FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による売却)コンサルティング案件が増加中です。
・バイヤーエージェントの報酬はバイヤーからお支払い頂きたい
・自宅も自分で売却することでリスティングエージェントへの報酬をゼロにしたい
という方はこちらからご連絡ください。
コンサルティング料金は発生しますが、リスティングエージェント雇用よりは大幅に節約が可能です。
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こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
2日続けてご質問シリーズで項を上げます。
頻繁にご質問メールを頂きますが、興味深いことにお寄せいただくご質問内容はその時その時に一定数の「傾向」が見受けられます。
当ブログをお読み続け下さる方々は不動産投資に熱心な方々が多いのですが、頂戴するご質問は時期によって共通するものが多いのです。
例えば昨年末から増えてきたお問い合わせは「プロミゾリーノート投資」でした。
✔ ただ生活に安心がほしいだけ
✔ ハイリスクハイリターンはいらない
✔ 手堅く、受け取る額が変わらないリターンが欲しい
✔ 何かあった時の投資の保証が欲しい
そんな手堅く7%程度で資産を殖やしていくローリスクミドルリターンのプロミゾリーノートに人気が集まり、お問い合わせが増えてきました。
そのまま年が明けてコロナウイルスの影響が一気に世界中に拡散。
資産保全を目的として、不動産物件と関連性のあるプロミゾリーノートに現金を転換する目的の方々が更に増えてきました。
担保物件そのものは中西部を中心とするキャッシュフロー型の物件ばかりである上にLTV(Loan to value ratio:物件価値に対する融資の割合)は低く抑えてあり、リスクヘッジは十分に考慮されています。
また、ここから先に不動産価格が下がってくるとフリップ業者はより活発に動き始める為にプロミゾリーノートのニーズは更に高くなることが予想されるのです。
そんな風に昨年末からはプロミゾリーノート投資に対する問い合わせが増えてきた時期でしたが、本年4月から増え始めた新たな類のお問い合わせがあります。
それは
カリフォルニア市場で売買仲介をお願い出来ますか?
というものです。
キャピタルゲイン市場を狙う
当ブログを度々お読みくださる方々は不動産投資に研究熱心な方々が多く、アフターコロナの時期を見計らったお問い合わせを多々頂戴し始めています。
今の時期にカリフォルニア市場に対するお問い合わせが増えてきたのはなぜでしょうか?
想像に容易いと思いますが、それは
「カリフォルニア市場に間もなく好機が訪れる」
と読んでいる方々が多いからです。
そしてそれは高い確率で間違いではなく、久しくカリフォルニア市場を様子見してきた方々にとってはその時が近づいていることはほぼ間違いないと思います。
ここで、カリフォルニア州の物件価格の推移をインデックスで見てみましょう。
いかがでしょうか。
カリフォルニア州も不動産バブルに沸き、とりわけ2003年からは急激に価格が上がり始め、2006年にはピークを打っていたことが分かります。
そこから2012年に底値を打つまで、ジェットコースターの如く相当な落ち込みが続きました。
その後近年までは不動産価格が2006年の水準に戻り、かつそれ以上に価格が上昇してきていたことが分かります。
それでは価格が上がったからバブル状態に戻ったのかと言えば、そうは言い切れません。
そのことも上記のグラフを見れば分かる通りで、少なくとも2000年初頭の不動産バブルに向かい続けた時期とは勢い(角度)が違うことがハッキリ見て取れます。
いずれにせよ2020年に入ってから途端に始まったコロナウイルスの影響により世界経済はここからますます減速することは避けられず、昨日もお伝えした理由でアメリカ不動産も価格が下がってくることが予想されます。
その意味では、上記のカリフォルニア州の物件価格推移は2025年までの間にどんな曲線を描くのでしょうか。
1929年以降の大恐慌を参考にするのであれば全米平均では4ポイント下げていましたから、その時と全く同じ下がり具合になるのであればカリフォルニア州では10ポイント前後でしょうか。
もしくは大恐慌レベルではないくらいに失業率は上がり、上記の如くカリフォルニア州では再び400ポイントを下回るレベルにまで下がるのでしょうか。
この点は誰にも正解は出せないと思いますが、一つだけ分かっていることは
「ここから先、カリフォルニア州を含むアメリカ不動産が上昇すると見る材料は存在しない」
ということです。
佐藤の守備範囲は
その意味では
「カリフォルニア州も不動産価格が下がってくる」
と踏んでお問い合わせをしてこられる方々は見立てが間違っていないと思います。
そしてこのことは何もカリフォルニア州に限った話ではありませんが、私(佐藤)がお薦めするのは
1.最低でも夏までアメリカ不動産市場の様子を見る
2.夏場の時点でベクトル(景気後退に伴う行く末の方向)を確認
3.「2」のベクトルの角度で購入時期を検討
という段取りを取ることです。
昨日もお伝えさせて頂いたばかりですが、たった今は焦らず、むしろ買いは控えた方がよいと思います。
せめて夏までは様子を見て、その後の方向性を定めていかれるとよいのではないでしょうか。
。。。
つい市場の説明に力が入ってしまいましたが。。
冒頭のご質問に対するお答えですが、私(佐藤)の方でカリフォルニア市場の物件売買仲介は可能です。
厳密には、オレンジ郡を中心とする南カリフォルニア地域が佐藤の専門となります。
実際には月の半分は国内外に出張に出ていますが(経済が再開されたら再び出ます)、物件案内を含めて直接的にカリフォルニア州物件の売買のお手伝いをさせて頂きます。
ちなみにライセンスを有しない州での不動産投資支援に関してはコンサルティング料をお願いしており、各州の
- 地元リアルター
- 地元不動産管理会社
- 地元業者
とパートナーシップを組んで支援させて頂いています。
その一方で南カリフォルニアの場合は私(佐藤)が直接的にバイヤーエージェントとして支援が可能となりますので、不動産投資目的の売買でも無償で投資観点のアドバイスはご提供させて頂いています。
そのサポート範囲はオレンジ郡の下記のエリアが中心です。
(アルファベット順に)
Aliso Viejo(アリソビエホ)
Anaheim(アナハイム)
Brea(ブレア)
Buena Park(ブエナパーク)
Costa Mesa(コスタメサ)
Cypress(サイプレス)
Dana Point(デイナポイント)
Fountain Valley(ファウンテンヴァレー)
Fullerton(フラートン)
Garden Grove(ガーデングローブ)
Huntington Beach(ハンティントンビーチ)
Irvine(アーバイン)
La Habra(ラ・アブラ)
La Palma(ラ・パルマ)
Laguna Beach(ラグナ・ビーチ)
Laguna Hills(ラグーナヒルズ)
Laguna Niguel(ラグーナニゲル)
Laguna Woods(ラグーナウッズ)
Lake Forest(レイクフォレスト)
Los Alamitos(ロス・アラミトス)
Mission Viejo(ミッションヴィエホ)
Newport Beach(ニューポートビーチ)
Orange(オレンジ)
Placentia(プラセンティア)
Rancho Santa Margarita(ランチョサンタマルガリータ)
San Clemente(サン・クレメンテ)
San Juan Capistrano(サンフアンカピストラノ)
Santa Ana(サンタアナ)
Seal Beach(シールビーチ)
Stanton(スタントン)
Tustin(タスティン)
Villa Park(ヴィラパーク)
Westminster(ウェストミンスター)
Yorba Linda(ヨーバリンダ)
上記のエリアでしたら投資目的も含めてお引き受けは可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
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