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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
2026年3月、30年固定のモーゲージ金利が6.00%まで下がりました。
この数字、2022年以来の低水準です。
「たかが6%でしょ?」
と思われるかもしれません。
けれども少し前まで7%台後半をウロウロしていたことを思えば、この1%台の下落が持つ意味は決して小さくありません。
実際のところ、モーゲージ金利が1%下がるとどうなるのか。
仮に$400,000の物件を購入する場合で考えてみましょう。
頭金20%の$80,000を入れ、$320,000を借り入れるとします。
金利7%の場合、月々の返済額(元利均等)はおよそ$2,129。
これが金利6%になると、月々の返済額はおよそ$1,919。
つまり月々$210、年間にして$2,520の差が生まれるのです。
30年ローンの総額で見れば、この差はさらに大きくなります。
$2,520 × 30年 = $75,600
同じ物件を買うのに、たった1%の金利差で$75,600もの差が出る。
これが「たかが1%」の現実です。
そしてもう一つ注目すべきは、今の市場が「この10年で最もバランスが取れた状態」にあるということ。
Zillow(ジロー)の最新分析によれば、中間所得世帯が購入可能な住宅価格は$331,483まで上昇しています。
これは2022年3月以来の高水準。
つまり収入の上昇と金利の低下が重なり、Affordability(住宅取得の容易さ)が改善しているのです。
ここでお伝えしたいのは、この「バランスの取れた市場」が何を意味するかですが、バランスが取れているということは、売り手市場でも買い手市場でもない状態です。
売り手市場では物件価格が跳ね上がり、買い手は不利な条件を飲まされることが少なくありません。
逆に買い手市場では価格は下がりますが、それは往々にして経済の悪化を伴います。
けれども今のようなバランス市場では、交渉の余地が適度に生まれるのです。
具体的には、Seller Concession(売り手からの譲歩)を引き出しやすい環境にあります。
例えば
・物件価格の値引き交渉
・Closing Cost(クロージングコスト)の一部負担
・修繕費用の補填
といった形で、買い手が有利な条件を勝ち取れる場面が増えているのです。
とはいえ、この状況がいつまでも続く保証はありません。
Fed(連邦準備制度)が利下げを実施する前に金利が先行して下がる傾向があることは、過去のデータが証明しています。
「利下げが発表されてから動こう」
と思っていると、すでに最も良い金利のWindow(窓口期間)を逃してしまうことがあるのです。
もちろん、タイミングだけが全てではありません。
大切なのは物件そのものの価値であり、そのエリアの将来性であり、投資としてのファンダメンタルズ(基本的条件)です。
とはいえ金利という外部要因が味方してくれる今、検討に値するタイミングであることは間違いないように思います。
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