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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
今日は、カリフォルニア不動産の「今」を象徴する、サンディエゴとロサンゼルスの決定的な違いについて解説したいと思います。
今、サンディエゴの街を歩くと、まるで街全体が脱皮しようとしているかのようなエネルギーを感じます。
一方で、巨大都市ロサンゼルスはその重厚な歴史ゆえの「産みの苦しみ」に直面しているのです。
この二つの都市で今何が起きているのか、単なるニュースではなく、現場の肌感覚を交えて深掘りしてみましょう。
「建てる街」サンディエゴ、「守る街」ロサンゼルス
100メートル走のスターティングブロックを想像してみてください。
サンディエゴは、今まさに号砲が鳴って全力疾走を始めたスプリンターのような状態にあります。
2023年のデータを見ると、サンディエゴでは1,000世帯あたり約$9.6$戸の新規住宅許可が出されました。
これに対して、ロサンゼルスはわずか3.2戸。
この「3倍」という数字の差が、5年後、10年後の資産価値にどう響くか、想像できますでしょうか。
不動産投資の本質は、結局のところ「需要と供給のバランス」を誰よりも早く読み解くことにあります。
サンディエゴがこれほどまでに強気なのは、行政が「家を建てなければ未来はない」と腹をくくったからです。
つまり、投資家にとっての「参入障壁」が、政策によって意図的に下げられているということ。
対してロサンゼルスは、厳しい規制や住民の反対運動(NIMBY)が根強く、新しいものを作るのに膨大な時間とコストがかかります。
どちらが「投資のスピード感」に合致しているかは、火を見るよりも明らかです。
住宅不足という「共通の敵」にどう立ち向かうか
もちろん、どちらの都市も深刻な住宅不足に悩んでいる点では共通しています。
けれどもその解決へのアプローチが、不動産エージェントとしての私の目には全く別物に見えるのです。
サンディエゴは、既存の市街地をより高密度化する「アップゾーニング」に非常に積極的です。
一方で、ロサンゼルスは「伝統的な景観」や「歴史的なゾーニング」を守ろうとする力が強く働きます。
これは例えるなら、古いパソコンをメモリ増設で使い続けるか(LA)、最新のアーキテクチャに買い換えるか(SD)の違いに似ています。
あなたが投資家なら、どちらのシステムに自分の大切な資産を預けたいと思うでしょうか。
答は今でもなく、変化を恐れずに進化を選択する街にこそ、本質的な「感性」の豊かさが宿るものだと思います。
具体的な数字が語る「サンディエゴの勝機」
ここで少し、具体的なお金の話をしましょう。
サンディエゴの住宅価格の中央値は、現在$900,000$から$1,000,000$のレンジにあります。
「高いな」と感じるかもしれませんが、供給が増えているということは、将来的に賃貸市場が活性化することを意味します。
新しいコンドミニアムが建ち、若いプロフェッショナルが流入し、街の購買力が上がる。
このポジティブなサイクルが、現地のコミュニティを劇的に変えつつあります。
ロサンゼルスで同等の物件を探そうと思えば、交通渋滞や治安の懸念といった「見えないコスト」を支払う必要があります。
投資判断においても、目に見える価格以上に重要なのは、その街が「成長痛」を乗り越えようとしているかどうかです。
私はこれまで多くのお客様の物件選定をお手伝いしてきましたが、最後に笑うのは、常に「街の意志」を味方につけた人たちでした。
- 建設の勢い: サンディエゴはロサンゼルスの約3倍のペースで住宅供給を進めている
- 政策の差: 行政が開発をプッシュするサンディエゴ vs 規制に苦しむロサンゼルス
- 将来の資産価値: 供給が増えることで街が若返り、長期的な需要を生み出す好循環
結局のところ、不動産投資とは「その街の未来を信じられるか」という自分への問いかけです。
教科書に書いてある利回り計算も大切ですが、それ以上に「現場の空気感」と「数字の裏にある意志」を読み取ること。
それを突き詰めるのが、アメリカ不動産で間違えない王道だと思います。
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