投資案件をメールマガジンで無料購読。
下記よりメールアドレスをご登録ください。
こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
最近、Yahoo Financeである記事が目に留まりました。
曰く
「Z世代にはアメリカン・ドリーム(持ち家)はもう買えない」
とのこと。
現場で日々、クライアントの皆さんと向き合っている私としても、時代の大きな変わり目と感じています。
かつてのアメリカン・ドリームは郊外に白い柵のある家を買い、庭でBBQを楽しむことでした。
けれども今、その「入り口」のハードルが、垂直に近い壁のようにそびえ立っています。
記事によると、現在のアメリカで「平均的な家」を購入するために必要な年収は、約$111,000(約1,600万円以上)とのこと。
一方で、アメリカの世帯年収の中央値は、それよりも$25,000ほど低いのが実態です。
普通に働いて、普通に貯金しているだけでは、計算が合わない。
普通に考えると、非常に厳しい世界に今の若者たちは放り出されているわけです。
これは単に「景気が悪い」という話ではありません。
「家を所有する」という概念そのものが、特権階級の「贅沢品」へと変貌しようとしている予兆なのです。
そして実にZ世代の約67%が、家賃やローンの支払いに四苦八苦しているというデータもあります。
食費を削り(18%が欠食)、実家に戻り、副業を掛け持ちしてなんとか食い繋いでいる状態。
以前、ある20代後半のクライアントのコンサルをした際、彼はこう言いました。
「僕の世代は一生、大家さんのローンを肩代わりし続ける(家賃を払い続ける)運命なんでしょうか」
その時の諦めと怒りが混ざったような言葉が、今も耳に残っています。
かつては「30年ローンを組んで定住する」のが正解でしたが、今は違います。
1つの物件に固執せず、例えば「ハウスハッキング」のような戦略が不可欠です。
自分の住む家の一部を貸し出して、他人の資本で自分の資産を形成する。
あるいは場所を選ばないリモートワークの強みを活かし、コストの低い「エグザーブ(都市郊外のさらに外側)」へ移動する。
こうした「したたかさ」がないと、今のマーケットでは生活できません。
精神論に聞こえるかもしれませんが、不動産投資は「感性」と「覚悟」の掛け算でもあります。
「高いから買えない」と嘆くのは簡単ですが、その間にもインフレは進み、資産の格差は広がっていくのです。
- 「住む場所」と「投資する場所」を切り離す
- $1でも多くの「他人の資本(家賃)」を自分のキャッシュフローに組み込む設計図を描く
- 「一生モノの家」という幻想を捨て、資産形成の「踏み台」として家を捉える
厳しいようですが、これが2026年現在のアメリカ不動産のリアルな手触りです。
アメリカン・ドリームは死んだわけではありませんが、その「形」と「手に入れ方」が劇的に難易度を上げたことは確か。
まずは、自分の現在の立ち位置を「数字」で冷徹に見つめる。
そこを突き詰めるのが、この時代における最短コースとなりそうです。
投資案件をメールマガジンで無料購読。
下記よりメールアドレスをご登録ください。