アメリカ不動産への直接投資、プロ案件への出資で将来の自分基金を着実に育て上げていきましょう。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
『株である程度稼いだら、不動産に入れたらいいよ』
という助言の理由は、やはり不動産が安定しているからでしょうか。
という質問を頂戴しました。
株よりも不動産の方が安定しているかといえば、まず土俵が全く違う為に単純に比較することは出来ないように思います。
ただし私(佐藤)自身はアメリカ不動産投資にかなり偏っているだけに、ある程度資金が貯まったらアメリカ不動産に投資される方々の気持ちはよく分かります。
特に
「この方はよく分かっているな」
「この資産の動かし方はうまいな」
と思えるのは、
- 株
- バカラ賭博(極端な話)
- 仮想通貨
等で、瞬間不足で短期間にして増えた資金を不動産に投じる方々を見る時です。
その思考の背景にあるのは、冒頭の質問にあるとおり「安定」もあることは間違いないように思います。
投資の世界でボラティリティ(Volatility)という言葉が多用されますが、ボラティリティ(Volatility)とは市場における価格変動の変動幅を表す指標のことを指します。
簡単に言えば、その価格がどの程度変動しやすいかを示す指標です。
一般的にボラティリティは金融商品の過去の価格変動幅から算出され、過去の価格変動幅が大きければボラティリティは高くなります。
当時にボラティリティが高い場合、価格の変動幅が大きくリスクが高くなるとされています。
その典型が株式投資です。
そしてボラリティを軸に語ると、不動産はその正反対にあり、不動産価格が明日は大きく跳ね上がり、明後日には大きく下がる、ということはほぼ考えられません。
近年その下落が最も顕著だったのはパンデミック直後、経済が無理やり止められた直後でしたが、その時ですら「明日の朝には価格が急降下した」ということはありませんでした。
そしてアメリカの不動産市場の場合も、その流動性が低いとされています。
流動性が低いとは一度不動産を購入した場合、すぐに売却することができない、という意味です。
その理由は
売買手続きに時間がかかる
不動産を売却する場合、売却手続きや契約書作成、書類の確認などが必要です。これらの手続きには時間がかかり、売却までに数ヶ月から数年かかる場合がある。
需要と供給のバランスが影響
不動産市場においては、需要と供給のバランスが価格に大きな影響を与える。
需要が高い場合は価格が上昇しますが、需要が低い場合は価格が下落するため、売却する際に価格が期待するほどに得られない場合もあり得る。
地域的な要因が影響
特定の地域市場においては、需要が高く価格が上昇する一方、他の地域では需要が低く価格が下落する傾向があるため、売却する際に地域的な要因が影響する。
といったところですが、まとめると、株式と不動産の違いでいえば
株 … ボラリティが高く、流動性が高い
不動産 … ボラリティが低く、流動性が低い
という違いがあります。
すなわち株式投資からの利益の一部を不動産投資にもってくるということは、
「流動性は高いけれどもリスクも高い投資から、流動性は低くもリスクの低い投資に移動する行為」
とも言えるわけです。
長期軸を持つ
これらを踏まえた上で、株式である程度大きくなった資金を不動産投資に振り分ける方々の具体的な理由には、下記のような点が挙げられると思います。
安定的な収益性
不動産投資は、安定した収益を得ることができることが多いため、株式投資よりもリスクが低いことは間違いありません。
特に不動産を賃貸物件として所有する場合には家賃収入が安定的に入るため、安定した収益性が期待できます。
資産の多様化
多くの投資家は資産の多様化を図ることでリスクを分散させる傾向があります(佐藤はかなり偏っていますが。。)。
株式投資だけではなく不動産投資を組み合わせることで、リスク分散効果を高めるわけです。
長期的な視野
不動産投資は、長期的な視野で行われることが多いため、株式投資と組み合わせることで長期的な資産形成を図ることが出来るのも大きなポイントです。
インフレ対策
よく不動産はインフレに対して比較的強い資産と言われますが、それが事実か否かは、今回のパンデミック後の今を見ても分かるとおりです。
不動産投資によって、インフレに対するリスクを軽減することができます。
これらの理由により、株式投資家がその一部を不動産投資に振り分けることはよくあることです。
不動産投資は株式投資と比較して初期投資や維持費用が高くなることがあるために投資前にリスクや収益性をよく検討することは必要ですが、それでも安定をポートフォリオに加えたい場合は、不動産投資はその選択肢の代表格となり得るのは間違いないと思います。
けれどもその一方で、
「不動産投資は現物と付き合わねばならない」
「管理会社とのやりとりが億劫だ」
そんな風に考えて今一つ前に踏み込めない方々がいることも事実です。
そこで不動産と気楽に付き合える必要はあるのでしょうか。
今回は不動産をポートフォリオに加えたいけれども、現物と付き合いたくないという、一見矛盾する投資手法について見ていきましょう。
明日に続けます。
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