投資案件をメールマガジンで無料購読。
下記よりメールアドレスをご登録ください。
こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
サンフランシスコの住宅市場が異常なほどのスピードで動いています。
少し前まで「氷河期」とまで言われたこの街の不動産市場が、なんと今や、全米主要都市の中で最も早く売れている都市のひとつに返り咲いているのです。
レッドフィンの最新データによると、2025年9月のサンフランシスコの住宅の平均販売期間はわずか21日。
これは全米平均の51日を1か月以上も下回るスピードであり、サンノゼと並んで全米最速の売れ行きです。
実際のところ、ほんの2年前までは全く違う景色が広がっていました。
当時はパンデミック後の人の流出が続き、売りに出しても1か月以上動かない物件が多く、エージェントたちは頭を抱えていました。
では、なぜ今サンフランシスコだけが再び熱を帯びているのでしょうか。
その背景には、AI(人工知能)産業の急成長があります。
OpenAIをはじめとする企業の社員が株式を売却して得た資金をもとに、再び市内に住宅を購入する動きが活発化しているのです。
彼らは潤沢な資金を持ち、レンタル市場だけでなく購入市場にも大きな影響を与えています。
実際、この秋以降のサンフランシスコでは取引件数が大幅に増加し、同時に新規の売り出し件数が減少しています。
これは需要が供給を上回り始め、価格上昇の前兆が見え始めている証拠です。
その一方で、AI関連企業の集中が住宅需要を地域的に偏らせているのも特徴です。
とくに西側エリアの住宅はコロナ禍以降も値下がりが少なく、今も数週間で売れる傾向があります。
逆にダウンタウンや東側の新築コンドミニアムは売れ残りが目立ち、価格下落が続いています。
この点はHOA(管理費)の上昇や、リモートワーク定着による都心離れの影響が大きいと言われています。
けれども最近になって、その流れにも変化が見え始めました。
UberやOpenAIのオフィスがあるミッションベイでは、急速に需要が戻ってきているとのこと。
クライアントの多くは通勤を重視する実需層ですが、中には投資目的で購入する人も増えているようです。
現地のあるエージェントは10件以上の売り物件を抱えていましたが、今年の9月末には在庫ゼロ。
それほどまでに需要が強いということです。
投資家にとっての好機
こうした動きは、単なる一時的な現象ではないかもしれません。
サンフランシスコは今、「停滞の海の中の成長の島」として再浮上しています。
全米的には高金利や雇用不安が影を落とし、多くの都市で買い手が慎重です。
テキサス州オースティンやフロリダ州ジャクソンビルでは、売却までに3か月近くかかるケースも珍しくありません。
けれどもサンフランシスコとサンノゼだけは別格で、テック業界が集中するベイエリアには、まだまだ資本が集まり続けているのです。
とはいえ、価格が再び急騰するにはもう少し時間がかかるのではないでしょうか。
パンデミック以降に落ち込んだ住宅価格は、依然として完全には回復していません。
それでも、「売りたい人が減り、買いたい人が増える」この構図が続けば、年明け以降の価格上昇は十分に考えられます。
ここは投資家にとっては、まさにチャンスの到来です。
これまで敬遠されがちだったサンフランシスコのコンド市場も、AIバブルを背景に再評価される可能性があるからんです。
。。。
かくして、サンフランシスコの不動産市場は再び動き出しました。
停滞していたはずの不動産市場に、テクノロジーと新しい富が息を吹き込んでいます。
もし今後もAI企業の成長が続くならこの流れはさらに加速することになるでしょうし、少なくともこの2025年秋、サンフランシスコはもう「冷えた市場」ではなくなっています。
投資案件をメールマガジンで無料購読。
下記よりメールアドレスをご登録ください。