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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
今日はおそらくは永遠のテーマ、「持ち家か賃貸か」について、リタイア後の生活設計を数字を交えて見ていきましょう。
多くの方にとって住宅を所有するか、あるいは賃貸に住むかという決定は、特にリタイア後において大きな影響を与える重要な問題です。
まず賃貸の最大のメリットはメンテナンスフリーということ。
リタイア後は家の修理や庭の手入れといった煩わしい管理作業から解放されたいという理由で、賃貸を選ぶ方もいます。
その一方で、賃貸には大きなデメリットもあります。
その代表例が長期的な費用増加のリスクです。
近年の統計では、シカゴ市内の1~2ベッドルームの賃貸住宅の2025年5月の中央値は月額1,793ドルでした。
前年同期比では1.5%減少しましたが、過去6年間の伸び率を見ると15.1%という驚異的な増加を示しています。
つまり年金や退職資金に依存するリタイア後の生活にとって、毎年の家賃上昇は予測困難なリスク要因となるのです。
さらには昨今の関税引き上げ(鋼鉄やアルミニウムの関税25%増)が建設コストを上昇させ、その結果として賃貸料金がさらに高騰する可能性もあります。
そこで住宅を所有することの利点は、インフレへのヘッジと資産形成という二つの側面から説明できます。
特にコンドミニアムは所有するメリットと賃貸の利便性を併せ持つ優れた選択肢です。
シカゴでのコンドミニアムの平均価格は2025年現在で約35万ドルですが、この価格帯はシカゴの住宅価格の中央値(35万ドル)とほぼ同じであり、全米の住宅価格中央値(440,950ドル)と比較してもリーズナブルです。
つまり、所有する住宅としてのコンドミニアムの価格は、市場の相場感として妥当な範囲内と言えることになります。
またコンドミニアム最大の魅力はHOA(ホームオーナーズアソシエーション)が管理を担当することで、維持管理の手間が大きく削減される点です。
リタイア後の予算管理が容易になる上、毎月の住宅関連費用が一定化されます。
所有の場合は家賃のように増加するリスクが少なく、固定された費用で安定した暮らしを送ることが可能となります。
さらに、所有権を持つことにより資産価値の上昇という可能性も享受できます。
資産価値が上昇すればエクイティが増加し、リタイア後の資産形成にも役立つわけです。
例えばシカゴで住宅価格が年率平均2%の上昇をすると仮定すると、35万ドルの物件は10年後には約42万7千ドルの価値になります。
間違いなく、これは賃貸では得られない利益です。
さらに賃貸の場合、家主が突然賃料を引き上げたり、物件を売却するために立ち退きを要求されるリスクもあります。
そのような不確定要素は、特に老後には避けたいストレスではないでしょうか。
こうした観点から、小規模なコンドミニアムへの移行がリタイア後の生活に最も理想的である、という考え方もあると思うのです。
特に住宅を所有することによる安定性と、賃貸に似たメンテナンスの利便性を兼ね備えている点が評価できます。
さらに十分なリタイア資金(例えば401kに100万ドル程度)がある場合、住宅ローンを大きく取らずにコンドミニアムを購入できるため、経済的負担を最小限に抑えることも可能です。
このことはリタイア資金の安定した運用を維持するために非常に重要なポイントです。
。。。
究極は「賃貸か持ち家か」とならば、その答えは
「個人の求める価値観による」
となりますが、上記に触れた実情を踏まえると賃貸よりもコンドミニアムの購入が経済的にも安心で賢明な選択になる可能性はある、ということは言えると思います。
リタイア後の住宅選択をお考えの際は、上の数字を参考に安定した老後の実現に役立てていただければ幸いです。
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