アメリカ不動産への直接投資、プロ案件への出資で将来の自分基金を着実に育て上げていきましょう。
→ 最新の案件詳細はこちらから
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
凡そ全ての投資行為に共通する姿勢は
「安く購入して高く売る」
です。
高値で購入して良いパターンは
減価償却を取りたい
現金をそのまま無条件に不動産資産に転換したい
等、特別な事情がない限りは推奨されません。
それ以外の多くの場合は安く購入して高く売り抜けることを目指すべきであり、インフレ基調にあるアメリカでは不動産市場においてもその実現が比較的容易なのが特徴です。
その意味では初心者でもアメリカ不動産投資は成果が挙げやすいと言えますから、適切な市場の適切な立地を選ぶことで成功率の高い投資を実現できるものです。
今回ご紹介している不動産価格が安い地域においては、今でも
「安く購入して高く売る」
というパターンが実現し易い条件を揃えています。
昨日に続き、物件価格が安い市場の6位から5位を見ていきましょう。
物件価格が安い都市6位:McAllen, TX(テキサス州マッカレン)
テキサス州の南端に位置するマッカレンは一昔前まで繁栄する農業コミュニティでした。
当地は私(佐藤)も視察に訪れた際に隅々までみましたが、かつては農業コミュニティだった場所が今では活気に満ちた多文化都市へと変貌を遂げています。
気候的にも穏やかな冬、広大なショッピング地区、そして低い生活費がこの地域の特徴です。
またメキシコ国境に近いことから国際貿易の主要なハブとしての地位を築いています。
現在のテキサス州知事はグレッグ・アボット氏ですが、同氏はマッカレンやリオグランデバレーがビジネスに適した土地であり、活気ある経済の重要な役割を果たしていることを強調することで発展に弾みを付けようとかなり力を入れています。
その流れに乗り、マッカレン市長の手腕でかつては国境の危機のホットスポットとして知られていたマッカレンは、現在では国内外に影響を与える経済ハブとしての名声を確立しつつあります。
また現地人から聞いた話で興味深かったのは、
「ここには両党(民主党・共和党)のどちら勢いもほとんど届かない」
とのこと。
米国でも最南端の当地は政治的力がほとんど及ばず、テキサス州全体として共和党の州だとしても、当地の住民たちは両党に対する熱量がとても低いというのです。
人口動態に目を向けるとマッカレンの人口は2023年に147,118人となり、年間1.11%の割合で成長しています。
これは2020年の国勢調査以来の増加であり、都市圏全体では人口は1,081,000人に達し、2022年から1.98%増加しています。
失業率は4.50%と比較的低く、経済の安定性を示しているようです
かくしてマッカレンは
- 低い生活費
- 穏やかな気候
- 国際貿易の中心地
としての地位を活かし、急速に発展を遂げている都市です。
不動産市場は手頃な価格で魅力的なオプションを提供しており、2022年10月の中間住宅リスト価格は28万ドル。
この価格帯で広さ2,000平方フィートを超える4ベッドルーム、2バスルームの家が26万9,900ドルで販売されています。
マッカレン市場は手頃な価格で広々とした住宅を購入することができるため、国境警備隊員や寒い冬から逃れたい退職者にとっても魅力的な選択肢となっています。
物件価格が安い都市5位:St. Louis, Missouri(セントルイス、ミズーリ州)
ミズーリ州セントルイスはその豊かな歴史と複雑な現状を通して、アメリカ合衆国における都市の進化のダイナミクスを体現する街です。
西部への玄関口として知られるセントルイスは過去10年間でその経済風景、人口動向、不動産市場において顕著な変化を遂げてきています。
率直に、経済的にはセントルイスは一連の課題に直面しています。
その一つの大きな理由は、なんとアメフトです。
アメフトのセントルイス・ラムズが2016年にロサンゼルスに移転したことで、地域から人々が去ったことが現在の経済的課題の一因として挙げられることがあります。
ここは私(佐藤)の肌感覚でしかありませんが、アメフトは東西海岸よりもむしろアメリカ中西部ではかなりの人気があり、その勢いが各地域市場の経済に影響を及ぼすことは否定できないように思うのです。
実際にセントルイス・ラムズの移転がどの程度影響したかは明確ではありませんが、2020年には人口が19世紀半ば以降初めて30万人を下回りました。
加えてコロナウイルスの流行はこの傾向を加速させたと考えられています。
そして2010年から2020年の間にセントルイス市では住宅所有率が10.4%、セントルイス郡では6%減少しました。
この状況を受けて地元の役人たちは行動を起こす必要性を認識しており、2021年に設立された非営利団体であるグレーター・セントルイス・インクは、
「長期的な成長に焦点を当てた経済アジェンダを推進し、最大の共同コミュニティインパクトを持つことを目指して、高品質な仕事を創出する」
と掲げて活動を続けています。
同時にこれら一連の課題にもかかわらず、セントルイスには住民を魅了するものがたくさんあります。
セントルイス動物園やラファイエット公園等の魅力的なスポットは数多くあり、地元のレストランやバーを探しているなら、ウェブスター・グローブスは注目のスポットの一つです。
そして不動産価格としては、ダウンタウンからわずか20分の距離にある2ベッドルーム、1バスルームのバンガローが23万8千ドル程度で手に入れることができます。
確かな住宅需要が継続し、かつ周りを含めた都市圏としては人口が僅かながらも増える当地では、住宅所有率の低下は住宅賃貸事業にとっては有利にすらなっているのです。
投資案件をメールマガジンで無料購読。
下記よりメールアドレスをご登録ください。