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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
来年はいよいよ東京でオリンピックが開始されますね。
昭和36年の東京オリンピックではこの時期を好機としてインフラが飛躍的に整い、東海道新幹線開業に代表されるような当時の最新技術を駆使した環境がどんどん整ったことはご存知のとおりです。
2020年の東京オリンピックではどれだけの経済効果が現れるのかは分からないものの、その後の日本経済成長に貢献できるような結果になることを期待したいと思います。
ところでこのオリンピック、初期の古代オリンピックがギリシアで開始されたわけですが当時のオリンピックでは競技成績そのものは今と比較すると比べ物にならないほどレベルが低かったのだとか(憶測です)。
それが正しいとすれば、そもそも当時は競技そのものが神に捧げる宗教的な意味合いが強かったらしいので成績そのものはそれほど重要でなかったのかもしれません。
ところが世界競技そのものは後世においてはかなりレベルが上がることになります。
短距離走などはその典型ですが、昔の100メートル走では世界のトップレベルでも10秒を切ることはなかったのだそう。
ところが1968年10月14日にアメリカのジム・ハインズが10秒の壁を破って人類史上初めて9秒台に記録を伸ばす出来事が起こりました。
そして1970年代、1980年台と続き、1990年代からはいよいよ世界のあちこちで10秒の壁を破る選手が次々と現れてきたのです。
この現象については
「トレーニング方法や外部環境要因の改善の結果」
と言われますが、それと同時に私(佐藤)は自己能力に対する認識も大い影響しているのではないかと思います。
「人類の能力では10秒台が限界だ」
昔はこの認識がごく当たり前だったものが、一人の人物が1968年に10秒の壁を破って9秒台に乗せたことで
「あれ、人類は9秒台いけるんじゃね?」
こんな認識に代わり、先人に続けとばかりに10秒の壁を打ち破る輩が次々と現れたと思うのです。
それは「出来ない認識」が「出来る認識」に代わった瞬間。
このような心理が正しいとすれば、このことは個人の人生においてもかなり重要な意味を持つと思います。
人は無意識に自分の器を決めている
やや生々しい話をします。
資産数百億以上を持つ方々
資産数十億を持つ方々
資産数億を持つ方々
資産数千万を持つ方々
不動産コンサルタントとしてこれらすべての方々にお会いしてきましたが、違った資産を持つ方々には何か特別な差があるのでしょうか。
食べる食事の量
睡眠時間
トイレに行く回数(失礼。。)
これらに差があるかといえば、まず大差はありません。
資産が多かろうが少なかろうが、テレビを見るのが大好きな人はテレビを見る時間に多くの時間を費やします。
働きたい人が仕事に一日の大半を費やす姿は、資産が多い人にも少ない人にも見受けられます(孫正義氏はその典型)。
反対に仕事にほとんど時間を費やさない人もまた、資産が多い人にも少ない人にも見受けられるものです。
要は資産が多い人と少ない人は見た目には何ら違いはなく、資産がいくらあっても人として生活する上での差は全くないものです。
ところが、見た目には差は全くないことは事実ですが私(佐藤)が気づいた資産を多く持つ方とそうでない方の決定的な違いがあります。
それは「自分で認識している自分の器に違いがある」ということ。
分かりやすく、自転車に乗る時のことを考えてみましょう。
おそらく「人生の中で、自転車に乗れたことは一度もありません」という方はそうはいないのでは。
そしてあなたが自転車をこぐ時にいちいち足元を意識しているかと思えば、そんなことはありませんね。
無意識に自転車をこいで、注意は常に前を向いているはずです。
そしてここが重要ですが、
「自分が自転車をこげるのは当たり前」
誰もがそんな認識でいると思います。
けれども、考えてみると自転車をこぐという行為そのものは子供の頃は決して当たり前ではありませんでした。
補助輪をつけるなり
親に後ろを支えてもらうなり
自転車に乗るという出来ない行為に対して転びながらも何度も挑戦していった結果で少しずつ乗れるようになり、果てはそれが「当たり前」になったのです。
実に、所有する資産の差も根本は自分自身が決めている器にあるように見受けられます。
数億の資産を所有する人はその状態が「自分にとって当たり前」だと感じていますし、数百万の資産の方々もまたその状態が「自分にとって当たり前」だと感じているものです。
いわゆる人は無意識にこれが当たり前だと認識するコンフォートゾーンを定めており「そこが自分の居るべき場所」と自分自身で決定づけています。
とどのつまり、お金の巡りも結局は「自分が定めた器」に相応した結果しか発生しないと思うのです。
お金のなかった人が宝くじ等で一気に大金を持つと、数年で散財してしまう傾向がある
多額の資産を所有していた人が失敗して破産の憂き目にあっても、数年で財産を取り戻す傾向がある
この背景にあるのは、
「自分が当たり前と認識している器に戻った」
ことに他ならないのではないでしょうか。
無意識にも認識がそこにあるからこそ「自分にとって当たり前の状態」に戻らないと居心地が悪いものですし、居心地が悪いからその状態に戻るように行動してしまうと思うのです。
このことは不動産業を通して接してきた数多くの方々を観察していて如実に感じます。
そうすると「資産を3億円にしたい」と本当に心から思っているのであれば、資産を3億円持つ状態が「当たり前だ」と感じられなければいけないことになります。
さもなくば仮に何かの拍子で3億円がポンと手に入ったところで、間もなくしてその3億円は消えてしまうでしょう。
不動産投資にしても資産を増やしていく手堅い方法ではありますが、本当は不動産運用以前に大切なのは「自分は運用して資産を増やしていく器がある」と当たり前に思っているか、ここが重要なように思います。
賃貸物件を所有している
家賃が着々と入ってくる
これらが自転車をこぐかの如く当たり前であり、当然のことと認識することが大切なのです。
「自分にとっては不動産を所有して資産を増やし続けるのはごくごく当たり前のこと」
この感覚を身につけることが事程左様に大切ですし、将来に向けて資産形成を考える方々は
「自分は資産○億円を所有している状態が当たり前」
まずはこの感覚を持つことが大切なように思います。
「想像する」のでなく「それが当たり前」と思うことが先決。
とはいえ未経験のことに対してなかなか実感を持つことは難しいと思いますが、実はこの当たり前感は意図的に持つことが出来ます。
お給料のよい方々は昇給するにつれて実際の金額を目にすることでこの感覚が見についていきます。
けれども実際にその金額を目にする前に、この感覚を身につけることも可能なのです。
実際にそんな方々を見てきましたが、また機会改めてそんな人生の不思議にも言及してみたいと思います。
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