こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
今回は、2025年の「退役軍人にとって住みやすい街トップ10」を見ていきたいと思います。
退役軍人にとって暮らしやすい街とは、一見して不動産投資家には関係がないように思うかもしれません。
けれどもアメリカ退役軍人の方々は従事してきた年数が長ければ長いほど、退役後の報酬が厚く、すなわち賃貸物件の安定したテナントとなる方々も少なくありません。
ここでは、退役軍人に人気の10都市を一気に見ていきましょう。
【1位 マートルビーチ(サウスカロライナ州)】
美しいビーチが広がり、退役軍人へのコミュニティ支援も充実しています。
州の税制面では障害を持つ退役軍人に対する固定資産税の完全免除や、退役軍人年金の非課税など、経済的メリットが豊富です。
60マイル以上にわたるビーチと100以上のゴルフ場は、リタイア生活を存分に楽しませてくれます。
【2位 アトランティックシティ(ニュージャージー州)】
活気あるビーチカルチャーに加え、障害を持つ退役軍人向けの税金免除と軍人年金の非課税措置が魅力。
ジョイントベース・マクガイア=ディックス=レイクハースト基地に近く、退役後の再就職にも有利です。
【3位 ローレンス(カンザス州)】
大学の街らしい小さな魅力あふれる地域で、退役軍人向け医療サービスが全米トップの評価を受けています。
州立クリントン公園では釣りやキャンプが楽しめ、ダウンタウンでは地元のショップやカフェ、アートシーンを楽しめます。
【4位 スーフォールズ(サウスダコタ州)】
医療アクセスの良さが際立つ街です。
101人もの医師が1万人あたりに在籍しており、地元の公園やスカルプチャーウォークなどファミリー層に人気のイベントも豊富です。
【5位 バトルクリーク(ミシガン州)】
地域の支援が全米最高水準で、特にVA施設へのアクセスが抜群。
ケロッグ社発祥の地としてナショナルシリアルフェスティバルなど地域イベントが盛んです。
【6位 ディケーター(イリノイ州)】
財務面での健康状態が最高ランク。
湖沿いの自然豊かな立地と動物園や子供博物館など、ファミリー向け施設が充実しています。
【7位 クリーブランド(オハイオ州)】
クリーブランドクリニックなど全米屈指の医療施設があり、エリー湖畔でアウトドアと文化を両立できます。
【8位 アルトゥーナ(ペンシルベニア州)】
アレゲニー山脈に位置する自然豊かな小都市。
退役軍人人口密度が非常に高く、障害者向け税金免除の制度も完備しています。
【9位 ラピッドシティ(サウスダコタ州)】
マウントラッシュモアやバッドランズ国立公園に近く、アウトドア派に最適。
州全体が退役軍人の年金に税金を課さないというメリットもあります。
【10位 ロートン(オクラホマ州)】
人口あたりの退役軍人の割合が最も高く、ウィチタ山脈近郊での自然を満喫できる場所です。
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ここでは端的に人気の10選を挙げましたが、退役軍人のテナントが多い投資対象地域の目安として参考になれば幸いです。
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