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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
「見ないと分からない、体験しないと分からない」という言葉は、私たちが日常では気づかない価値や教訓を秘めているものです。
最近、ある著名ユーチューバーのインタビューが目に留まりました。
彼は旅行系ユーチューバーとして世界を旅し、様々な経験を積んだ一人の男性の物語を通じて
「見ないと分からない、体験しないと分からない」
という言葉の深い意味を探り続けているのだとか。
チャンネルは相当な登録者数がおり、ユーチューブを通じて大きな収益を上げ、羨ましいことにその収益をもって世界中を旅する生活を実現し続けています。
世界旅行の費用がそのまま経費になる、という最もエコの効いた世界旅行です。
そんな彼の動画は多くの人々に影響を与え、彼自身も常に新しい体験を求め続けました。
けれどもこの方は世界中の旅を続けるうちに、ある内面の変化に気づきます。
旅行たるものは「たまに出かける」からこそ新鮮味があるわけで、旅行期間は「非日常」と言えます。
けれども一年のほとんどを旅行し続ける彼は非日常が日常となり、新鮮さを失っていきました。
「エジプトに来てピラミッドを見ても、日常にしか見えない」
この変化は、彼の内面に新たな疑問を投げかけます。
多くの人々は、富を得た後に高級車の購入や豪邸の建設、世界旅行などの経験を求めます。
けれどもここはある種のパターンですが、やがて彼らは物質的な豊かさだけでは真の幸せは得られないことに気づきます。
物質的なものは実に無機質で、本当に必要なのは贅沢ではない何かであることを理解し始めるのです。
お金があれば幸せになれると信じる人々は多いですが、実際にはお金に縛られることで真の幸せを見失ってしまうことがあります。
本当の幸せは物質的な豊かさではなく、内面的な充実感にあるもの。
このことは言葉だけの綺麗ごとではなく、ほとんどの人々が同じ結論にたどりつくものです。
実際のところ、日本や米国に生まれただけで、世界的に見れば豊かな暮らしをしているものです。
年収数百万円でも、世界平均と比較すれば十分な贅沢を享受しているはず。
体験しないと分からないことが多いのは事実ですが、他人の経験から学び、自分の価値観を見つめ直すことができる人は、さらに感性がよいのかもしれません。
前での彼もユーチューブでの成功から始まり、多くの人々に影響を与えました。
最初のうちは、旅は彼にとって非日常の連続でした。
新しい土地
新しい文化
新しい人々
けれども旅を続けるうちに、非日常が彼の新たな日常となります。
世界中どこへ行っても、彼はもはや目新しさを感じなくなっていました。
派手な高級車
大きな家
高級グッズ
モノはどこまでもモノであり、どんなモノもやがて廃れ、人々は興味を失っていきます。
ホンモノの金持ちに学ぶ
そしてこの手の話になると、思い出すのがアメリカの億万長者であり、免税店運営企業DFSの共同創立者であるチャールズ・フィーニー氏です。
フィーニー氏は昨年、92歳でサンフランシスコで死去しました。
彼は約1兆2000億円に相当する80億ドルを超える財産を、彼が設立した大西洋慈善財団を通じて社会に還元したことで知られています。
その社会還元のレベルは凄まじく、
米国
アイルランド
英国
北アイルランド
オーストラリア
南アフリカ
ベトナム
バミューダ
キューバ
に対して莫大な寄付をし続けました。
夫人と子どもたちに残すための遺産を除き、文字通り全財産を寄付したのです。
フィーニー氏は生前
「死ぬときに寄付するよりも生きている間に寄付するほうが楽しい」
と述べていたのだとか。
そのフィーニー氏のすごさは寄付者非公開にあります。
氏は名前を公開せずに匿名で寄付を行い、大学、病院、科学研究、人権団体などに支援し続けていました。
結果として彼の名前が刻まれた建物は1つもなく、寄付金の出所を隠すために本人宛の小切手で渡していたのです。
1931年に米国ニュージャージー州で生まれたフィーニー氏は、空軍に入隊し、その後コーネル大学を卒業。
後に誰もが空港で目にする税店事業を立ち上げ、世界中の主要都市で店舗を展開し、豊かな生活を送ることができましたが、
「ここに自分の求めた幸せはなかった」
と気づいて贅沢な生活をやめ、エコノミークラスでの飛行や地下鉄、タクシーの利用に切り替えたと言います。
旅行はたまにいくから非日常感が楽しい。
モノはどれだけ贅沢品を手にしてもそこに幸せはない。
富を手にした人々が気づく世界はほぼ異口同音ですが、このことは自分で体験してみないと分からないのも事実。
自分で失敗して気づくのは愚策。
他人の気づきから学んで気づくのが上策。
頭では分かっていても、その世界を見てみたいと思うのが人間です。
同じく、私(佐藤)がたびたび質問させて頂くことがあります。
「何のために資産形成をされるのですか?」
その先にある答えは千差万別ですが、非日常こそ楽しく、本当は高級品など人生の必需品ではないという事実。
それらを踏まえた時に、資産形成に向けた自分の目標が少し改まってくるものではないでしょうか。
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