FSBO(For Sale By Owner:物件オーナー自身による売却)コンサルティング案件が増加中です。
・バイヤーエージェントの報酬はバイヤーからお支払い頂きたい
・自宅も自分で売却することでリスティングエージェントへの報酬をゼロにしたい
という方はこちらからご連絡ください。
コンサルティング料金は発生しますが、リスティングエージェント雇用よりは大幅に節約が可能です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。
先日
【速報!カリフォルニア市場】物件販売数と物件価格が下がり始める
の項でカリフォルニア市場の変化の始まりについてお伝えしました。
正直なところかなり驚いたのですが、上の項は閲覧者数が通常の40倍以上に昇り、当ブログ開設以来即日に読まれた項ではNo.1となりました。
本日に至るまで通常より遥かに多いアクセスが続いており、アメリカ不動産価格の変化について関心を持たれる方々がそれだけ多ことが分かります。
同時に、これほど多くの方々に読んで頂けることは素直に情報発信冥利に尽きるというものです。
当ブログは皆様のおかげをもちまして年間365日毎日更新でアメリカ不動産情報をお届けしていますが、書きたいことは後から後から泉のように湧いてきます。
そんな嬉々とする中でも常に心がけているのは
「専門的な言い回しを極力避けて、日常会話でアメリカ不動産の今を伝える」
という課題です。
例えばトランプ大統領。
その人となりや政策についてはノーコメントですが、トランプ大統領が公の場で話す時の英語は率直に素晴らしいなと思います。
Everyday English(エヴリデイ・イングリッシュ)と呼ばれる、日常会話で使われる言葉で支持者に対して語りかけているのです。
一つの戦術と言われればそうなのでしょうが、私(佐藤)も物事は極力シンプルな方がよいと考える口ですし、不得意な分野を分かりやすい表現で伝えてくれる専門家は本物のプロだと思うのです。
翻って私(佐藤)自身は文章がまだまだ稚拙なのですが、極力専門的になりすぎないように読み手目線で分かりやすい説明と表現を心がけていきたいと思います。
これからも引き続きお読み頂ければ嬉しいです。
ベクトルの動きを見極める
4月からとりわけ
商業物件
住居物件
の双方において、売買仲介の依頼に関するお問い合わせが増えつつあります。
アメリカ不動産市場の価格が落ちてくるだろうことは以前から多くの方々が気づいており、カリフォルニアのようなキャピタルゲイン市場でも久しぶりに購入しやすい状況が現れることはほぼ間違いありません。
この点、昨年までは「4年間減価償却」を投資目的とされる日本人投資家の方々から多くの支援依頼を頂戴していましたが、
「カリフォルニア市場の物件で減価償却を」
と希望される方々にはすべからく
「やめておかれた方がよいです」
と率直に伝え、実際に価格が下がっても安全な中西部の物件をお薦めしていた経緯があります。
正直なところ、不動産価格が下がり始める一番のきっかけがコロナウイルスという目に見えない原因になるとはさすがに分かりませんでした。
けれども投資目的の方々には昨年までカリフォルニア市場の物件を避けて頂いたことは自体は間違っていなかったと今更ながら胸をなでおろす次第。
それと同時に、ここからはカリフォルニア市場の物件を求めてこられる方々が増えるだろうことは論を待ちません(実際にお問い合わせ数が増加中)。
「ニーズを読み取り、先回りして欲しいものを目の前にお出しする」
これが商売の基本と心得ますから、今の時期には
・複数の大手銀行関係者からの物件情報収集
・各地域市場での取引専門業者の追加
・取引サポートシステムの拡充
に集中して時間を割いています。
新しい展開が必要な時には
「一点突破」
これにつきます。
- 人的ネットワークによるアライアンス
- システマチックな取引サポート体制
この双方を充実させていきますので、お問い合わせくださいました皆様方は乞うご期待ください。
そして昨日までにお伝えした住居物件取得にあたる佐藤のサポート方法は
分母となる論理部分を佐藤が固める
可能な範囲で分母にバーチャルリアリティ内覧も含める
固めた分母の上で物件を選定頂く
というものでした。
実際には今はオファーを出すには早いですし、カリフォルニアのみならず全米の不動産傾向はしばらくは注視する必要があります。
ベクトルはお辞儀し始めたばかりですから、そのベクトルの先がどこまで下を向くかを見定めるのが今の時期です。
そして答えを先にいえば、
「ベクトルが下を向く動きが止まり、向きが定まった時」
ここがオファーを検討し始める理想の時期です。
この点は波乗りと一緒で、角度が定まった瞬間がボードの上に立ち上がるべきタイミングです。
現実の世界では、この時期になるとアメリカ全土においてほぼ完全な買い手市場と化しているはず。
そこで買い手としては、そこから自分の立ち位置で最高の手でオファーをかけていくのです。
詳細のテクニックは控えますが、繰り返しのオファーにより入り口戦略を満足なレベルで整えられる確率は高まることと思います。
実際には、とりわけ自分の住居物件を購入される場合はそこまで利回りにはこだわらない方々が多いものです。
この場合は私(佐藤)も必要以上に鼻息を荒くすることはありませんが、それでも長期所有であればこそ損をするような物件をお見せするわけにはいきません。
投資目的でなくデザイン性を重視される場合でも、売却時にはキャピタルゲインで過去の出費を十分に吸収できるレベルにはもっていきたいものです。
現在お問い合わせくださる方々には事前にそのあたりを十分にお伝えし、手堅い分母の中で自由に物件をお選び頂きたいと考えています。
かくして、今しばらくはベクトルがお辞儀する様子を観察し続けていきましょう。
投資案件をメールマガジンで無料購読。
下記よりメールアドレスをご登録ください。