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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
ご存知ととおり、今のアメリカでは
・物件価格
・賃貸価格
このどちらも過去最高レベルに上昇してきています。
増え続けるアメリカの人口と在庫不足という背景に押されて上昇し続ける物件価格。
そしてにわか景気がいいように思える今のアメリカでは引き続きインフレの上昇に伴い、賃貸物件の賃料も順当に値上がってきています。
Realtor.comの統計によると、2018年9月時点でのアメリカ不動産市場に出ている物件の中間価格は$295,000(約33,282,000円)と昨年比で7%上昇です。
そのような不動産市場の中、物件購入の層の間にもやや顕著な傾向が見え始めています。
好きな物件をどんどん獲得し続けている層
物件購入を断念し賃貸物件にとどまり、かつ今後も頭金を貯蓄する余裕がない層
このような二極分化の傾向が見え始めているのです。
いわゆる経済格差はアメリカを中心に近年は日本でも顕著化してきていますね。
日本でも「一億総中流」と言われた時代がいつもまにかその中流部分がなくなり、貧富の差がどんどん大きくなっていますが、この格差社会を世界で先行するアメリカはその差はより鮮明となっています。
そしてその個人の所得差はそのまま不動産物件の購買力に直結し、
「物件をどんどん買える層」
と
「頭金を貯蓄するのも難しい層」
にはっきりと分かれてきているわけです。
もっぱら、賃貸市場が安定し続ける意味では不動産投資家としては賃貸ニーズが増え続けることは悪い話ではありません。
個人の投資は個人資産を殖やす目的で行うながらも、不動産投資の場合はここアメリカでは賃貸需要は増え続けているわけですから、自分が購入する物件を居住用ではなく賃貸用物件とすることはそのまま社会に住を提供する行為にもなるわけです。
不動産投資は株のように資金を投下するのみならず、購入時と運用中に様々なドラマがあります。
物件購入時の交渉
購入後の管理期間の修繕交渉
等、自分で現地不動産会社・不動産管理会社とやりとりをする場合はそれなりの苦労が伴いますが、それら一定の労力を投下して初めてリターンが入り始め、長期のバイアンドホールドではより潤沢なキャッシュフローも期待できるようになるわけです。
一度ハマれば、基本的に流動性の低い不動産運用ではほぼ安定したリターンがもたらされることになります。
そのような苦労が実るのは自分へのリターンのみならず、住を必要とする人々に寄与した上でのリターンとなるわけですからある種の違った達成感も沸いてくるものです。
そもそも不動産投資のリターンはテナントが入ってこそ成り立ちますから、あらゆる面でテナントを守りかつ長く暮らしてもらえるような状態を整えてこそ、お互いのウィンウィンになってくるわけです。
そんな賃貸市場としては安定度が変わらないアメリカの不動産市場ですが、前述のようにアメリカ国民全体の中でも好きな物件をどんどん購入し続ける層と、現状では一向に頭金が貯蓄出来ずに一生涯賃貸物件で暮らす層との二極分化が見え始めているのです。
明日、今のアメリカ不動産物件購買層のそれぞれの立ち位置を数字で見ることで「今のアメリカ不動産市場」を総括していきましょう。
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