昨年以来、米ドルで資産運用を志す方々からのコンサルティング依頼が急増しています。
弊社ではアメリカ不動産コンサルティングに加え、州規制当局に登録されるRegistered Investment Advisor (RIA)としてアメリカ国内での資産運用全般のコンサルティングも提供しており、内容は不動産投資以外となりますが、初心者の方々からのご質問を総括する意図で株や債券に関するまとめ記事を1月7日から期間限定であげさせて頂きます。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
「浮気をする者は、必ずまた浮気する」
「万引きする者は、必ずまた万引きする」
「カンニングする者は、必ずまたカンニングする」
そんな風に、
「原則、〇〇の癖は治らない」
と断ずる人がいます。
もちろん例外はあると思いますが、けれども
「〇〇の行動を起こす人は、早々にその行動が正されることはない」
とはあながち外れてはいないかもしれません。
平等な言い方をすれば
⇒ 良い行い癖のある人は良い行動ばかりする
⇒ 悪い行い癖のある人は悪い行動ばかり起こす
と言えるでしょうし、結局のところその人の
- 言葉
- 行動
の双方はなぜ同じ習慣を繰り返すのかといえば、
「言葉と行動は心根から生ずる」
からだと思うのです。
そうすると、自分の言葉と行動を良い方向にコントロールするには
「心根を健全に育てる」
ことが大切なのかもしれません。
そして今の時代、この心根は相当意識していかなければならないと思います。
過去に何度か、不動産売買の取引で無茶な条件を出されたことがありました。
彼ら/彼女らは確かにビジネスセンスがあり、俗にいう
「1億円プレーヤー」
です。
お金の知性に優れ、商売のコツを知り、グイグイ前に出て売り上げを伸ばしていきます。
その実力は自他ともに認められるべきですし、仕事の能力としては文句なし。
ただし、彼ら/彼女らが出してくる取引の条件はあまりにも貪欲すぎて閉口してしまいました。
経営ではよく
「数字は嘘をつかない」
と言われますが、こと商売の取引においては
「出される数字と条件は嘘をつかない」
がより適切なのかもしれません。
取引条件で提示される数字と条件に驚く時、その数字と条件は恐らくその人が心から
「適正だ」
と感じたものが出されているはずです。
これまでも同様の考え方で同等の数字と条件を提示し続けてきたのでしょうし、それに対して私(佐藤)がどうこう言う資格はありません。
けれども
「原則、〇〇の癖は治らない」
ですから、
「このタイミングでこの数字と条件を出してくる欲張りな人は、少なくとも自分は合わないな」
と判断した場合、基本的に私(佐藤)はフェードアウトするのです。
「今回はこうでも、次回はいい感じになるだろう」
などと我慢するものでもありませんし、それ以前に
「クライアントよりも自分の利益を中心に考えている」
ことがあからさまな数字と条件であれば、お付き合いは最初からお断りなのです。
噂は瞬く間に
もちろん私(佐藤)は自分のことを
「倫理的にしっかりしている」
「人間的に出来ている」
などと微塵にも思いませんし、言っても
「それが人間でしょう」
のレベルです。
自分の心根は良いなどと言える人は自惚れもよいところで、誰だってそんなことを考えるだけで顔から火が出る想いではないでしょうか。
けれども、少なくとも商売においては
⇒ クライアント利益
⇒ 自己利益
のどちらを至上とするべきかは理解しなくてはいけませんし、取引する相手もその心根が
「クライアント利益中心なのか」
「自己利益中心なのか」
はよく見極めねばならず、前者であろうとする姿勢がないのならお付き合いは避けた方が良いと思うのです。
特に今の時代、昨今ではウクライナとロシアの戦争で改めて証明されたとおり
「出来事は瞬く間に世界中に伝播し、たちまち周囲の反応と行動が現れてくる」
ものです。
私(佐藤)が知る限り、現代史で
「侵攻に反発し、その侵攻から1週間足らずで相当数の企業が当国から徹底した」
という事例はほとんどなかったのではないでしょうか。
今のような情報化社会になる前は、事が起きてから1週間ではせいぜい
「〇〇で侵攻が始まったらしい」
という認知が世界に広がる程度だったはずです。
そしてこのことは個人の行動においても全く同じことが言えます。
「個人の心根は瞬く間に世界中に知られてしまう可能性がある」
「その心根に対して周囲の者はすぐに反応してくる」
という今の時代は
「自分の心根の結果は波紋のように瞬く間に広がる」
と言えるでしょうし、良くも悪くもその跳ね返りが早い時代です。
言葉が心根をつくる
そして
「言葉と行動は心根から生ずる」
とはいうものの、現実には
「言葉が心根を形成する」
とうのが真実なように思います。
結局のところ
「言葉が人生をつくる」
とは極端ではないでしょうし、私(佐藤)自身は
「人生のキモは言葉にある」
を信じる派です。
「人を呪わば穴二つ」とはその通りで、人生で起こる全ての大元は結局は自分が発する言葉と行動に真因があるもの。
「世を恨み人を恨み。。」
よりも
「これを肥やしに」
「自分の忍耐はこの方のおかげで鍛えられた」
「自分の人生、きっとよくなる」
そんな言葉に置き換えた方が
- 顔の表情
- 行動
はどちらも前向きで明るいものに変化していくはずです。
そして常日頃から繰り返される良い言葉が習慣を生み出し、心根をつくり、
「類は友を呼ぶ」
での式で、心根に相応の相手が目の前に現れてくると思うのです。
そんな風に考えると
「情報化社会は生きづらい」
ではなく
「加速度的に自分を躾けていける時代」
「心根が指数関数的に人生に影響する時代」
と言えるでしょうし、私(佐藤)自身は
「今の時代に生まれて本当にラッキーだ」
と心から感じています。
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