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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
アメリカで暮らした場所の中で最も
「物価高いなー。交通費高いなー。暮らしにくいなー。」
と肌身で感じたのはニューヨークでした。
マンハッタン近郊で暮らしていましたので車は所有していませんでしたが、地下鉄は比較的安いもののマンハッタンに出るまでの鉄道がやけに高い。。片道30分の電車を往復するだけで$20以上かかっていました。
またちょっとレストランで食事をすればチップも含めてまず$20以下で食事は出来なかったですし、マンハッタンの街中で売っているようなホットドックもちょっとしたものでも通常の2倍はしていました。
ジャズコンサートやブロードウェイミュージカル等のナイトライフは充実していて楽しいのですが、いかんせん何をするにもお金がかかる街です。
お金さえあれば楽しい街なんですけどね。。
。。。
実際、ニューヨークのみならずアメリカの中で生活コストが全体的に高い州や都市は多くあります。
世界中の都市で生活コストに大きく違いがあるように、アメリカ合衆国内でも州ごとに生活コストがかなり違うものなのです。その生活コストの違いは都市によっても大きな違いがあり、例えばサンフランシスコでは住民によると
「年収$160,000だったとしても、切り詰めたギリの生活」
なのだそう。
サンフランシスコは近隣のシリコンバレーの勢いと会い絡まって家賃も一気に高騰してきましたし、物価もぐんぐん上昇してとても快適に暮らせる街ではなくなりました。
グーグルやアップルを筆頭とする有望な企業に勤めていたとしても、よほど突き抜けて稼がない限りは生活が安定しているとは言い難いようです。
そこで、今回はゴーバンキングレーツ(GOBankingRates)というサイトがランク付けを出している全米50州とコロンビア特別区の生活コストを最高値から最安値まで比較した中で、トップ15位の州と市を見ていきたいと思います。
ちなみにゴーバンキングレーツ(GOBankingRates)はミズーリ経済研究情報センターからのデータを元に生活コストの6つの重要な要素を基準に各州とワシントンD.C.を比較しており、6つの要素とは
- 家賃
- 食費
- 光熱費
- 交通費
- 医療
- その他の出費
の6つです。
全てのデータは全米の平均生活コストをインデックス指標として、その指標に対して各州で平均に対してどれだけ高いか安いかを並べています。
また今回の比較では分かり易いように、上記6つの要素の中でも
- 家賃
- 食費
- 交通費
の3つに絞っていきます。
それでは15位から1位の順番にみてみましょう。
アメリカで生活コストが高い州・都市
15. ワシントン州
家賃: 7.3 %平均より高い
交通費: 16.9 %平均より高い
食費: 7.4 %平均より高い
14. マイアミ市
家賃: 21.9 %平均より高い
交通費: 9.4 %平均より高い
食費: 4.1 %平均より高い
13. オレゴン州
家賃: 35.6 %平均より高い
交通費: 14 %平均より高い
食費: 6.8 %平均より高い
12. ニューハンプシャー州
家賃: 18.1 %平均より高い
交通費: 6.4 %平均より高い
食費: 6.8 %平均より高い
11. ニュージャージー州
家賃: 49.9 %平均より高い
交通費: 6.5 %平均より高い
食費: 4.2 %平均より高い
10. ロードアイランド州
家賃: 38.1 %平均より高い
交通費: 1.4 %平均より高い
食費: 6.8 %平均より高い
9. バーモント州
家賃: 49.9 %平均より高い
交通費: 16.7 %平均より高い
食費: 8.6 %平均より高い
8. メリーランド州
家賃: 76.9 %平均より高い
交通費: 6.3 %平均より高い
食費: 13.3 %平均より高い
7. コネチカット州
家賃: 57 %平均より高い
交通費: 13.6 %平均より高い
食費: 28.3 %平均より高い
6. アラスカ州
家賃: 40.4 %平均より高い
交通費: 29.2 %平均より高い
食費: 37.1 %平均より高い
5. マサチューセッツ州
家賃: 75 %平均より高い
交通費: 8.9 %平均より高い
食費: 11.6 %平均より高い
4. カリフォルニア州
家賃: 92.7 %平均より高い
交通費: 30.1 %平均より高い
食費: 15.8 %平均より高い
3. ニューヨーク州
家賃: 98.3 %平均より高い
交通費: 14.2 %平均より高い
食費: 10.3 %平均より高い
2. コロンビア特別区
家賃: 134.6 %平均より高い
交通費: 4.3 %平均より高い
食費: 17.4 %平均より高い
1. ハワイ州
家賃: 130.3 %平均より高い
交通費: 34.1 %平均より高い
食費: 55 %平均より高い
まとめ
いかがでしょうか。
アメリカで生活コストが高い州・都市を並べた時に、
(上から)
- ハワイ州
- コロンビア特別区
- ニューヨーク州
- カリフォルニア州
- マサチューセッツ州
- アラスカ州
- コネチカット州
- メリーランド州
- バーモント州
- ロードアイランド州
- ニュージャージー州
- ニューハンプシャー州
- オレゴン州
- マイアミ市
- ワシントン州
の順番でした。
全米で上位15位までですから当然全ての州・都市が3つの要素において平均以上ですが、最下位はワシントン州、トップはハワイ州という結果でした。
ハワイの物価の高さは有名です。観光資源が主な収入ですし、本土からかなり離れた島国である条件から物価はおしなべて割高です。
そして冒頭でお伝えしたニューヨーク州は全米3位ですね。これは納得がいきます。
私(佐藤)が今現在の主な居住地としているカリフォルニア州は4位です。確かに家賃が半端なく高騰しています。食費はさほど高いとは感じませんが、家賃の高騰とガソリンが比較的高いことが生活の頭痛の種です。
その一方でもう一つの私(佐藤)の居住地テキサス州は。。15位には入っていませんね。物価も安い、家賃も安い、ガソリンも安いでテキサスの生活コストはハッキリ言って割安です。しかも州税はかかりませんので、賃貸で個人が暮らすにはなかなか快適な州です。
もっぱら、テキサス州の最低賃金は安いですので最低賃金レベルの仕事だと生活が楽だとはいえません。
不動産投資を行う際は当然ながらその収入は家賃となるわけで、その家賃を支払ってくださる入居者がどのような生活コストのかかる州・都市に暮らしているかは重要な要素です。
全米を対象に不動産投資場所を決める際は、上記のような生活コスト情報も一つの参考にされるとよいと思います。
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