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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
今年の冬は想像以上に「売り手に有利な季節」になりつつあるようです。
冬の売却は不利という通説がありますが、今年のアメリカ不動産市場は例年と様子が違います。
年末のタイミングで売却に動くことで、むしろチャンスをつかめるケースが増えている様子。
そこで今日は、投資家目線で「冬の売却がなぜ有利になるのか」を深掘りしていきましょう。
冬の売却は本当に不利なのか
冬の売却が有利か不利かの答えは「タイミング次第で大きなアドバンテージになる」です。
多くの人が春〜夏に動くため、冬の市場はどうしても在庫が少なくなります。
その一方、市場全体が静かになることで「ライバルが少ない」という売り手にとって大きなメリットが生まれます。
特に今年、アメリカでは住宅ローン金利が12カ月ぶりの低水準に入りました。
金利が下がり始めると、買い手は一斉に動き出します。
春を待つのではなく「今が底かもしれない」と感じる買い手が増えるからです。
これは毎年起きる現象ではなく、今年の市場特有の動きです。
だからこそ、冬の売却が狙い目になります。
冬の買い手は「本気度」が高いと言われています。
理由はシンプルで、冬に市場を見る人は、何らかの期限や事情を抱えているケースが多いからです。
会社の異動で年内に引っ越しが必要な人。
子どもの新学期に合わせて家を決めたい家庭。
離婚や財産分与の関係で年内に売買を完了させたいケース。
興味本位で見に来る見学者が減り、「本当に買う人」だけが内見に来る季節です。
そのためオファーの質が高く、迷いが少なく、条件交渉もスムーズになりがちです。
即断即決の買い手が増えることで、売却のストレスが減るという副産物も生まれます。
さらに、年末は金融機関にとって「年間目標の最終調整」の時期です。
ローン審査が早く進んだり、わずかに有利な条件が提示されたりすることがあり、これは年末だからこそ起きる特有の動きです。
結果として買い手側のローン条件が改善されれば、売却の成功率も自然と高まります。
また税務上のメリットも、年末の市場に買い手を呼び込みます。
年内にクロージングしたい買い手は、住宅ローン金利、ポイント、固定資産税の前払いなどを、今年分の控除に含められる可能性があるためです。
こうした税制上の動機は、特に高税率州に住む買い手にとって非常に大きなインセンティブになります。
また、冬は投資家が動きやすい季節でもあります。
今年は小規模投資家の割合が増え、キャッシュ購入よりも融資を使う投資家が中心となっています。
その結果、金利の動きや節税のタイミングに非常に敏感になるものです。
戸建てやタウンハウスのように投資家に人気のある物件は、むしろ冬のほうが競争が生まれやすい傾向があります。
そして暖かい地域は、冬の売却が特に有利です。
寒冷地の買い手が移住先として物件を探し始めるのが冬だからです。
カリフォルニアやテキサス、フロリダなどは、冬のほうが需要が増えるケースが普通に起こります。
かつ年末に売る際に最も重要になるのは「価格設定」です。
冬の買い手は本気度が高く、リサーチも非常に念入りです。
その一方で、良い物件を見つけるとすぐに動く傾向があります。
だからこそ、最初から適正価格で出すことが重要になるわけです。
強気で様子を見るより、適正価格で確実に買い手をつかむほうが、冬の市場では成功率が高まります。
仮に12月に売れなかったとしても、今度は1月には「新年の買い手」が一斉に戻ってきます。
年末に出した物件は市場に長く残っているという悪い印象を持たれずに済むため、むしろ戦略的に有利です。
。。。
かくして、大切なことはマーケットを完璧に読むことではありません。
売り手が「動けるタイミングで動く」ことが、結果的には最良の一手になることが多いのです。
そのタイミングがたまたま冬であっても、今年の市場環境ならむしろ追い風になる可能性が十分あります。
冬の売却は、実は隠れたチャンスの季節です。
もし売却を考えていたけれど春まで待つべきか迷っている方がいれば、今の市場はその悩みを覆すだけの理由があります。
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