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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
もしも佐藤が今20代であれば、ほぼ間違いなくアメリカで「賃貸暮らし」をしていると思います。
貯金の少ない20代では物件を購入しようにも頭金がなかなか貯まらないというのもそうですが、それ以上に今のアパートコンプレックスは
「いや、これはホテル以上じゃないですか?」
と思えるような様々なアメニティがついており、下手に物件を購入するよりもグレードが高いようにすら思えるからです。
実際に今のアメリカのミレニアム世代の多くが同様の考えにあるでしょうし、物件が高くてなかなか購入できないという事実もさることながら、それよりも賃貸物件に留まる理由が大いにあるのです。
そこで本シリーズではアメリカ不動産における
賃貸物件暮らし
所有物件暮らし
の中でも賃貸物件に焦点を当て、
一軒家を借りる場合
アパートを借りる場合
のそれぞれの利点と欠点を比較していきます。
まずは一軒家を借りる場合から、その良し悪しを見てみましょう。
一軒家を借りる利点
より広いスペース
一軒家の場合は前庭、裏庭、そして場合によっては側面にもスペースがあるため、通常、アパートよりも多くのスペースがあります。
この広さは外観だけでなく屋内にも及び、より多くの部屋にまたがる広い平方メートルが期待できるものです。
特に子供が大きくなることが分かりっきっている家族には理想的ですが、カップルや独身者も
- ホームオフィス
- 収納スペース
- ジム
- ペットエリア
など様々な用途で屋内外のスペースを活用できることになります。
より多くのプライバシー
プライバシーを重視し自分たちだけの専用スペースを楽しみたい場合、家を借りることはアパートを借りるよりも適しています。
多くのアパートは部屋同士で壁を共有しているのに対し、家は通常、お隣とは数メートル離れており、プライバシーやセキュリティのためのフェンスが設置されていることが多いのです。
家族生活に適している
成長する子供がいる家庭か、または家族を計画している場合のも家は理想的な選択肢です。
子供用の専用の寝室に加え、多くの親は子供の遊び場や家族や友人との集まりに適したパティオとして裏庭を利用することを喜びます。
賃貸から購入への可能性
ここも大きなポイントの一つですが、一部の家主は賃貸から購入へのオプションを提供してくれることがあります。
その家での生活を楽しんでいれば、将来的に購入を検討するオプションがあるということになります。
特に即座に家を購入する資金がない場合や、クレジットスコアを高めるために時間が必要な場合に、非常に有利な条件となるのです。
ペットのための広い場所
多くの家には裏庭があり、ペットの制限が少ない傾向にあります。
ただし小さな裏庭を持つ家では、ペットの種類やサイズに制限があるかもしれません。
それでもペット制限をクリアしている場合、ペットもまたストレスなく、広い環境を楽しむことが出来るのです。
無料の駐車場
またほとんどの家には車道があり、一部にはガレージも付いています。
ということは少なくとも自分の車を駐車するスペース、場合によってはゲストの車用のスペースもあるのです。
これに対しアパートの場合、専用駐車スペースのための追加料金がかかる可能性もあります。
一軒家を借りる欠点
費用が高い
家を借りる場合、一般的にアパートを借りるよりも費用がかかります。
これは住んでいる都市によって異なるため、検討している都市の現在の賃貸市場をよく調べることが大切です。
掃除するスペースが広い
そしてここは生活に直結する話ですが、一軒家の場合、アパートよりも掃除が大変です。
より多くの部屋とスペースがあり、掃除用品に追加の費用がかかる上、あまりにも広いと賃貸物件でも家政婦を雇う世帯もあります。
裏庭の手入れや、雪の降る月には車道の除雪など、アウトドアのメンテナンスも考慮する必要があります(通常は賃貸契約ではテナント責任の範疇)。
家具の必要性
家具が少ない場合、空の部屋を埋めるために家具を購入する必要があります。
中古品やビンテージ家具をオンラインで購入することでコストを抑えることが可能ですが、スペースも広い分、モノを揃えるのにもそれなりにお金がかかるものです。
修繕への対応が遅い
ここは州ごとに違いがありますが、例えばカリフォルニア州の場合は16戸以上を有するアパートでは
「修繕担当者が構内に暮らしていること」
が義務付けられています。
そこでアパート物件の場合は住み込みのメンテナンス作業員が入居者の困りごとを迅速に解決してくれることがよくありますが、一軒家の場合は
1.管理会社に連絡する
2.管理会社が業者に見積もりを取らせる
3.管理会社が見積もり内容をもってオーナーに報告し、修繕可否を決断してもらう(管理契約内で取り決められた金額以下であれば、現場判断で行われる)
4.オーナーが決断してから修繕実行
という流れになるため、一軒家の場合は問題が時間がかかるのです。
。。。
結局のところ、
一軒家を借りるか
アパート物件を借りるか
の決定は、個人のライフスタイルやニーズに大きく依存します。
広いスペース、プライバシー、そして家族向けの環境は大きな魅力ですが、高いコストやメンテナンスの負担も考慮する必要があるものです。
そこで一軒家の賃貸を検討する際にはこれらの要因を総合的に考慮し、自分の生活スタイルや予算に合った選択をすることが大切です。
また市場の動向や賃貸条件もしっかりと調べ、長期的な視点での判断を心がけましょう。
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