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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
今日は、不動産売買を行う際に「家族や親戚をエージェントとして使うことのリスク」について触れておきたいと思います。
家族が不動産エージェントだと、つい頼みたくなる気持ちもわかります。
それでなくとも不動産売買は素人にとってはハードルが高く、身内が専門的な知識を身に着けているのなら、つい頼りたくなってしまうもの。
けれども
専門的な知識に頼らねばならない取引 = 感情面が大きく揺れ動く場面が多い取引
これは不動産売買のみならず、およそ高額な取引では言える関係です。
何も考えずに帰るたこ焼きとは違い、 不動産売買となると相応の感情が揺れ動くことになります。
この点、米国で著名な財務専門家であるデイブ・ラムジー氏も、家族をエージェントとして利用することには強く警鐘を鳴らしています。
デイブ氏は最近も自身のラジオ番組で、義理の母親をエージェントに使うべきか迷っている相談者に対し、
「絶対にやめるべきだ。痛い目に遭うことになる」
と忠告しています。
なぜ家族を不動産エージェントに使うことがこれほどリスクが高いのでしょうか。
家族をエージェントとして起用した場合、取引がうまくいかなかった際に余計に感情的な対立が起きやすくなります。
例えば価格交渉や修理対応で意見が対立すると、その後の家族間の関係に長期的な影響を及ぼす可能性があるのです。
赤の他人のエージェントであれば、クロージングまでの一時的な付き合いの為になんら問題はありません。
けれどもエージェントが親族だと、最悪の場合、後々の親族の集い等で顔を合わせる度に
「あの時は。。」
とお互いが苦い思いをしてしまうことになりかねないのです。
とある不動産ブローカーの体験では、過去の顧客が叔父をエージェントに使い交渉がこじれて家族関係まで悪化してしまったケースがありました。
また私が直接知る方でも
「義理の弟をエージェントに使ったが、不備が多かった」
と未だに不満をこぼしています。
また不動産取引には客観性と冷静な判断が必要ですが、家族間では感情が絡みやすく、正しい判断ができなくなることがあります。
もちろん必ずしも全ての家族取引が失敗するわけではありませんが、成功するためには最低でも以下の条件が必要になるかと思います。
・エージェントが十分な経験とスキルを持っていること
・最初から取引を完全にビジネスとして扱う明確な合意があること
これが整えば、家族間であっても良い結果を得られる可能性はあります。
そうすると、身内をエージェントにするか迷った場合はどうすれば良いのでしょうか。
前でのラムジー氏は、経験豊富なエージェントと共同で取引を進める「共同リスト(Co-listing)」の活用を推奨しています。
1.身内のエージェントが補佐的役割を担い
2.経験豊かなエージェントが交渉や書類作業を主導する
ことで家族間の感情的なトラブルを避けつつ、プロフェッショナルな結果を得るというのです。
そして主になるエージェントは、常に以下のポイントを必ず確認しましょう。
・過去の取引件数や地域での専門性
・直近の取引実績や交渉スタイル
・実際に利用した顧客のレビュー
不動産売買は非常に大きな経済的影響を伴うため、家族だからという理由だけでエージェントを選ぶのは避けるべきです。
大切なのは、経験と実績、そして相性。
家族関係を守りつつ安心して不動産取引を進めるためにも、エージェント選びは慎重に行うようにしましょう。
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