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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
中途戦略に不可欠となる存在、プロパティマネージャーを雇う際のインタビューについてお伝えしています。
世界中の多くの人々に知られているだろう法則の一つに
「80対20の法則」
があります。
商売でいえば、
「売り上げの80%は20%の商品がもたらす」
「仕事の成果の80%は費やす20%の時間がもたらしている」
生物学でいえば、
「あちこちにうごめく働きアリの中で、本当に働いているのは20%だけ」
「その20%の精鋭アリを集めると、今度はその中の80%は働かなくなる」
など、およそ世の中の事象ほぼ全てに通用するだろう法則として紹介されています。
そしてこの法則に従い、
「仕事の中で何が20%に相当するかを自分で把握している」
「自分はこの20%の仕事にのみ集中する!」
と意気込んで頑張るビジネスマンは日本でもアメリカでも多いものです。
そしてこの「80対20の法則」、私(佐藤)自身は
「この人は自分の仕事に対して成果を手伝ってくれるプロなのか」
を判断する時に使っています。
具体的にはここ数日お伝えしているプロパティマネージャーへのインタビューもそうです。
プロパティマネージャー本人が「80対20の法則」を意識しているかどうかは分かりませんが、少なくとも
「20%に集中して成果を大きく上げようとしている人なのか」
は質問をぶつけていくとよく分かります。
この20%を意識している人は自分が上げる成果に対して自分で差をつけていますし、このような人にこそ不動産事業を手伝ってもらいたいと思うのです。
プロパティマネジメントについては私(佐藤)自身がアメリカ不動産を物件管理からスタートした経緯がありますし、その尺度で話を聞くと
「並みのプロパティマネージャーなのか」
「20%に集中しようと試みるプロパティマネージャーなのか」
はよく分かります。
補足すると、インタビューの後で契約を決めるのは必ずしも「20%に集中することを知っているプロパティマネージャー」である必要はありません。
スタートする上では「並みのプロパティマネージャー」でも十分ですし、「この人は20%に集中する仕事人になれる」と分かれば条件を満たしています。
反対に、インタビューの過程では「平均に満たない(平均に達する見込みのない)プロパティマネージャー」は見抜く必要がああります。
そこでいざプロパティマネージャーを選定する際にはどのような質問をぶつけてみるべきなのでしょうか。
ここでは順番にいくつかの例を挙げてみます。
まずは自分を語る
インタビューに際し、まず最初のステップとしてあるべきは「結構長めの自己紹介」です。
昨日お伝えしたように中途戦略の一貫としてプロパティマネージャーにインタビューするにしても「お互いの相性」を見る必要があります。
具体的には
⇒ このプロパティマネージャーはオーナーである自分の基準に見合っているのか
と同時に
⇒ 自分はこのプロパティマネージャーが期待する基準を満たしているのか
も相手の話を聞きながら理解する必要があると思います。
とはいえ立場としてはこちらが雇う側がこちらですから、当然ながら先方はオーナーである自分に対して丁寧にクライアントとして接してきます。
そうすると語り始める順番はクライアント候補である自分の方からベラベラと話すのでちょうどよく、通常はこちらが話せば話すほど先の話も弾むものです。
そしてここで自分のことを事細かく話すほど相手は聞きながら自分を理解し始めてくれていますし、同時にプロパティマネージャーから自分の考えに対する意見を聞くことで、自分がプロパティマネージャーの期待に合っているか(その期待は合わせられる範囲か)を判断することが出来ます。
長年この業界にいるのか
そしてプロパティマネージャーに対して当たり前のように聞いておきたい質問は
「あなたはこの業界で何年経験を積んでいるのか?」
「自分でも不動産投資を実践しているいのか?」
です。
他人の物件を管理することと、自分で物件を所有して運用することには大きな違いがあります。
業界にどれだけ長く在籍しており、また不動産投資家としてどれくらい経験があるのかは大きな尺度となります。
同時にどのような流れでプロパティマネージャー職にたどり着いたのかを聞いてもよいものです。
プロパティマネジメントとして一番苦労することは?その理由は?
そしてここからが作り話の出来ない、かつ相手が自分と反りの合うプロパティマネージャーかどうかを推し量れる質問になりますが、
「この仕事で一番苦労することは何か?」
「その理由は?」
を聞いてみると、どれだけ深い経験を積んでいるかが具体的に分かってきます。
本当に深い経験を積んでいるプロパティマネージャーであれば、一番苦労することは大概は
「管理業務」
そのものよりも
「クライアントとのコミュニケーション」
を挙げてくると思います。
このあたりの実例を書き始めるとキリがありませんので割愛しますが、その苦労話を聞くと同時に「なぜか」を聞く中でその問題に対してプロパティマネージャーがどのように考えているかが分かり、その考え方や実際にとった対応で自分と気が合うかが分かるものです。
管理を得意とする物件タイプは?その理由は?
またそのプロパティマネージャーが管理を得意とする物件対象そのものも大きな参考になります。
実際には管理会社によって
「うちは〇〇タイプの物件は管理対象としていません」
「〇〇戸以上の物件でないと管理は引き受けていません」
等の規定があるものですが、この情報はプロパティマネージャーその人を知る上で必須とも言えます。
そもそもが自分が希望する物件を管理していない場合は話はそこで終わりますが、自分自身の投資方針に複数世帯も含めるのなら管理を得意とする物件タイプの情報は意外にも大切なのです。
そしてここでもまた
「それはなぜか?」
を聞くことで、自分と相性が合うかがより深く見えてくると思います。
。。。
プロパティマネージャーとのインタビュー時の質問内容の例を挙げてみました。
かくして実際にプロパティマネージャーと話す中でお互いを知り、お互いの相性を推し量る作業は大切です。
先の長い中途戦略を考えると、初期のこの相性を見る作業は十分に時間をかけるだけの価値があるものです。
もしも相性が合わないとお互いが不幸になり、それまでのお互いの時間を無駄にしてしまうことも無きにしも非ず。
その為、インタビューにはしっかりと時間をかけるようにしましょう。
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