こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
昨日は全米最大級の不動産会社ケラー・ウィリアムズの強さの秘密は
- MBA取得過程の如き、実績に基づくエージェント育成教育が確立されていること
- チーム制を敷くことで、グループ内に次々と新規事業が産まれるような体制になっていること
にあるとお伝えさせて頂きました。
ちなみに育成教育とはいえ、実際に所属する私(佐藤)の所感では縛られている感覚は全くありません。
そもそもグループとは独立契約ですので、完全コミッション制で定額のお給料があるわけではありませんから、基本的には全てが自分の仕事ぶりにかかっているのです。
ただし、やる気のあるエージェントには「これでもか!」というくらいサポート体制が充実しており、昨日もお伝えしたケラー・ウィリアムズグループで確立されてきたビジネスモデルに沿って型を学んでいけば、まず不動産業のイロハは120%以上モノにすることが出来ます。
そして、そのビジネスモデルを愚直なまでに吸収していくエージェント達が、数年内に自分のチームを立ち上げてグループ内起業(のようなもの)を果たしていくのです。
結果として、私(佐藤)のパートナーも来年は年収$500,000に届くとのことで喜ばしい限り。
とはいえ、この年収$500,000という数字にはそれだけで目が惹かれてしまいますが、この数字はあくまで結果でしかなく、この結果が出る前には一定のパターンがあるのです。
別の言い方でいえば、このパターンを心から理解して実践するのであれば、誰でも年収$500,000の数字を結果として見ることは可能、という話なのです。
この年収$500,000以上を個人で稼ぐ人の思考パターンについて、深堀してお伝えさせて頂きます。
ビジョンが先にある
身近な例でお伝えしますが、誰だってお店で食材を購入したことがあると思います。
お米、お味噌、魚、お肉、野菜、、と何でもよいのですが、食材を求めるのであれば足を使ってスーパーに行くわけです。そして求める食材をお金を払って買物は完了します。
けれども、そもそもなぜ足を使ってスーパーに行くのかというと、食材を買いに行くためではあるのですが、その食材の購入は本当の目的ではないわけですよ。
食材を購入することの最終目的は
「ご飯を食べること」
です。
健康を維持するためには食事をしないといけないわけで、食事をしないことには体力はどんどんなくなり、やがて死んでしまうことにもなりかねません。
人には食欲がありますので体が動かなくなる前に食事をとって肉体活動を維持していくわけですが、生きていく上で「食べなければならない」のは当たり前すぎて普段は意識すらしませんが、スーパーに定期的に買い出しに行く本当の目的は「ご飯を食べる(さもなくば、健康を維持できない)」ことなのです。
このことはお金を稼ぐという行為にも同じことが言えます。
世の中のほとんどの人々が毎日足蹴く会社に通い、仕事を通して自分の時間と労力を会社に捧げ、その対価として報酬を得ています。自分の資格や経験、仕事の難易度に相応して自分が貢献できるレベルが決まり、それに相応した対価を給与として頂くわけです。
誰にでも出きる仕事の給与は低く、誰にでも出来るわけではない専門職の給与は高く、その会社やグループを取りまとめるエグゼクティブレベルになると最も給与が高い、と相場が決まり、
年収200万円
年収500万円
年収1000万円
。。。
と年収の差が出てきます。そして高額な年収を目にすれば
「すごいなー」
「自分も稼いでみたいなー」
「それだけお金があったらなー」
と思うのが心情ではありますが、お金という名の紙切れをもらうことが本当の目的ではないわけです。
そうではなくて、「その年収をもって何をやりたいのか?」ということが根本的に大切なのです。
今の日本は飢え死にしようとしてもなかなか死ねないくらい、非常に恵まれた豊かな国になりました。私(佐藤)は20年以上日本から離れて暮らしていますが(たまーに一時帰国はします)、日本の外から日本を見てみると、本当に日本の素晴らしさが見えてくるのです。
そうすると、そのような日本で生活に困らない最低限の生活をしようと思えば、独身であれば手取り20万円もあれば十分ではないでしょうか。
ということは、仕事を二つも掛け持ちすれば軽く手取り20万は超えるでしょうから、心底最低限の生活でよい、と思っている方にはそれ以上のお金が入るはずがないのです。
高収入は高いビジョンから産まれてくる
けれども、例えば
「このままでは日本は先細りしてしまい、競争力はどんどん弱くなる。世界に通用する人材を育てる教育機関を作りたい!!」
と心から燃えている人々にとっては「月収手取りが20万円」などとはとても満足できないでしょう。
その想いが本気であれば、まずは自分自身にどんどん投資して投資して投資して、勉強して勉強して勉強して、経験を積んで積んで積んで、、、と先に先に進まねばなりません。
その大きなビジョンを実現せんと学びと実践を繰り返すうちに収入は徐々についてきて、晩年は教育機関を打ち立てて自分自身も気がついたら億単位の年収になっていくわけです。
日本の著名な経営コンサルタントの大前研一さんは、ついに幼児教育から大学、そしてMBA過程までを準備してグローバルな人材を育成する教育機関を一通り完成させましたが、大前さんは大したものだなと思います。
もっぱら最初からそのような大志がおありだったのかは存じ上げませんが、間違いなくビジョンを体現されたお一人です。
そして昨日ご紹介した私(佐藤)のパートナーもまた、かなりデカいビジョンを持っているのです。
アメリカではよく「ビジョンボード」というものを作成している方を見かけます。
「自分はこれがやりたい、このような状態になっていたい」とイメージするものに最適な写真の切り抜き等をボードに張り付け、そのボードを自分の家やオフィスの毎日目につく場所に置いておくわけです。
それを繰り返し繰り返し目にすることで、自分が人生で成し遂げたい姿を頭に刷り込み、そして想いを新たにしてはそこに向かって動き続けていく、そんな自己実現の媒体としてビジョンボードを使う人をよく目にします。
このパートナーの場合も自分のオフィスの壁にビジョンボードを掛けているのです。そこには
- たくさんの笑顔の子供たち
- 大きな教会
- 個人所有のジェット機
- 高級車
等々、あらゆる写真が張り付けられています。
人生の目的は人それぞれですが、少なくともパートナーが体現しようとしていることは「月収手取りが20万円」では実現はまず不可能なのです。
人生に本気で向き合い、本気で自己実現と同時に社会貢献を果たしていく大きな慈善的ビジョンを持ち、それに向かって毎日毎日を全力疾走で走り続けています。
つまり、使い古された言葉ではありますが「目標」を持つことは大切なのです。
日本でも小学校の頃から目標のを持つことの意味についてもう少し上手に教えていけば、目標への見方が随分違ってくるように思うのですが、
目標があるから方向性が定まり
目標があるから必要な道筋が明確になり
目標があるから達成する力が出てくる
のです。
そしてパートナーの場合、その掲げたビジョンを体現しようと思えば年収5000万でもまだまだです。
しかも冗談ではなく本気で毎日毎日取り組んでいますから、横で見ていて今の時点で「達成するのは時間の問題だろうね」と心底思います。
人は誰でも、想った瞬間から人生の成功者になれるんだとつくづく思わされるのです。
明日、このパートナーが年収5000万以上を個人で稼ぐ秘密について、更に深くばらして(笑)みたいと思います。
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