FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による売却)コンサルティング案件が増加中です。
・バイヤーエージェントの報酬はバイヤーからお支払い頂きたい
・自宅も自分で売却することでリスティングエージェントへの報酬をゼロにしたい
という方はこちらからご連絡ください。
コンサルティング料金は発生しますが、リスティングエージェント雇用よりは大幅に節約が可能です。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
弊社の特殊な不動産サービスについてお伝えしています。
「FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による物件売却)のコンサルティング」
を物件オーナーの隠れニーズを埋めるサービスとして展開していますが、
「手数料を大きく減少させることで多額のお金を手元に残せる」
という意味でクライアントの皆様には大変喜ばれています。
カリフォルニア州の場合、通常は自分の物件を売却する際には売主は
リスティングエージェント(売主側)… 2.5 ~ 3%
バイヤーエージェント(買主側)… 2.5 ~ 3%
の双方の仲介手数料を支払うことになります。
その仲介料はクロージングの際に
「売却益」
から差し引かれることとなり、エスクロー会社がクロージングの清算時に
1.買主側から頭金以外の残金を振り込み
2.全ての費用を清算(← ここ)
3.清算後の残金を売主の口座に振り込み
の流れで、売主自身が仲介手数料を振り込むことはないものの差し引かれた残りが手元に振り込まれるのです。
そこで少しでも多く売却益を自分の口座に入れる為には
「仲介手数料を省く」
ことは金額の大きい節約となります。
⇒ 自分で売却手続きを全て済ませる
⇒ 専門家(リスティングエージェント)に全て任せる
を比較する時に後者の方が圧倒的に楽に決まっていますが、最低でも数千ドル単位で節約できる上では前者のFSBOも検討の余地があると思うのです。
とはいえ、FSBOを実施するにしても本来はリスティングエージェントという専門家が行うことを全て自分で行うわけですから、事前に然るべき知識がないと務まるものも務まりません。
ましてや物件を売却することは小物をオークションサイトに出品することとはワケが違いますし、もしもその途中段階で間違いを起こして買主側に損失を与えたとなれば賠償責任も発生してくるかもしれません。
その意味では専門家(リスティングエージェント)に任せた方が無難であることは間違いありませんが、反対に然るべきFSBOの水先案内があったとすれば、慌てることなく自分自身で売却を完了させることができると思うのです。
そこでこの水先案内を弊社サービスの一つとしていることになります。
ちなみに
「公のブログに書いて、同業他者に知られると競合が出てきませんか?」
と聞かれるとそれはそうなのですが、そのスキームは真似して頂いて一向にかまいません。
弊社の使命はクライアントの皆様の利益最大化にありますから、むしろ健全な競争でより良いサービスが各社により展開された方が良いと思うのです。
いずれにせよ近い将来はビットコインの登場で広く知られるようになったブロックチェーン技術が進化して
- 不動産物件の所有権管理
- 不動産物件の売買
の双方が早晩、個人で行われる時代になるのではないでしょうか。
そこに残るのはAIには代替え不可能なコンサルティング業務だけでしょうし、先行者の一人としてアメリカ不動産市場ではこの手のサービスは押させておきたいのです。
【免責】
Wedge Realty ConsultingがFSBOコンサルティングサービスを提供できるのはカリフォルニア州内の物件に限られます。
他州の物件でFSBOをご希望の方は別途ご相談ください。
このような場合はFSBOが有利
そこで最初に
「自分はFSBOでいくべきか?」
を検証するポイントを押さえておきたいと思います。
ここまではFSBOによる経済的利益については触れましたが、結論から言えば
「買主がすでに決まっている」
「知り合いの〇〇さんから購入希望を頂いている」
このような場合、FSBOを検討する余地が大いにあります。
物件を市場に出す場合、最大のポイントは当然ながら買主を見つけることです。
けれども買主を見つける通常の流れでは市場に出す以前に
1.最低限の修繕を行う
2.シロアリ・害虫駆除を行う
3.大掛かりな屋内外の清掃を行う
4.ステージング(専門業者を雇い、魅せる物件に整える)を行う
5.一般MLSに掲載する(必要に応じてリスティング用写真の専門家を雇う)
というステップが必要になりますが、
「すでに買主はいる」
ということであれば上記1~5は全てスキップ出来ることになり、直ちに売買契約に入れることになります。
この場合はオフマーケット売買として落ち着いて契約が進められますから、すでに買主がいるという場合FSBOはぜひとも検討したいオプションです。
もしくは仮に
- 現時点で買主はいない
- けれども自分は時間を十分に費やせる
- 物件売却の一通りの流れを自分でやりながら学びたい
という場合もFSBOを検討されるとよいと思います。
私(佐藤)自身はもちろん
住居用物件
商業用物件
のどちらもFSBOで進めていますが、手続きが特殊すぎて戸惑う部分もあるかもしれませんが、終わってみると
「なんだ、自分でもやれるじゃないか」
という感想に落ち着くものです。
明日に続けます。
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