FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による売却)コンサルティング案件が増加中です。
・バイヤーエージェントの報酬はバイヤーからお支払い頂きたい
・自宅も自分で売却することでリスティングエージェントへの報酬をゼロにしたい
という方はこちらからご連絡ください。
コンサルティング料金は発生しますが、リスティングエージェント雇用よりは大幅に節約が可能です。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
数日前まで
影の需要(Shadow Demand)
影の供給(Shadow Supply)
についてお伝えし、本年以降に考えられる
現状 ⇒ 供給増 ⇒ 需要増
の順番で推移する可能性について触れました。
ここでお伝えしたことはあくまでも一般論であり、実際の価格変動は全米の中でも地域市場ごとに大きく変化してくることと思います。
本年のアメリカ不動産市場全体としてはもうしばらく上向きに推移していく傾向になろうかと思いますが、今後の政府発表をよく注視しながらタイミングを計っていく必要がありそうです。
ちなみに私(佐藤)自身は
「アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。」
と自分を語る上でアメリカ現地では物件仲介の向きが強く、後者のコンサルタントとしては概ねアメリカ国外にお住まいの日本人の方々を対象としたサービスを展開していました。
アメリカ国内で暮らすほとんどの日本人の方々は英語が流ちょうですし、現地の不動産会社や不動産管理会社とはご自身で連絡して契約を進めることが出来る方々ですから、弊社サービスとしてはアメリカ国内の日本人の方々はコンサルティングサービスの対象になるとは想定していなかったのです。
それが興味深いことに昨年コロナウイルスが広まり始めてからお問い合わせ総数が増える中でも、アメリカ国内からのお問い合わせの割合が随分と増えてきました。
恐らくゼロ金利政策に伴うモーゲージ低金利の影響が大きいものと思いますが、英語での契約サポートは必要とせずとも、市場選びのコツやセカンドオピニオンをお求めになる米国内の日本人の方々が増えてきたのです。
私(佐藤)自身はおそらくこの国で人生を終えることになると思いますが、お問い合わせくださる方々が米国に永住されるにせよ日本に帰国されるにせよ、アメリカ不動産投資を通して将来の自分基金を固めていかれるお手伝いは非常にやりがいがあるものです。
少なくとも今の段階ではお問い合わせくださる方々と私(佐藤)は運命共同体であり、この低福祉国家であるアメリカで暮らしていくのであれば自分基金の構築は必須ですから、ことのほか米国内の日本人の方々への支援にも気合が入ります。
そしてお問い合わせくださる方々が今の低金利に反応しておられるとすればその認識は正しく、とりわけ先のインフレを味方につける意味でも有利になろうかと思います。
そこで米国内の日本人の方々から実働なしのコンサルティング依頼が増えているのですが、その中で頂戴するご質問について今日からいくつかご紹介してみたいと思います。
本日からご紹介する質問内容は複数の方々から聞かれる内容です。
リアルターになる必要はあるでしょうか?
アメリカ国内の方々のコンサルティングを通してよく聞かれるご質問の一つに
不動産投資を展開する上で、リアルターライセンスがあると有利でしょうか?
というものがあります。
アメリカは連邦政府制度を採用しており、その運営は州ごとの縦割り行政になっています。
州が自治区として運営され、各州法に違いがあることは周知のとおりです。
そこで不動産に関する法律も州ごとに若干の違いがありますから、他の職業と同様にリアルターとしての資格も州単位に違ったライセンスが必要となり、リアルターとして活動するのであればその州の資格を取得する必要があります。
一つにはこれが理由で、私(佐藤)自身もクライアントの皆様を物件取得コンサルティングを通して当地にご案内する上では
- 周辺の安全度の情報
- 物件の状態
- 実際の契約
- 現場でのフォローアップ
等は現地で資格を有するパートナーに依頼する必要があるわけです。
そうするとご質問くださる方々が
「不動産資格があると有利ですか?」
と尋ねてこられるときは当然ながらその方がお住いの州のリアルターライセンスということになりますが、そのように尋ねてこられる動機はもちろん
「リアルター資格がある場合とない場合では、不動産投資の結果に違いが出てくるのではないか」
と思われるからです。
結論を言えば、私(佐藤)自身はアメリカの不動産投資を有利に進めるのに資格が必要か否かといえば、
「資格は必要ない」
と思います。
言い換えると、
「リアルターを生業としながら不動産投資で資産を構築したい」
という考えの方でない限りは必要はありません。
理由の一つとして、リアルターライセンスは資格を取得するのみならずその資格を維持するのに馬鹿にならないお金がかかります。
もしも米国内のリアルターの方が本項をお読みであれば全員に頷いて頂けるものと思いますが、最低でも
- 不動産協会
- 自分が所属するファーム
への支払いが定期的に必要になりますし、それに加えてリアルターとして活動する上で必要不可欠なシステムへの定期支払もあったりで月換算でも結構な金額になります。
少なく見積もっても、私(佐藤)の場合は年間に最低でも$2,000以上は出ています(ライセンスを「アクティブ」で維持するだけで)。
リアルターを生業として続けていくのであればこれらの支払いは避けられませんが、不動産投資で物件を購入したいだけであれば割に合わないと思うのです。
もちろんリアルターでないとアクセスできない情報はありますし、リアルターだからこそ有利な情報を得られる場面も否定できません。
初めての地域市場を視察に訪れる際に地元のリアルターやプロパティマネージャーに会いに行くにしても、経験あるリアルターの立場であれば相手の反応が違うことは事実です。
けれどもこと不動産投資に限っていえば、自分自身がリアルターになるよりも
「信頼できるリアルターと長く付き合う」
ことの方がよほど理に適うだろうと思います。
以前、私(佐藤)自身も実践している
でもお伝えしていますが、老後のための自分基金を構築していく上で必要なのは
「自分よりも優秀な専門家達に囲まれること」
であり、リアルターもまた自分チームの一員として信頼できるリアルターを加えておけばよいと思います。
毎月欠かさず投資用物件を購入し続けることはまずないでしょうし、リアルターは自分と相性が合う方を自分チームの一員として迎えておくのがよいのではないでしょうか。
主役であるあなたは全体を俯瞰して判断だけに徹した方が、成果は掛け算式に違ってくるものだと思います。
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