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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
今日は
「カリフォルニア州における住宅購入の厳しさが、2024年も全人種で拡大している」
というC.A.R.(カリフォルニア不動産協会)の最新レポートをもとに、人種グループごとの住宅取得可能性について解説していきます。
私(佐藤)自身も、南カリフォルニア在住の日系のお客様から
「家を買いたいけど手が届かない」
といったご相談をよく受けます。
- なぜ住宅がこんなに高くなっているのか?
- どの地域・どの人種にとって購入が難しいのか?
- そして、今後どう動けばよいのか?
今回のレポートをもとに、そのヒントを読み解いていきましょう。
カリフォルニアで家を買えるのはたった18%
まず、こちらの表をご覧ください。
2024年 住宅取得可能性指標(エスニック別)
| 地域/州 | 全体 | 白人 | アジア系 | ヒスパニック/ラティーノ | 黒人 | 住宅中央値価格 | 月額支払額(税・保険含) | 最低必要年収 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| カリフォルニア州(戸建) | 18% | 21% | 27% | 9% | 10% | $865,440 | $5,530 | $221,200 |
| カリフォルニア州(タウンハウス等) | 27% | 32% | 38% | 16% | 16% | $675,000 | $4,310 | $172,400 |
| 全米平均 | 38% | 41% | 54% | 32% | 24% | $412,500 | $2,630 | $105,200 |
この表から読み取れるポイントはシンプルです。
⇒ カリフォルニアの住宅価格は、全米平均の約2倍。
⇒ それに伴い、必要とされる年収も$221,200(約3,500万円)と高額です。
この年収を満たす人は、全体のわずか18%しかいません。
人種ごとに大きく異なる購入可能性
ここで特に注目すべきは、人種ごとの差です。
- アジア系:27%(最高)
- 白人:21%
- 黒人:10%
- ヒスパニック/ラティーノ:9%(最低)
このように、アジア系とラティーノ系では住宅取得の可能性が3倍近くも違います。
その背景には、年収の差があります。
人種別 2024年カリフォルニア州 年収中央値
| 人種 | 年収中央値 |
|---|---|
| アジア系 | $128,720 |
| 白人 | $111,680 |
| ヒスパニック/ラティーノ | $82,660 |
| 黒人 | $70,220 |
| 州平均 | $99,310 |
この「年収の壁」が、住宅取得可能性の壁へと直結しているのです。
地域別に見る「住宅購入のしやすさ」
都市によっても、住宅の買いやすさには大きな差があります。
例えば、黒人世帯にとって最も購入が困難なのは:
- サンマテオ(取得可能性:5%)
- サンフランシスコ(6%)
- オレンジ郡(13%)
一方、購入しやすい地域は:
- サンホアキン(34%)
- フレズノ(31%)
- サンバーナーディーノ(25%)
同様に、ヒスパニック系にとって購入しやすいのは:
- ケルン郡(30%)
- サンバーナーディーノ(32%)
- フレズノ(28%)
反対に、オレンジ郡やロサンゼルスは取得可能性が一桁台と非常に厳しいです。
支援策はあるのか
C.A.R.では、「Pathway to Home」プログラムを通じて、低所得・マイノリティ世帯向けに最大$10,000(約150万円)のクロージングコスト補助を提供しています。
2022年の開始以来、312世帯がこの恩恵を受けており、2025年末までには415世帯に拡大予定とのこと。
これは大変心強い取り組みですが、根本的な解決には住宅価格の抑制や所得格差の是正が求められるところ。
それでも「買える人」はどんな人か?
今のような高金利・高価格時代でも家を購入している方の特徴は以下の通りです。
- 頭金をしっかり貯めていた人(20%以上)
- 二人以上の収入を合算できる世帯
- 地方都市や価格の安い地域を選んだ人
- FHAや補助金を活用したファーストバイヤー
つまり、戦略次第で可能性はゼロではありません。
情報が未来を変える第一歩
住宅価格や金利が高止まりする中、「買えない」とあきらめる前に
- 収入と支出の見直し
- 補助金やプログラムの活用
- 地域選びの柔軟性
こうした「戦略的な住宅取得プランニング」がこれまで以上に重要になろうかと思います。
マイホーム取得の道は、かつてより遠くなったかもしれませんが、情報を正しく使い、地に足をつけて行動すれば道は必ず開けます。
ご相談はいつでもお待ちしています。
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