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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
「Buy Now, Pay Later(BNPL:今すぐ購入、後払い)」
という衝動買いを扇動するような流れは以前からアメリカにありましたが、ここにきて急激に助長されているようです。
今回、FICOがBNPLローンの利用履歴を信用スコア(クレジットスコア)に反映すると発表しました。
これにより、不動産投資家や住宅購入を検討している方々に大きな影響が出る可能性があります。
BNPLとは、AfterpayやKlarna、Affirm、PayPalといったサービスを通じて、購入代金を複数回の分割払いで支払える仕組みです。
当初は高額な商品に利用されることが多かったのですが、最近ではインフレや高金利、学生ローン返済の再開などで、生活必需品や食料品の購入にも利用されるケースが増加しています。
LendingTreeの最新レポートによると、昨年は14%だったBNPLによる食料品購入が、今年は25%に達しているとのこと。
こうした背景から、消費者の返済状況をより詳細に把握するため、FICOが新たなクレジットスコアモデル「FICO Score 10 BNPL」「FICO Score 10 T BNPL」を導入しました。
これは消費者がBNPLローンをどれだけ利用し、返済をきちんと行っているかがスコアに直接影響する仕組みとなっています。
不動産投資家にとって、これは何を意味するのでしょうか。
クレジットスコアは、住宅ローンの金利や融資条件を決定する重要な指標です。
BNPL利用履歴が反映されることで、これまでスコアに影響しなかった小口の返済状況も評価対象となり、スコアがより細かく変動する可能性があります。
返済遅延や未払いが増えるとスコアが低下し、住宅ローンを組む際に高い金利が適用されたり、融資審査に通りにくくなったりする恐れがあります。
その一方できちんと返済を行っている人にとっては、スコアが上がり、より有利な条件で住宅ローンを利用できる可能性もあります。
不動産投資家として重要なのは物件を貸し出す際、テナントのクレジットスコアを確認する機会があるということです。
BNPLデータが追加されることでより正確なテナントの信用力を見極めることが可能になり、家賃の支払い遅延リスクを抑えることが期待できます。
かくして、BNPLデータを取り入れた新たなFICOスコアの導入は住宅ローンを検討している人だけでなく、投資物件のオーナーや不動産投資家にとっても重要なニュースとなりそうです。
BNPLの利用状況も念頭に置きながら、クレジットスコアを注意深く管理し、不動産投資に活かしていくことが求められるのではないでしょうか。
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