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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
今回は「スターターホーム」と「永住(フォーエバー)ホーム」の買い方の違いについてお話しします。
一見すると家探しはどれも同じように思えますが、実際には目的が大きく異なるため取るべき戦略も変わってきます。
スターターホームは資産形成の第一歩であり、永住ホームはライフスタイルの基盤を築くための選択です。
スターターホームの考え方
スターターホームは「まず市場に参入する」ことに意味があります。
賃貸では毎月の家賃が消えていきますが、購入すれば同じ支払いが住宅ローン返済となり、同時に資産=エクイティ(持分)を積み上げていけるのです。
これは投資信託や株式と違い「自分が住める資産」であり、生活と資産形成を同時に実現できる点が大きな魅力です。
実際、あるエージェントは2ベッドルームのスターターホームを売却し、16万5千ドルの利益を得てその資金を次の家の頭金に充てることができました。
つまり「最初の家で大きな背伸びをしすぎないこと」が次のステップへの道を拓くわけです。
スターターホームは永住の理想を追う必要はありません。
むしろ、月々の支払いを抑えつつ、市場に早く参加することが最大のポイントになります。
永住ホームの考え方
その一方で、永住ホームは資産形成以上に「人生の舞台装置」としての役割を持ちます。
数十年先までその家と付き合うことを前提に、生活導線や近隣環境、老後の利便性まで見据えた選択が求められます。
例えば階段が多い家は70歳になった時にどう感じるか、徒歩圏内で生活が完結できるか、学校区や医療機関は安心できるかなど、視点は一気に長期的になります。
また、家そのものにも「柔軟性」が必要です。
子供が増えたり、親の同居が必要になったり、働き方が変わったりしても対応できる間取りや収納力が重要になります。
派手なデザインや一時的な流行よりも、自然光、家事動線、使い勝手の良さを優先する方が長い目で見て満足度が高まるはず。
そして何より、永住ホームでは「地域とのつながり」も大切です。
隣人や町内の雰囲気は数十年にわたり生活の質を左右します。
短期の住み替えを前提とするスターターホームとは根本的に視点が違うわけです。
よくある失敗:未来を考えない買い方
スターターホームでも永住ホームでも、失敗する人の多くは「今だけ」を基準に選んでしまいます。
たとえば眺めの良い高台の家を選んだものの、ベビーカーを押して公園まで行けないと想像以上に不便さを感じます。
また、仕事や家族構成の変化は思っている以上に早く訪れます。
3年後、5年後、10年後の自分たちの暮らしを想像し、それに耐えうる選択をすることが重要なのです。
その意味では未来を見据える力こそが、不動産購入における最大のリスク回避策と言えるのではないでしょうか。
。。。
スターターホームは「資産形成の第一歩」であり、永住ホームは「人生設計の基盤」となります。
どちらも大切な役割を持っていますが、混同してしまうと後悔につながるものです。
大切なのは自分が今どの段階にいるのかを理解し、それに応じた戦略を持つこと。
最初の家は無理をせずに市場に入り、永住の家はじっくりと未来を見据えて選ぶ。
これが、長期的に満足できる住まい選びのルールのように思います。
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