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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
親から受けたアドバイスというものは、子には口うるさく聞こえたとしても、)多くの場合ありがたいものです。
けれどもことアメリカ不動産に関しては、その助言が時代遅れになっているケースが少なくありません。
理由は単純で、この20〜30年の間に住宅市場の状況が劇的に変化しているからです。
1997年以降、全米の住宅価格は約260%も上昇しました。
その一方で住宅ローン金利は数年前まで4%を切っていたのに、今では7%前後にまで上がっています。
加えて、初めての購入層が狙うような物件でさえ入札競争が一瞬で起こるのが現実です。
こうした背景を踏まえると、親世代の常識が必ずしも現代に通用しないのは当然。
例えば、最もよく聞くアドバイスのひとつが「頭金は20%必要」というものです。
けれどもこれはもはや絶対条件ではありません。
FHAローンなどを利用すれば低い頭金でも購入でき、場合によっては売主側がクロージングコストを負担してくれるケースすらあります。
かつては20%を貯めてから買うのが賢明とされましたが、今ではむしろ待っている間に価格が跳ね上がり、手が届かなくなるリスクが高いのです。
また「完璧なクレジットスコアがなければ家は買えない」という考えも誤解です。
実際にはスコア500程度から利用できるローンプログラムも存在し、選択肢は広がっています。
逆に高いスコアを持っている人ほど、複数の金融機関にあたって条件を比較することが重要です。
高スコアだからといって、自動的に最良条件が得られるわけではないのです。
さらに「付き合いのある銀行一本で進めるべき」という助言も現代には合いません。
地域や支店ごとにコスト構造は異なり、特定の銀行への忠誠心がかえって数千ドルの損につながることもあります。
そこで融資を検討する際は、必ず複数のオプションを比較検討することが求められます。
その一方で、親のアドバイスの中には今でも価値のあるものもあります。
その代表例が「予算を最大限まで使い切らない」という考え方です。
無理をして購入すれば、予期せぬ出費に対応できなくなり生活全体が不安定になります。
家計に余裕を残しておく姿勢は、今も昔も変わらぬ鉄則です。
また「タイミングを待ちすぎるな」という点も同様です。
市場の完璧なタイミングを狙うことは不可能に近く、結果的に購入の機会を逃すことにつながります。
重要なのは、今のライフスタイルと予算に合った住まいを選ぶことです。
さらに「金利が高くても返済額が無理なく収まるなら問題ない」という考え方も現実的です。
1980年代には18%に達した時代もありましたが、それでも多くの人が家を買い資産を築きました。
金利は将来的に下がる可能性があり、その際にリファイナンスもできます。
重要なのは「月々の支払いが生活を圧迫しないかどうか」です。
。。。
かくして、親世代のアドバイスはすべてが間違い一方で、状況の違う現代では無条件に鵜呑みにしてしまう必要もありません。
頭金や完璧な信用情報にこだわるよりも、今の市場環境と自分の資金状況に合わせた柔軟な戦略をとることの方が大切なものです。
何よりも不動産購入において大切なのは「現代のルールに基づいて判断すること」です。
親の経験談を参考にしつつも、実際の決断は最新の市場データと専門家の助言に基づいて行いましょう。
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