FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による売却)コンサルティング案件が増加中です。
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という方はこちらからご連絡ください。
コンサルティング料金は発生しますが、リスティングエージェント雇用よりは大幅に節約が可能です。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
「佐藤さんのサイト(ブログ)には物件紹介が全く掲載されていないのはなぜですか?」
そんな素朴なご質問を頂いたことがあります。
確かに、ウェブ技術を営業目的に使っている不動産エージェントはホームページやソーシャルメディアにバンバン物件情報を掲載されている方が多いですね。
中にはうるさいくらい頻繁にご自身のソーシャルメディアに物件情報を掲載されている方もおり、私(佐藤)から見てもそれではお友達もさすがに引いてしまうのでは。。と老婆心ながら思う時があります。
その意味では確かに私(佐藤)は当サイト(ブログ)に物件情報は一度も掲載したことがありませんし、これからも掲載する予定はありません。
昔とった杵柄で物件検索システムを当サイトに連動させることも自分で簡単にできますし時間限定で物件情報を掲載することも可能ですが、メールをご登録頂いている方に直接クローズドの物件情報をお流しすることはあっても、サイト上には今後も物件情報は一切掲載しないつもりです。
このような販売意欲なしの姿勢は不動産エージェントとしては失格と見られるかもしれませんが、実際は「人の行く裏に道あり花の山」の俳句のとおりで物件情報を表には一切掲載しないことこそが私(佐藤)の流儀なのです。
その心内を告白させて頂きます。。
そもそも売ろうと思っていない
このサイト(ブログ)では私(佐藤)が世に提供させて頂いている不動産関連サービスの一部を紹介してはいますが、そもそもこのサイト上で物件を販売しようとは元から考えておりません。
それはこのサイト(ブログ)運営の目的そのものを
「アメリカで不動産を購入される方にとって役に立つ情報の提供」
と
「佐藤という人物を知って頂くこと」
の二つにのみ絞っているから。
役立つ情報としては不動産購入に際し知っておくべきヒントや不動産関連の条例や規約といった、分からないキーワードがあれば後から検索一発で情報が出てくるようなアメリカ不動産関連辞書の一躍を担わせ、佐藤という人物を知って頂く上では佐藤の流儀として不動産に関する考え方や世の中の事象に関する考えを書いており、過去のアップをご覧頂ければ
- アメリカ不動産関連お役立ち情報
- 佐藤の人物像と感性
の二種類の投稿がほぼ同じ割合でアップされていることに気づかれるかと思います。
そのようなある意味自分の名刺代わりにこのサイト(ブログ)を運営しており、最初からこのサイトから不動産物件を売ろうとは考えていないのです。
その代わり、ご自身のメールをご登録くださっている方にはアメリカ不動産物件の探し方の無料レポートに加え、時折おいしい物件情報があれば不定期にお流ししています。
とはいえこちらもガツガツとメールを投げ込んで売上につなげようとしているわけではなく、あくまで佐藤発の情報を追いかけてくださる読者への情報提供なのです。
高額商品ほど売り込んではいけないもの
また不動産物件を一つの商品として見るのであれば、それは
- 一品物であり買ってみないと良し悪しが分からない
- 非日常の買い物で神経を使う
- 超高額商品
の三拍子が揃っているのです。
不動産物件を購入するというのは多くの人にとって生涯でそう何度もあることではなく、団子屋さんで一個50円のお団子を買って食べるのとは次元が違います。必然不動産物件の購入には慎重に慎重を重ねて検討する必要があるでしょうし、商品への印象は通常その価格に比例して頭に残るものです。
お団子一個であればさほど記憶に残らず「それなりに美味しかったよね」程度の印象が残るだけですが、不動産物件となると一千万単位の買い物になりますからお客様はより敏感になるもの。
その意味では「美味しいよ〜美味しいよ〜、お団子どうぞ〜!」と団子片手にぐいぐい売り込んでくるのは店頭の売り子さんは全く気にならないとしても、
「安いよ〜安いよ〜、この物件絶対買いですよ〜!」などと迫ってくる不動産エージェントには速攻でイエローカードを出したくなるのが人の心情というものです。
(少なくとも佐藤がお客様の立場であればそう)
そもそも私(佐藤)はモノを売り込まれるのが大嫌い。洋服店でも後ろをついてウンチクを垂れてくる店員さんはもちろんお客サポートの意図であることは重々わかっているのですが、それでもうっとおしく感じてしまいます(店員さんごめんなさい。。)。
不動産物件など高額商品もいいところですから、物件を前面に出して「これです、これ!」などとは間違っても佐藤には出来ないのです。
参考にいろんな物件を見たいのであればわざわざ佐藤がこのサイトに掲載せずとも
や
等でお客様は下調べは済まされていますから、このサイトに掲載する必要もありません。
高額商品ほど前面に出してはいけない、とはおそらく世の全ての商品に言えることではないでしょうか。
お客様のニーズを知ることが先決
そしてこれが一番大切なのですが、不動産物件の購入を仲介させて頂くとなると物件を見せるよりもそれ以前に「徹底したお客様へのヒアリング」が先にくるべきなのです。
お客様のニーズを徹底的に理解した上でそのニーズに極めて近い物件候補を提示させて頂くのが正しい順番で、ろくにお客様のニーズも聞かずにその時点で市場に出ている物件だけをいくつか並べてきて「この中からどうぞ」などとは人の家に土足で上がり込むような行為。
そんなことをしてもお客様のニーズにカスリもしないでしょうし、まずはヒアリングありきで徹底してお客様のニーズを伺いところから始めるべきなのです。その際に希望する間取りの質問などは当然ですが、それ以前に購入される目的、生活パターンの軸、滞在予定期間、売却予定の有無等、お客様ご自身が気づかない部分までお伺いする姿勢が大切だろうと思います。
またほとんどのお客様は不動産売買の専門家ではありませんから、普通は不動産購入の過程では大きな不安を抱えていらっしゃるものです。慎重に物件を選ぶもなにも、それ以前に不動産物件の購入プロセスではどんなことを知っておくべきかをご存じない場合が多いわけですから、それこそ押し売りのような姿勢は問題外。だからこそよい意味で手取り足取りの姿勢でお客様を支えることに全力を注ぐべきなのです。
まとめ
というわけで、これらの理由で私(佐藤)はこのサイト(ブログ)では物件情報を一切掲載していません。
不動産のような高額の買い物においてはエージェントからの押し売りは百害あって一利なし、何よりもお客様とエージェントの関係性の構築が先決なのです。
とりわけ不動産の売買においては多かれ少なかれ、大なり小なりのトラブルが出てくるもの。そんな時にトラブルをたやすく乗り越えるのはお客様とエージェントの関係性の強さであり、一度ご縁を頂いたのであれば、お客様以上にニーズを考えお客様よりも先手先手でトラブルの芽を摘んでおく姿勢がエージェントとしては大切だと考えています。
私(佐藤)自身は人としてまだまだ未熟者ではありますが、ものすごく簡単にいえば
「
Treat others how you want to be treated.
(自分がして欲しいように人様にさせていただくべし)
」
という、聖書の一節にも見られるこの言葉に全ての答えがあるように思うのです。
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