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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
今日は 「家を買う前に投資を現金化すべき理由」 について触れておきます。
結論から言えば、ボラリティの高い投資資産を頭金に使う予定なら、できるだけ早く現金化しておくべき です。
なぜなら、市場の変動によって物件購入計画そのものが崩れてしまうリスク があるからです。
このテーマは初めて家を買う方だけでなく、不動産投資家にとっても重要になります。
投資で膨らんだ資産は魅力的に見える一方、その価値は一晩で大きく減ることがあります。
その一方で、住宅購入のプロセスは「安定した資金」を強く求めます。
ここからは、なぜ早めの現金化が重要なのかを実際の例とともに見ていきましょう。
不動産購入資金の準備は早めに進める
想像してみてください。
ビットコインや株式が好調で「頭金の50,000ドルはもう準備できた!」と思ったとします。
けれども、ある日の暴落でその価値が40,000ドルに落ちることは珍しくありません。
するとどうなるか。
それだけで 買える家の価格帯が一段階低くなり、条件の良い物件を逃す 可能性が高くなります。
ときには「すでにオファーを入れた後」に価値が下がり、クロージングができなくなるケースさえあります。
これは実際に私が相談を受けたケースでも起きています。
市場が不安定な時期は、株式やETF、仮想通貨だけでなく
「実家を売って頭金にする予定」
「親からの贈与で頭金をもらう予定」
といったケースも危険です。
贈与そのものが遅れたり、金額が変わったりすることも普通に起こります。
つまり、「予定している資金」ほど不確実なものはない のです。
一方で、住宅ローンの世界はとてもシンプルです。
銀行が求めるのは、
「すぐ使える、証明可能なお金」
だけです。
投資口座の評価額がいくら高くても、それ自体には何の意味もありません。
銀行が確認したいのは、
・そのお金がいつからあなたの口座にあるのか
・誰から入金されたのか
・突然の大金がどこからきたのか
といった「資金の透明性」です。
このため、業界では 60日前には現金化しておく というのが一つの目安です。
資金があなたの口座で安定して“seasoned(シーズニング)”されていることが、ローン審査をスムーズにします。
そして、現場では 資金準備は早ければ早いほど良い というのが実情です。
なぜなら、「買おう」と思った瞬間から資金の準備が始まって然るべきだからです。
物件を探し始めてから投資を現金化すると、
・売却タイミングが悪い
・相場が突然下がる
・現金化に数日〜数週間かかる
など、思わぬトラブルが発生しやすくなります。
もし、投資資産の価値が直前に下がってしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。
この場合、選択肢は大きく3つあります。
1つ目は、時間を置いて再度頭金を貯めること。
これは最も安全な方法ですが、マーケットが上昇局面にある場合は時間のロスにもなります。
2つ目は、購入価格帯を下げること。
家のサイズやエリアを見直すことで、無理のない購入が可能になります。
そして3つ目は、ローンプログラムの見直し。
ダウンペイメントを低くして購入できるローンを選べば、少ない頭金でも理想の家に手が届く可能性があります。
ただしモーゲージ保険(MI)が必要になる場合は、毎月の支払いが増える点に注意が必要です。
もし契約後に投資資産が急落してしまった場合は、慎重な判断が必要になります。
そんなときには、
「手付金(earnest money)を失ってでも契約を解除する」
という判断の方が、長期的には安全な場合もあります。
間違ってもこの時に無理な短期ローンやハードマネーを使って無理にクロージングするのはおすすめできません。
住宅購入は人生の中でも最も大きな買い物の一つです。
だからこそ、資金面は「安定=安心」を優先するべきなのです。
投資で大きな利益を狙うのは素晴らしいことですが、こと頭金に関しては守りの姿勢が必要となります。
市場の変動が未来を奪わないように、計画的に現金化を進めること。
これが、不動産のコツとして強くお伝えしたいポイントです。
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