こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
面白いご質問を頂きました。
就活前に職業をいろいろ調べており、宅建の資格を取って不動産屋で働くことも考えています。
いつかアメリカで不動産エージェントになるのも楽しそうに思いますが、不動産エージェントとしてやりがいを感じるのはどんな時ですか?
アメリカの不動産エージェントという職業に興味があり調べているとのこと。
実際にその職業に携わる人々にインタビュー的にメールで問い合わせておられると思いますが、就活という言葉が出て来るということは、大学生でしょうか(笑)
この方には個別にお答えしましたが、佐藤はこんな考えを持っている、ということを公にお伝えするいい機会にもなろうかと思いますので、今日の項に上げてみます。
不動産エージェントにやりがいを感じる時は
「不動産エージェントとして一番やりがいを感じる時は?」
というご質問に対して直球でお答えすると、
「人様のお金を殖やすお手伝いが出来た時」
です。
私(佐藤)はテキサス州では不動産エージェントとして、また全米を対象にアメリカ不動産投資コンサルタントとして活動していますが、そもそも私は家が好きです。
家が好きとだけ書いても何のことが分かりにくいと思いますが、正確には
「家族団らんの場を提供してくれる空間」
にワクワク感を覚えます。
何気ない家族との夕食の一時
ソファーに座ってみんなで映画を観る
暑い夏の夜は、ようやく涼しくなった夜風を楽しみながら家族で布団でゴロゴロ
冬の静けさを楽しみながら、かつサンクスギビングやクリスマスの夜の雰囲気を楽しんでパーティー
。。。
書き出せばキリがないですが、そんな家族との楽しい想い出は全て、家という建物がもたらす守りの中で営まれるものなのです。
そして暮らす家が
洒落たデザインと熟慮された間取り
少しの大理石を上手に使ってデザインしたバスルーム
上品なグラニテのカウンタートップを持つアイランドキッチン
手入れ不要の人口芝生にバーベキューセットを備えた広い裏庭
そんな空間を提供してくれたとしたら、最高ですよね。
不動産エージェントとしては、そんな素晴らしい空間を手に入れるお手伝いをするわけですから、それだけでも楽しいのです。
お客様のニーズにあった物件候補をお届けし、その中からお客様が自分の感覚にピタリと合うものを選び、その不動産権を取得されるまでに不備の無いようにしっかりとお手伝いする。
そんな不動産エージェントとしてのプロセスも文句なしに天職なのです。
けれども、それ以上に楽しいのはやはり不動産コンサルタントとして投資アドバイスさせて頂くことで、結果としてクライアントの投資家さんがお金を殖やしていく様を見届けるのは本当に嬉しいものです。
上記のような質問を頂戴して、改めて「なぜ人様のお金を殖やすことがそんなに楽しいんだろう?」と自分自身に問いかけてみると、多分私(佐藤)は
「人様の経済的不安の解消のお手伝い」
が嬉しいんだと思います。
これは私(佐藤)個人の考え方ですが、
「お金持ちになりたい。お金が欲しい。」
という人々はゴマンといますが、とどのつまり大半の人々はお金が欲しいというよりも、
「お金に不安を感じない生活がほしい。」
だけではないでしょうか。
お金という紙切れそのものが欲しいわけではなく、
「やりたい時にやりたいことが出来る人生」
が欲しいわけで、紙切れが欲しいわけではないはずなのです。
お金を稼がせる喜びがある
そうした時に不動産投資コンサルタントとして活動するということは、
人様がお金を殖やす
↓
その方のお金への不安度が少し解消される
↓
更に殖やして差し上げる
↓
その方がファイナンシャル・フリーダム(経済的自由)にどんどん近づいていく
という式で、果てはお金のことを意識しない人生にすら誘(いざな)うことも可能なのです。
自分が不動産エージェントとして普通の住宅売買支援でお金を稼ぐ喜びはもちろんあります。
けれども仕事を通して稼ぐ喜びがある一方で、「人様を稼がせる喜び」があるのもまた事実だと想うのです。
そしてもう1つ正直に告白するとすれば、私が人様に稼がせることに喜びを感じる別の理由は、
「人様に稼がせると、結果として自分も栄えてくる」
ということを体験上知っているからです。
「人様が稼ぐ喜びが自分の喜び、ただそれだけです。」と格好良く言いたいところですが、私(佐藤)は聖人君子ではありませんし、損得の想いがゼロなんてことはありません(笑)。
とはいえ、まっとうな商売をして人様にどんどん先渡してお与えし続けていくと、長期的には自分もどんどん栄えていくのは疑いようのない事実だと思うのです。
この際ハッキリ書きますが、今の世の中は与えた人の方が断然得をするように出来ていると思います。
綺麗ごとの理想論ではなく、現実論としてそうだろうと思うのです。
例えその時は損したように見えても、後から必ず倍返しが来るのです(本当です)。
人様に与えるという行為は種を巻いてじっくりと育てるようなもので、その成果が目に見えてくるには一定の時間がかかることは間違いありません。
けれども目先の短期的な自分の利益に囚われて、「稼いでやる!どんどん取ってやる!」なんて自己本位な想いでいると、一時的には栄えるかもしれませんが長期的には何も残らないものなのです。
そのようなわけで、私(佐藤)が不動産エージェントという職業で喜びを感じるのは住宅売買のお手伝いが成立した時も去ることながら、それ以上に不動産投資アドバイスを通して人様がお金を殖やす手伝いが出来た時です。
「人様のお金を殖やす手伝いをしながら喜んでもらい、結果として自分も金銭的にドンドン楽になってくる」
結局は人の為に人の為にと動く中で、自分自身の経済的不安が限りなくゼロに近づいていけると思うのです(佐藤の場合、今では不安は全くありません)。
ビジネスとしてはこれほど楽しいことは無いんじゃないか?と想う日々。
もちろん人それぞれに自分に合った職業があると思いますが、私(佐藤)にはこの不動産エージェント兼コンサルタントとしての仕事はピタリとハマっていると思いますし、人様に栄えて頂いた結果として自分が栄えることにこの上ない喜びを感じるのです。
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