FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による売却)コンサルティング案件が増加中です。
・バイヤーエージェントの報酬はバイヤーからお支払い頂きたい
・自宅も自分で売却することでリスティングエージェントへの報酬をゼロにしたい
という方はこちらからご連絡ください。
コンサルティング料金は発生しますが、リスティングエージェント雇用よりは大幅に節約が可能です。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
アメリカ不動産業界のファイナンシングについてお伝えしています。
不動産業界では
「不動産エージェントは物件契約が開始すると途端に連絡が取りにくくなる」
と言われることがあります。
日本人視点でなく、アメリカ現地人の間でも
「エージェントは契約を取るまで元気に動くが、契約に入った後の対応はかなりお粗末だ」
という評価があるのです。
全員が全員そうだとは言いませんが、確かにその傾向は否定出来ないかもしれません。
ここはあくまでも私(佐藤)個人の観察ですが、
「契約を取ったら(契約開始後のサポートには力を入れず)次の契約を取る方を優先に動く」
この傾向には文化的、或いは感性の違いがあるように思います。
ここは極端なまでの合理主義の現れでしょうし、分かりやすく言えば
「無駄な手続きは一切省く」
そんな傾向が日本よりも強いのは確かかもしれません。
不動産売買の場面では
「不動産エージェントへの報酬はどこから来るのか?」
といえば、それはもちろん
「クライアントが物件を選んで売買契約がクロージングした後」
ですし、一度契約に入ると交渉が頓挫しない限りはクロージング(すなわち自分への報酬)まで進むことになります。
「売買契約に入ってしまえば8割方完了。さあ次へ。」
そんな風にとかく成約に直結する動きだけに集中するエージェントが多い傾向は否定出来ないかもしれません。
本当は契約に入ってクロージングまできちんと導き、かつその後のフォローアップを果たすことにこそ大きなチャンスがあると思うのですが、近視的に動いてしまうエージェントが多いのは残念なことです。
いずれにせよ、これを逆手に取ると
「そのエージェントのコミッションにつながるポイントまでは一生懸命動いてくれる」
ということになりますから、自分自身で全米各地の地元エージェントに依頼する場合には
「契約に入った後は一生懸命動いれくれない可能性がある」
ということは理解した上で割り切った上で上手に付き合うことも大切かもしれません。
Mortgage Brokers(モーゲージ・ブローカー)
そこで昨日は
Mortgage Loan Officer(モーゲージ・ローン・オフィサー)
について、その報酬体系も含めてお伝えしました。
Mortgage Loan Officer(モーゲージ・ローン・オフィサー)の場合は不動産エージェントとは違い、彼らの役割は
「物件契約が開始してからクロージングまで」
です。
「他人に融資する」
という行為は失敗の許されない極めて精密な作業が要求されるものですが、Mortgage Loan Officer(モーゲージ・ローン・オフィサー)の場合はもちろん契約期間中の
Financial Contingency(ファイナンシャル・コンティンジェンシー)
を無事にクリアしないことには自分の報酬につながることはありませんし、その意味では物件契約期間中にこそ限られた時間の中で必死に動く必要があります。
ということは、売買契約期間中に深く付き合うのは融資を引いての契約であれば不動産エージェントよりもむしろMortgage Loan Officer(モーゲージ・ローン・オフィサー)との方がよほどコミュニケーションが密になる場面が多いかもしれません。
Mortgage Loan Officer(モーゲージ・ローン・オフィサー)としても無事に融資審査を通過してもらわないと自分の報酬が入ってきませんから、この時期のMortgage Loan Officer(モーゲージ・ローン・オフィサー)とのやりとりは相当な量に及び、あらゆる質問をぶつけても元気よく返事が帰ってくる期間なのです。
そこでアメリカ不動産売買でモーゲージローンを組む場合、契約期間中は上手にMortgage Loan Officer(モーゲージ・ローン・オフィサー)と付き合うとその時の契約期間のみならず将来に向けての
「借金をコントロール出来る力量」
が着実についてくると思います。
そしてMortgage Loan Officer(モーゲージ・ローン・オフィサー)と同時に知っておきたい存在が
Mortgage Brokers(モーゲージ・ブローカー)
です。
Mortgage Loan Officer(モーゲージ・ローン・オフィサー)の場合は特定の金融機関に所属しており、窓口としてバイヤーの手続きを支援する立場になります。
これに対しMortgage Brokers(モーゲージ・ブローカー)の場合は特定の金融機関に所属しているというよりも、
「クライアントの条件に会ったレンダー(貸し手となる金融機関)を探す」
という立場です。
例えばMortgage Brokers(モーゲージ・ブローカー)を雇って
「自分が求める物件はこれだ」
「この条件で融資が引きたい」
と希望を伝えると、金融機関の中で条件に叶うレンダーを探してきてくれます。
その為、
「自分の条件に最も最適なレンダーを探したい」
そんな時に助けてくれるのがMortgage Brokers(モーゲージ・ブローカー)なのです。
明日に続けます。
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