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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
再ブームが期待される10都市
Atlanta, Georgia(ジョージア州アトランタ)
Raleigh, North Carolina(ノースカロライナ州レイリー)
Dallas-Fort Worth, Texas(テキサス州ダラス・フォートワース)
Fayetteville-Springdale-Rogers, Arkansas-Missouri(アーカンソー州/ミズーリ州フィヤッテビル・スプリングデール・ロジャーズ)
Greenville, South Carolina(サウスカロライナ州グリーンビル)
Charleston, South Carolina(サウスカロライナ州チャールストン)
Huntsville, Alabama(アラバマ州ハンツビル)
Jacksonville, Florida(フロリダ州ジャクソンビル)
San Antonio, Texas (テキサス州サンアントニオ)
Knoxville, Tennessee(テネシー州ノックスビル)
についてお伝えしています。
ブーム = 高い需要
であり、ブームが起こり得るか否かは将来の需要を見立てることで見えてきます。
たった今はパンデミック以降の資産バブルが萎む傾向にある中で
1.それでも価格が上昇し続ける市場
2.価格がほどんと変わらない市場
3.価格調整が進む市場
の3種類の市場に分かれ、その中でも特に
「それでも価格が上昇し続ける市場」
「価格がほどんと変わらない市場」
に関しては回復も早く、かつ現在は価格調整が進んでいたとしても
「経済の底が固い」
ということであればそれだけ早い時期に回復が見られることが期待されます。
NAR(全米不動産協会)が予想する10都市について市場の今をスナップショット的に見ていきましょう。
Atlanta, Georgia(ジョージア州アトランタ)
まず最初に見ておきたいのが回復が最も早いと期待されるジョージア州アトランタです。
当地の物件価格は近年
このように推移しており、パンデミック以降に価格がハイペースで上昇した後、昨年夏のピークタイム以降に価格調整が始まっていたことが分かります。
そこで当地の人口推移としては
このように2010年以降は急激な人口増加が続きその勢いは現在まで続いています。
2023年1月現在の人口は
522,328人
と発表されており、2029年までに
569,600人
まで人口が増加するとの予想。
特に2020年以降の人口増加は4.73% (23,613)増と著しく、不動産需要の要素として根本的に大切な人口増に関しては全く心配がなさそうです。
またアトランタ市の平均世帯所得は年間$106,300となっており、中流階級層が多い印象です。
このことはアトランタ市場での賃貸需要の高さが数字として表れており、当地では安定した投資活動が期待できそうです。
そこで実際に雇用機会はどのように変化しているのかといえば、U.S. Bureau of Labor(アメリカ合衆国労働省)によるとアトランタ市の非農業部門雇用者数の前年比較は
上のように推移しています。
濃い青が全米平均で薄い青がアトランタ市の数値となりますが、こうしてみるとアトランタ市の雇用は常に全米平均を上回っており、昨年10月の時点でも前年比で5%の上昇が確認できるようです。
かくしてアトランタ市場はポテンシャルを見ると確かに不動産需要は長期的に続いていくことは間違いありません。
Raleigh, North Carolina(ノースカロライナ州レイリー)
ノースカロライナ州レイリーもまたパンデミック以降に不動産価格が大きく上昇し続けた、東海岸では有名な不動産投資対象地域の一つです。
昨年からここまでに価格調整が進んでいて然るべきですが、NAR(全米不動産協会)の予想では2023年にいち早く復活するだろう市場の一つとのこと。
ところが回復どころか価格は
上のように推移しており、2008年以降は前回の不動産価格大暴落により2012年あたりまで下がり続けたもののその後は順調な価格の伸びが続き、2021年からは破竹の勢いで価格が上昇し、かつ昨年2022年に多少伸びが鈍化したのみでその後も価格上昇が続いていることです。
そこで今後の不動産価値の推移を示唆してくれるだろう人口推移に目を向けると
このように鋭角にグイグイ登っていく様がハッキリと分かります。
当地の人口はパンデミック以前から増え続けており、2023年1月時点で
486,796人
です。
2020年以降の人口増加は
3.64% (17,098)像
と発表されており、こちらも極めて手堅い人口推移が期待できます。
レイリーそのものはノースカロライナ州では2番目に大きな都市であり全米ではその規模が40番目に数えられていますが、この人口推移では2023年以降も住宅への需要は増加し続けそうです。
また当地の雇用数は
(出典:米労働省ホームページ)
このようにパンデミック直後こそ大量の失業で混乱が起こったものの、それ以降は回復して今日まで雇用者数が伸び続けていることがよく分かります。
ノースカロライナ州レイリーもまた、力強い不動産需要が続いていく市場の一つと言えと思います。
明日に続けます。
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