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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
自宅購入の選択に際し、キッチンのリモデルパターンについてお伝えしています。
キッチンはおよそ誰もがほぼ毎日使う場所であり、特にたいていの主婦にとっては自分の聖域です。
そうすると女性の好みに合わせたデザインや機能を検討することは全ての家族にとって理に適うでしょうし、物件購入を検討する際に
「キッチンがイマイチだからこの物件は。。」
と判断する前に、ここにご紹介するキッチンタイプのいずれがピッタリくるのかを検討してみるとよいと思います。
このあたりのこだわりは本当に人それぞれで、私(佐藤)のある知人は古い物件を購入して、その後に物件全体をフルリノベーションしました。
それこそ古い時の物件を取り壊す作業は記念に自分で壁をハンマーでたたき壊し(笑)、文字通り全て一からやり直したのです。
その時に彼がこだわったのがやはり、奥さんのリクエストによるキッチンでした。
仕上がり後の自宅を拝見しましたが、玄関を入ると何とも広々としたダンスホールのような部屋。
聞くと、ギリギリまで部屋と部屋の壁を打ち壊して、一つのホールにしたかったとのこと。
そしてその真ん中には堂々としたキッチンアイランドがありました。
かなり大きめのアイランド式であり、料理どころか高めの椅子をおくことで、そこで並んで食事も十分に出来ます。
そして四方の壁はそれぞれが食器棚を始めとする収納スペースに囲まれており、まるでちょっとした規模のレストランのようです。
とにかく奥さんはキッチンに拘りたかったようで、まさに昨日からお伝えする
「購入したい物件のキッチンだけが気に入らない場合、リモデリングの検討余地あり」
を地でいく知人でした。
昨日に続き、もう二つキッチンタイプを見ていきましょう。
本日も続けます。
ギャラリーキッチン(Galley kitchen)
「スペースは限られているけれども、いろいろできるように仕上げたい」
そんな風に考える人はギャラリーキッチンが合っているかもしれません。
料理が好きでキッチンで何時間も過ごすけれども、狭いスペースでそれを行わなければならない、窓やドアが部屋の短い壁にあるような場合。
そんな状況でも絶望することはありません。
スペースに限りがあるけれどもあくせく動きたい時、それに最適なのが作業スペースと収納スペースが両側にあるダブルサイド(別名ギャラリー型)キッチンです。
ただし、このレイアウトにできるだけ多くを詰め込みたくとも、それは避けた方が吉とでます。
例えば、反対側のキッチンユニット間には最低47インチのスペースを確保して、ドアや引き出しが両側から自由に開けられるように計画する必要があるといった具合に、結構緻密に設計を考える必要があるからです。
作業スペースを向かい合わせに配置することは避け、2人がいるとすればお互いの邪魔をせずに、また背中合わせに立つことなく快適に一緒に作業できるようなスペースに仕上げる必要があります。
L字型レイアウト(L-shaped layout)
リモデルを考えている家主の多くは、この広々として柔軟なキッチンレイアウト「L字型レイアウト」に圧倒的に引かれます。
それは文字通りの意味で、キッチンとカウンタートップが開放的な「L」字型に配置されています。
L字型キッチンレイアウトは、ダイニングテーブルをキッチンエリアと統合したい人に最適です。
これを利用して、独立した食事用キッチンを作ることも、オープンリビングエリアの一部としても使えます。
(注:料理中にプライバシーを好む方、または少なくともゲストからの緩衝帯を望む方には、L字型キッチンは適していないかもしれません)
とどのつまり、どのレイアウトが最適?
ここまでに5つほどのキッチンタイプを見てきましたが、この中のどれを選ぶかはやはり
購入を検討する物件のキッチンエリアの広さ
自分の好み
を掛け合わせてよく検討する必要があります。
またキッチンレイアウトに固執する前に、専門家は利用可能なスペースを超えて下記の重要な点も考慮することを提案してくるものです。
例えば
家電製品
多くのリモデルガイドではキッチンレイアウトとキャビネットを選ぶ前に家電製品を選ぶことを提案していますが、これがすべての人にとって最善の選択とは限りません。
けれども
料理が好きな人
電製品にこだわりがある人
単に料理が好きな人
は、他のキッチンリモデルの計画を立てる前に家電製品を選ぶのが最善かもしれません。
使用法
現在のキッチンの使い方について深くに考え、新しいスペースでどのように使いたいかを考えてみましょう。
それは家族がよく集まる家の中心なのか、それとも自分の孤独な隠れ家なのか?
数時間かけて準備する料理が好きか?
料理ではよりマイクロウェーブオーブンを使うか?
これらの問いを立てて、家庭の家族にとってキッチンの機能を特定することが、家を改善する部屋を作る鍵になります。
例えば、料理人天国を作ることが目標なら、大型で豪華なレンジの家電のためには座席スペースを犠牲にする必要があるかもしれません。
一方で家族が集まるスペースを作ることが目的なら、ストーブを置く場所よりも快適にくつろげるスペースが優先されます。
柔軟性
最後に、既存のキッチンをリモデルする場合は現在の設備や家電の場所に固執しない方が得策です。
プロジェクト全体の予算ではこれらのアイテムを移動する費用はわずかですが、新しいデザインに与える影響はかなりのものがあります。
そこでプロジェクトに対する柔軟な姿勢も意識するようにしましょう。
これらの要素を組み合わせて考慮した後で、専門家に相談しながら自分にとって最適なキッチンのリモデルを検討してはいかがでしょうか。
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