に
「日本よりも海外の方が稼げるはず」
という、共通する意識のもとに行動する人々が増えているわけです。
そこで冒頭に触れたとおり身一つで海外に出稼ぎに出る人もいれば、
「資産をアメリカで適切に回すにはどうすればよいでしょうか?」
とアメリカでの資産形成に興味を持つ人々もまた増えていることになります。
この点は昨日の「コンサルタントの流儀」のカテゴリーでお伝えしたこととも被りますが、現代の金融資本主義の中で最も効率よく経済的豊かさを得るための最終形態は
「お金を生み出す資産を持つこと(=世に価値を生み出す資産を持つこと)」
です。
お金をせっせと貯蓄に回すよりも、お金をせっせと世に価値提供できる資産に転換させる方が理にかないますし、前者は時間と共にお金の価値が失われる一方で、後者は時間を味方につけながらお金がお金を呼び込むことになるのです。
このことはインフレ基調の国であるアメリカではごく当たり前の認識になりますが、これが早晩、日本でもインフレ基調に変化してきた時には同じ道を辿ることになります。
そして少なくとも今の時期にはまだまだドル基軸が続いており、かつ投資活動にかなりのレベルで信頼性の高い米国にもまた、資産を大きく増やしていくチャンスはあるのです。
エクイティ投資という安全手段
そこで
「アメリカで安全に資産運用をしたい」
という場合、どのような方法が考えられるのでしょうか。
株式投資と不動産投資はそれぞれの性質が両極端に見える側面があります。
株式投資 ⇒ ハイリスク、流動性が高い、一株は比較的低額
不動産投資 ⇒ ローリスク、流動性が低い、一戸でも高額
という具合にあらゆる側面が正反対です。
私(佐藤)自身はアメリカ不動産資産はローリスクで安心して資産を手堅く形成できる最高の手法として信じて疑いませんが、それでも不動産資産は安くはないことは事実です。
借り入れてレバレッジを利かせて運用するにしても今のアメリカでは日本のように頭金ゼロということはあり得ず、小ぶりな一戸建てだったとしても最低でも25%程度は頭金を求められるものです。
そうすると
「米国で適切な資産運用方法を探したいです」
という場合はどのような手段が考えられるのでしょうか。
まず大切なのは、適切な資産運用方法とは自分にとって適切な運用方法ですから、まずは当ブログで度々ご紹介する
このグラフを見た上で、どの部類に自分のコンフォートゾーン(心地良い領域)があるのかを探ることが大切です。
論理的に言えば、上記のグラフにあるように実在する現物に紐づく建物こそは自然界に近く、その流動性は低いながらもリスクは低いことが分かります。
とはいえここは差し引きが上手くできているもので、先の株式投資と比較してみると
株式投資 ⇒ 手続きは簡単、保有後はそのまま(経過観察のみ)
不動産投資 ⇒ 手続きは複雑、保有後も判断と指示出しが必要
と、リスクが低くて手堅い分、その手続きや運用にはそれなりに手間がかかってしまうのが不動産という試算カテゴリーです。
私(佐藤)自身は不動産投資を事業として進めていますから
賃貸マーケティングの決定
テナント入居可否の決定
修繕可否の決定
等、それぞれのステージでオーナー自身が行うべき判断と決断を楽しんでいますが、とりわけアメリカ不動産に馴染みのない方々にとってハードルは決して低くなく、ましてや英語での指示出しとなると難が高いものです。
そこで
1.ローリスクの不動産資産に紐づく
2.最初の手続きのみで後は権利の保有のみ
という条件を満たすものとして当ブログでは度々プロミゾリーノートをご紹介していますが、プロミゾリーノートも不動産資産そのものと同様に高額である場合が多いものです。
そこでさらにハードルを落として上の2つに
3.比較的安価に実行できる
という類のアメリカ不動産に紐づいた投資手法があります。
それは「エクイティ投資」と呼ばれるものです。
本シリーズではこのエクイティ投資にスポットを当てて、その性質を深堀してお伝えしていきます。
事業と同様にリスクゼロの投資など存在しないものの、
- より安全に
- より安定して
- より確実に
リターンを手にする可能性を最大限にしてくれる投資手法の一つがエクイティ投資です。
エクイティ投資について、明日に続けます。
投資案件をメールマガジンで無料購読。
下記よりメールアドレスをご登録ください。