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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
昨日は、リッチフィールド郡がなぜ「アンチ・ハンプトンズ」として富裕層に支持されているのか、その背景をお伝えしました。
今日は、さらに一歩踏み込んで、投資家として「具体的にどんな物件を狙うべきか」という選定基準についてお伝えします。
このエリアで勝つためのキーワードは「歴史」と「現代性」の融合です。
リッチフィールドの最大の魅力は、18世紀や19世紀に建てられたコロニアル様式の建物が、今も現役で息づいている点にあります。
けれども、投資家の方が陥りやすい罠がここにあります。
「古い=価値がある」
という思い込みだけで、メンテナンスの行き届いていない物件に手を出してしまうことです。
アメリカの古い家は、ダイヤモンドの原石のようなものです。
磨けば光りますが、磨くためのコスト(人件費・材料費)が今やかつての1.5倍から2倍に跳ね上がっています。
クライアントにアドバイスする際、まず見るのは「メカニカル(設備)」の状態です。
屋根(Roof)、空調システム(HVAC)、そして電気系統。
これらが最新の状態にアップデートされている物件は、マーケットに出た瞬間に奪い合いになります。
なぜなら、今のマンハッタンの買い手は「週末にリラックスしに来る」のであって、「週末に修理業者と格闘しに来る」のではないからです。
次に重要なのは、物件が持つ「プライバシーの質」です。
リッチフィールドを選ぶ人々は、隣の家の笑い声を聞きたいわけではありません。
最低でも2エーカー(約2,400坪)以上の敷地があるか?
そして、その土地が「平坦で使いやすいか」を確認しましょう。
斜面が多い土地は、見た目はダイナミックですが、維持管理が大変で、将来的な転売時に敬遠される材料になります。
また、意外と見落とされがちなのが「水(Water)」と「インターネット」です。
このエリアは都市水道ではなく井戸(Well)や浄化槽(Septic)を使っている物件がほとんどです。
これらが適切に検査され、証明書が発行されているかは投資判断の絶対条件です。
さらに昨今のリモートワークの普及により、高速インターネットが通っているかどうかが、物件価格を数万ドル単位で左右します。
「森の中の隠れ家」であっても、Zoom会議が止まるような場所には、ニューヨークのエリートたちは投資しません。
数字の面で言えば、$800,000から$1,200,000の価格帯が、最もリセールバリュー(再販価値)が高いスウィートスポットです。
この価格帯で、かつ「ワシントン(Washington)」や「シャロン(Sharon)」といった格式高い町(Town)の物件を狙うのが定石です。
表面的な利回り(Yield)だけを追うのではなく、10年後、20年後にその土地の価値がどうなっているか。
そんな、土地の「品格」を買う、というマインドセットが不可欠です。
不動産はただの箱ではなく、そこに住む人の人生の質を規定する「装置」。
リッチフィールドの物件選定において最も大切なのは、「感性」がその空間に共鳴するかどうか。
それを突き詰めるのが、当地で最終的に大きなリターンを生む最短コースです。
今回のポイントをまとめます。
- 設備(メカニカル)が最新の状態にアップデートされている物件を最優先する
- 敷地は2エーカー以上、かつ「平坦な土地」が将来的な資産価値を守る
- 高速インターネットとインフラ(井戸・浄化槽)の状態は投資の絶対条件
- 特定の格式高い町(Washington等)にこだわり、$1M前後の物件を狙う
次は、実際にリッチフィールドで物件を購入する際の「具体的な契約の流れと注意点」を見ていきましょう。
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